国民の生活基盤を支えるインフラ整備や頻発する自然災害の復旧・復興支援など、今も国の基幹産業として建設業が果たす役割は大きい。しかし、工事に必要な建設機材を保有することは、建設会社にとって経済的に大きな負担となり、経営面でもリスクになる。そこで必要なときだけ建設機材をレンタルするニーズが増え、レンタル事業が成長してきた。今ではこの市場は一兆円を超え、今後さらなる成長が期待できる。
イマギイレは、建設機材をレンタルする事業を展開し、成長してきた。たくさんの競合会社があるが、イマギイレの特徴は何だろうか。まず、大手建設機械メーカーである、小松製作所が資本参加しているというのは特筆すべき点だろう。資本参加のおかげで、ブランド力のある小松製作所の建設機材を主力商品としてレンタルできるのが強みだ。他にもウイルス対策をはじめとする季節商品やプラント・砕石のための産業機械を取り扱うなど、新たなことにチャレンジしているのも注目すべき点だろう。同じレンタル事業を行う会社でも、細かく見れば必ず違いがある。その点を見比べ、納得いくまで考えれば、きっと自分に合った会社が見つかるはずだ。