最終更新日:2025/4/28

(株)ナミキ

  • 正社員

業種

  • 不動産
  • 建設
  • 建築設計
  • 住宅
  • 不動産(管理)

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

不動産のフィールドの中で、自分に最適な活躍の場を見つけることができます。

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ジョブローテーションも魅力です!

土地活用の提案から物件の設計・施工、賃貸仲介・管理、リフォームまでの住まいに関する幅広い事業を展開する(株)ナミキ。各部署の最前線で活躍する2名に、仕事内容からジョブローテーションについても伺った。

★高橋 優介さん/建設営業部/2023年入社/経営学部卒(写真右)
※「高」の字は正式には「はしごだか」表記となります。
大きな金額を動かし、お客様と喜びを共有する仕事がしたいと不動産業界を志望。当社担当者の学生への気配りに感銘し、同社への入社を決意した。

★獅子倉 祐斗さん/賃貸営業部/2021年入社/経済学部卒(写真左)
学生時代に、人と接する仕事がしたいと思うようになる。当社を選んだのは、自宅の近くに店舗があり、地域密着型の姿勢に惹かれたから。

これが私のセールスポイント

コミュニケーション力とリーダーシップには自信があります。この長所から、困った時には周囲の方に助けていただくこともあります。(高橋さん)
負けず嫌いな性格です。特に月末に思うような結果が出ていない時は、自分に喝を入れ、より一層親身になってお客様のお部屋探しに力を入れています(獅子倉さん)
営業同士の競い合いやライバル意識よりも、みんなで目標を達成しようという社風だ。誰かの成績が芳しくなければ、まわりがサポートすることも多くあるという。

1年目から大規模案件を受注し、新人賞獲得で自信を得ました/高橋さん

私が所属する部署では、土地開発を行うデベロッパーに対して工事の受注活動を行っています。お客様から土地の情報をいただき、設計を担当する当社の関連会社と打ち合わせをしてRC造賃貸マンション「エフィーレ」をご提案。受注に至り、実際の工事が始まってからも、現場に何度か顔を出し、物件を引き渡すまで対応します。
建物の高さ制限がある中で、「エフィーレ」は4階建てを売りにしてきました。最近ではそれが主流になりつつあるものの、当社では早くから実績を積んできたことから棟数も豊富です。低層マンションで多く用いられる、柱と梁の代わりに耐力壁で建物の荷重を支える壁式構造も「やっぱりナミキがいい」と言っていただくことも少なくありません。

当社の場合、1年目は新規開拓が基本です。初めてのお客様にいきなりお会いするため、緊張してしまって質問に対して即答できないことも何度かありました。そんな私にエルダーの先輩社員や課長がよく同行してくれて、いつも励ましてもらっていましたね。入社前は、社会人生活は厳しいだろうと覚悟をしていたのですが、礼儀作法は求められるものの、職場の雰囲気はいたって穏やか。職場にも、すぐになじむことができました。

初めての受注は、1年目の秋のこと。先輩の力を借りてではありますが、3億円規模の案件で“こんなに大きな仕事ができるんだ”と感動した覚えがあります。その後の成績は順調で、新人賞も受賞。この先もお客様に丁寧な対応を意識しつつも、表彰いただけるような成績を保ちたいと決意しました。もちろん営業ですから、好不調の波はあります。結果が出ない時は原因を分析し、まずは自分なりの解決策を考えます。それでもうまくいかなければ、上司や先輩にアドバイスを求めるよう意識していますね。

2年目を迎えた今は自ら開拓したお客様と良好な関係を保ち、定期的に仕事をいただけるようになっています。私が意識しているのは、つねにお客様に満足していただくこと。工事をするのは技術職の方ですが、営業として最初の段階から関わっている以上、段取りよく進めるための注意を払いながら今後も対応していきます。

お客様やオーナー様からの信頼が、実績につながる仕事です/獅子倉さん

私は賃貸仲介を行う「ちゃおちゃおハウス」の店舗に勤務しています。賃貸物件のご紹介を始め、物件のアピールやオーナー様との賃料に関する打ち合わせ、他の業者さんへの物件紹介などの多岐にわたる業務を日々行っています。入社前は“お客様のご希望にマッチする物件のご紹介ならできそう”とシンプルに考えていたのですが、私たちに対してストレートに想いを述べていただけるお客様は決して多くありません。短い時間の中で、いかに本音を引き出すかが大切な仕事だと痛感しています。

さらに物件周辺の道路、施設などの知識も求められます。お客様と一緒に現地に向かう際も、営業がカーナビに頼っているのではお客様を不安にさせてしまいます。私は道を覚えるのが苦手でしたが、最初の頃は何度も道を通って写真を撮るなど、工夫をして覚えたものです。営業スタイルに関しては、エルダーの先輩も丁寧に教えてくれましたし、私自身でもいろいろな先輩のやり方を見ては、いいと思った点を自分のものにしていきました。

私が思う営業としての腕の見せどころは「気に入る物件がなかった」というお客様に、いかにご満足いただくかです。そのために条件の見直しをお勧めしたり、家具の配置やベッドサイズ、料理や趣味の話などのあらゆる情報をお聞きし、住まれてからのイメージを描いていただけるようなご案内ができるように努めています。当社の場合、自社の管理物件も多い分、ご契約の開始日などをある程度融通を利かすことができる点でも好評をいただいています。

