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最終更新日:2025/4/28
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部署名総合技術研究所
仕事内容ありえないを実現するために研究を重ねています
私は大学までインドで生まれ育ちました。大学では、廃棄物でコンクリートを作る研究を行なっていました。鹿児島大学の先生がお越しになられていた学会で、発表する機会があり、その時のご縁で鹿児島大学大学院に交換留学生として来たのが日本での生活の始まりです。その後大学院を卒業後、博士課程を卒業し、3年間研究員として鹿児島大学に残り、サスティナブルなコンクリートの研究を続けていた縁もあり、17年4月にインフラテックに入社しました。入社後は、シラス台地の素材を使ったコンクリートの研究など、持続可能な社会の構築のための研究にチャレンジしています。
ある新製品を主担当として、デザイン・開発した時の話です。試作品の納期が迫ってくる中、納期の前日に大きな失敗をしてしまい、「どうしよう」と目の前が真っ白になったことがありました。その時に、チームのみんなが、「ここをこうしよう」「ここはこの部署に言ってこういう協力をしてもらえないか」など案出しから協力してもらい、どうにか完成させることが出来ました。それまでも、研究や開発に従事する中で、チームで動くことはありましたが、ここまで親身になってくれるチームを知りません。私たちは常に、「今の非常識」、つまり「ありえない」を実現するために日々取り組んでします。その過程では「もうダメだ」と脳裏によぎる瞬間が訪れます。でもこのチームがあるから失敗を恐れずチャレンジすることもできるのだと思います。
次世代、子どもたちが大人になったときにより豊かな社会を特に意識しているのは「今の常識を疑うこと」です。発想段階では「ありえない」と思われるようなことでも、無限の可能性を信じて、持続可能でより豊かな社会に貢献していき、未来の子供たちに誇れるような仕事をしていきたいですね。
持続可能な社会を実現する今、社会では、さまざまな環境問題が叫ばれています。その一つが脱炭素への取組みです。コンクリートは人々の生活を支えるとても重要なものですが、その主原料であるセメントの製造時に大量のCO2が発生しています。インフラテックでは、脱炭素社会を目指し鹿児島の地特有のシラスを使った製品開発など環境問題の解決に取り組んでいます。
目の前の波にとりあえず乗ってみる私は交換留学で1年という期間があったこともあり、「この機会も何かの縁だ!せっかく機会があるのだからチャレンジしてみよう!」という思いから、日本での生活が始まりました。それがいつの間にか、日本で家族もでき、もう10年日本で過ごしています。元々インドから海外へ出るという選択肢は、持ち合わせていなかった私からすると、想像もしていなかった人生を歩んでいます。人生には、コツコツ努力することも大事だと思いますが、それ以上に「目の前の波にとりあえず乗ってみる」ということが大事だと思います。なぜなら、人生の大半を過ごす仕事は「誰かのために」するものだからです。自分が「行きたい場所」を探すこともいいですが、「求めてくれる場所」という波に乗るのも大事なことだと思います。ぜひ、飾った自分ではなく、素の自分を「求めてくれる場所」へ飛び込んでみてください。その先に、思い描いていた未来に辿り着けると思います。