最終更新日:2024/8/22

ダイキンエアテクノ(株)

業種

  • 設備工事・設備設計
  • ビル施設管理・メンテナンス
  • 建築設計
  • 環境・リサイクル
  • 専門コンサルティング

基本情報

本社
東京都

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

快適空間の創造を通じて、人々の命と暮らしを守る!事業活動を支えるやりがいと誇り

  • 機械系 専攻の先輩

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施工管理の若手・リーダー・トップが語る省エネエンジニアの魅力

『ダイキンエアテクノ』は言わずと知れた『ダイキン』グループの省エネエンジニアリング会社。空調機器を含めた建物の工事やメンテナンスを通じて人々の暮らしや事業運営を支える使命と、日々の喜びや苦労を伺った。

<写真左から>
◆田部 淳二さん 工事部・部長
2005年入社/工学部卒
◆宮田 匡隆さん 工事部・課長
2014年入社/工学部卒
◆和田 光平さん 工事部
2021年入社/電気情報システム工学(高専)卒

ココが仕事の醍醐味!

「空調設備は食と住にかかわる必要不可欠な存在。普遍的なニーズに応えつつ期待を超える成果を目指し続ける面白さや喜びが、仕事に向かう最大の原動力です」(田部さん)
「稼働中の物件の工事はさまざまな苦労も伴いますが、だからこそ完工時の達成感はひとしお。お客さまから感謝されることも多く、やりがいは大きいですね」(宮田さん)
「最初から完璧は難しくても、及第点から始めて10点、また10点と加点式に上を目指し続けられる。日々成長が実感できるからこそ、挑戦意欲も高まります」(和田さん)

任される責任が成功体験を通じて自信と誇りになり、さらなる挑戦意欲を駆り立てていく/田部さん

当社は、主に『ダイキン工業』製の空調設備の導入や設備更新を手がける省エネエンジニアリング会社です。お客さまの顔ぶれはオフィスビルから工場、商業施設、医療・福祉施設、公共施設まで多種多様であり、既築物件の改修工事を請け負うことが多いです。また、病院や福祉施設など入院患者さまや利用者さまがいる中での改修工事は、安全・円滑な計画の遂行が絶対使命。段取り・判断ひとつ間違えばエアコンの稼働開始時期に間に合わず、過ごしづらくさせてしまったり、協力会社にも予定外の負担をかけてしまったりする可能性もあります。その意味では、まっさらな建物に一から設備を導入する新築物件とは異なる難しさがあり、現場の安全・品質・工程管理を一手に担う施工管理職の責任も重大です。

それでも私が「これほど面白くやりがいのある仕事はない」と思うのは、空調環境の更新・改修は、単にその空間をより快適にするためだけのものではなく、そこで働く人たちの業務効率を改善させたり、光熱費の抑制につながったりと、お客さまの利益に直結するからです。また環境に配慮した空調システムへのリニューアルは、お客さまのCSRにもつながります。営業、設計、施工、保守・更新まで各部門が連携し“快適空間”を一気通貫でトータルプロデュースする当社では、チーム一丸でプロジェクトをやり遂げたときの達成感も絶大。管理職となった今では直接現場を担当することはありませんが、過去に手がけてきた物件を見かけるたび、この仕事をとても誇らしく思います。

私が意識的に若手に大きな現場を任せるのも、自身のそんな経験から。もちろん『ダイキン』の看板を背負って仕事を請け負う以上、お客さまとの打ち合わせには私が立ち合い、難易度の高い工程では背後でしっかり見守りますが、フォローはしても極力口を出さないのがスタンス。そうすると、面白いもので、はじめは工程立案ひとつままならなかった若手もどんどん積極的・行動的になり、その成功体験を自信に変えてその後も飛躍的に成長を続けていくのです。それぞれの考え方ややり方で「この物件は自分の仕事」と胸を張れる実績をつくれば、「次はもっと難しい仕事を」と挑戦意欲が駆り立てられるもの。その積み重ねを陰ながら支えていくことこそ、後進の育成を担う私の最大の使命と考えています。

最大の強みは、顧客ニーズにワンストップで応えるメーカー直系&自社一貫のエンジニアリング力/宮田さん

施工管理職として、工事計画の立案や安全・進捗管理、予算管理、業者の手配や調整などを行っています。建築関係の現場監督を務めた前職も、基本的な業務の流れは同様でしたが、“建物が完成したら終わり”の建設工事に対し、当社では完工後も自社のサービス部隊がその後の運用を一貫してサポート。メーカー直系のエンジニアリング会社ということもあって、製品の性能・スペックに関する情報伝達も早く、お客さまのニーズに迅速かつ一体的に応えられる体制が大きな強みと感じています。