そうした姿勢が実り、新人時代からこれまで何度か表彰の場にも呼んでもらいました。月に6件ほど、繁忙期になると月平均8~10件ほどの成約を達成しており、"今後も表彰されたい"という思いが、モチベーションになっています。4年目を迎えた今は、入社当初の本店から池袋店へと変わり、さまざまなタイプのオーナー様と接する機会を与えてもらっています。オーナー様の所有物となる物件を、大切に扱っていると思っていただけるよう、話し方や情報のご提供に気を配っていますね。

地域に貢献でき、活躍を正当に評価してくれる点が醍醐味です!/高橋さん・獅子倉さん

今はまだ2年目なので成長段階ではありますが、大きな契約を達成できた時に仕事のやりがいを感じます。加えて取引先の方々、当社の物件に住む方たちの笑顔を想像すると、人のお役に立てているという実感も得られます。当社で週に1度開かれる、設計職と営業職との合同勉強会では、コミュニケーションの取り方や建物の構造などについてしっかり学べる環境があるので、入社後には宅地建物取引士の資格を取得。また、職場の人間関係も良好です。上司と休日を一緒に過ごすこともあり、所属している野球部で他部署の方とも交友関係を深めることができています。

ジョブローテーションに関してはまだ未経験ですが、いろいろな仕事が経験できるうえ、今の部署で頑張りたいという意思も尊重してくれるため、自分自身が活躍できる場所を見つけやすい制度だと思います。今後は昨年同様、上期・下期共に表彰、3年目には主任をめざします。そして30代になった時には、課長のような管理職になっていることが大きな目標です。
(高橋さん)

仕事でやりがいを感じるのは、ご契約時にいただく「口コミ」で、いい評価を得られた時です。中には私が担当させていただいたお客様が、再度引っ越しをされる際にご連絡をいただくこともあり、とてもうれしく思います。そして当然ながら、営業職としての実績を残した時の達成感も格別です。
池袋店は、店長と私、事務員の3名という少数精鋭の店舗ですが、その分仲もよく店長から直接学べる点もメリットです。私は社内の阿波踊り同好会にも所属しています。新入社員を中心に参加を呼びかけているのですが、地域のお祭りでみんなで一致団結して踊ったり、その後に宴会をするなど不動産の事業以外でも、地域を盛り上げているという実感が得られるひとときです。

ジョブローテーションは、私も未経験ですが、入社時から魅力を感じていました。別の部署に行けば、また見える景色も変わるに違いないと楽しみにしています。
賃貸営業では毎月表彰があるため、つねに上位をめざすことが目標。年次を経ても初心を忘れず、この部署にいる限りは店長をめざしていきます。
(獅子倉さん)

学生の方へメッセージ

企業研究の時期には、これまでの人生を振り返り、何をしている時が楽しかったか、どんなことに関心を持ってきたかを書き出すなどして、それを企業選びのヒントにするといいでしょう。
ちなみに不動産業界は、衣食住という生活の基礎の1つを担うだけに、責任の大きさはもちろん、人がいる限り無くならない仕事だと思っています。

その一方で、働き方は各社によって異なります。特に営業職に関しては“若いうちにたくさん稼ぐ”など、成績を上げるために個人プレーで活動をする会社もあります。逆に当社などは会社を1つのチームと捉え、みんなで目標を達成しようというスタイルです。だから上司や先輩もサポートは惜しみませんし、同期同士でも「くよくよしないで頑張ろう」と支え合っている姿をよく目にします。どんな働き方が自分自身に合っているかを、この機会にじっくりと考えてみて下さい。

そして何より学生生活では、つねに周囲にアンテナを張り巡らせましょう。例えば、ロック好きの人なら、たまにはクラシックを聴いてみるなど、今までにあまり経験してこなかったことにチャレンジしてみるのも1つの手です。そうして得た情報や経験は、あなたの引き出しとなり、今後の活動や社会に出てからも必ず役に立つはずです。
(人事担当)

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「会社にとって社員の育成と成長は不可欠。当社には5つの職務等級制度もあり、それぞれ期待する業績水準や行動レベルを明示し、成長を促しています」と人事部長。

マイナビ編集部から

住まいに関わる幅広いサービスをワンストップで提供する「総合建設不動産ビジネス」を確立した(株)ナミキ。活動フィールドの広さという特徴を人材育成に活かしたのがジョブローテーション制度だと言えるだろう。
これは若手を中心にさまざまな部署を経験してもらい、住まいに関するスキルや知識を向上させると共に、自身のキャリアパスについて考えてもらうことが狙いだ。

必ずしも強制ではないため「今の部署での仕事を極めたい」という意思も尊重してくれる。逆に「自分が何に向いているかを知りたい」という人にとっても魅力的な制度となっている。今回、取材に登場した2名はいずれもジョブローテーションは未経験ながら、その話し振りからも興味津々という印象を受けた。

加えて同社は成増を拠点に、地域密着の会社として87年の歴史を有しており、経営基盤は磐石だ。そうした中、代替わりにより30代半ばの社長が誕生。いいものは残しつつ、DX化の推進など新たな戦略もどんどん打ち出していて、若手社員たちの士気も高まっている。
いわば第二の創業期とも言える転換期を迎えており、その意味でも将来が楽しみな会社と言えると取材を通して感じた。企業研究では、そうした側面にも着目してみるといいだろう。

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「お客様と社員の心地よい生活空間を創造し、提供することで社会および地域に貢献する」が理念。建物と人を結び付け、東京で100年続く街づくりに挑戦している。

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