入社以来、大小さまざまなプロジェクトに携わってきましたが、なかでも特に印象に残っているのは、ある郵便局のエアコン更新工事。総予算2億円超、工期約1年間にも及ぶビッグプロジェクトだったことに加え、お客さま先には担当窓口が複数あり、担当者ごとに意見が異なるなど、打ち合わせから段取り、各工程の進捗報告まで、とにかく苦労の絶えない現場でした。その中で私が常々意識したのは、できる限り丁寧にコミュニケーションを重ねること。日々の挨拶や変更点の報告はもちろんのこと、ひとつ工程が完了するたびに「予定の作業が終わり、次はこの工程に移ります」といった細かな進捗も報・連・相を徹底。それは情報共有の目的もありますが、何より、お客さまとの接点を増やすことで、いつでも気軽に声を掛け合える信頼関係を築きたいと思ったからです。その結果、予定になかった部屋の工事を追加で任せていただけたこともあり、こまめなコミュニケーションの重要性を改めて実感しました。

そんな私も2023年4月に課長職を拝命して以来、担当現場を持つ機会はずいぶん減り、代わりに後輩たちの成長を支え、見守る喜びを味わえるようになってきました。中国支店工事部は、率いる田部部長の人柄や指導もあって意欲ある若手が大勢活躍しています。とはいえ、経験が浅いうちは、現場での細かな配慮が至らないことも少なくありません。そんな中で私が担うべきは、彼らのささいなミスや失敗を実務レベルで未然に防ぎながら、その挑戦をしっかりと後押しすること。困ったり悩んだりしている後輩がいれば逐一相談に応じながら、誰もがさらなる飛躍を目指したくなるような環境づくりに寄与できたらと思っています。

開かれた活躍の舞台と万全のフォロー体制、柔軟な働き方がさらなる挑戦を後押ししてくれる/和田さん

学生時代は、電気系を広く学び、専攻科では主に風力発電について研究を深めました。そんな私が当社を志望したのは「100年先もなくならないであろう業界」を目指した結果。空調設備に照準を定め、『ダイキン』の知名度や「設備設計に携わりたい」という理由で当社への入社を決意しました。

入社後、実際に配属されたのは工事部でしたが、知識ゼロの私がこれまで働き続けられたのは、その環境があまりにも恵まれていたからです。上司や先輩方は「施工管理とは何か」すら知らない私を常に気にかけて丁寧に指導してくださりましたし、現場に出ればお客さまから直接「ありがとう」と声をかけていただける。さらに、フレックス制度が導入されている当社では、仕事の状況やプライベートの予定次第で柔軟に出退勤時間を調整可能。比較的余裕のある時期は昼出勤&夕方退勤の“時短勤務”で自分時間をしっかり充実させ、働くときはとことん働く。そんな柔軟な働き方が、私にはとても合ったのです。

確かに右も左も分からない現場に最初は戸惑うこともありましたが、当社は入社後約2週間の導入研修から、施工管理に必要な専門知識を一から学べる技術研修、3年かけて社会人スキルをじっくり学べる階層別研修まで、成長環境は万全。特に3年目に学んだヒューマンスキル研修はとても学びが多く、相手の反応を予測して言葉を選ぶメソッドは、お客さまや協力会社との日々のコミュニケーションはもちろん、私生活でも大いに生かされていると感じています。

さらに心強かったのは、若くてもどんどん新しい仕事に挑戦させてもらえる開かれた組織風土。施工管理は経験がモノを言う仕事で、机上の学びだけでは“使える”知識やスキルはなかなか得られません。その点、当社では2~3年目に数千万~億単位のビッグプロジェクトを担当させてもらえ、着実に経験・実績を積み上げることができます。私自身、2年目で億単位のプロジェクトを任されたときはさすがに驚きましたが、かといって決して初めから“丸投げ”されるわけではありません。背後には常に頼れる上司や先輩が構え、ミスやトラブルの芽を見つければすかさずフォローしてくださります。その安心感があったからこそ臆せず挑戦を重ねてこられました。入社前は設計を希望していた私ですが、今ではこの工事部でこれからもさまざまな案件に携わりたいと考えています。

企業研究のポイント

企業研究では「成長環境の有無」と「組織の柔軟性」はぜひ押さえていただきたいポイントです。

学生時代に高度な知識・スキルを身に着けても、それがその後数十年にわたって通用することは稀です。将来の活躍・飛躍を導くのは、前向きな学びと経験の蓄積。その点、当社は文系・理系を問わず「空調の専門知識」をゼロから学び、長期的な研修制度を通じて「ヒューマンスキル」を高め続けられる環境があります。技術的・人間的研鑽の両軸で継続的な成長を支え、一人ひとりが目指すキャリアと自己実現を全力で後押ししています。

一方、科学技術は日進月歩で進歩し、市場のニーズも変容し続けています。地球温暖化や燃料費高騰など社会課題が山積の近年、企業の責任や役割も多様化し続けています。長く働き続けられる舞台に出合うには、古い慣習にとらわれず時代の要請を敏感につかみ、しなやかに変化し続ける企業を見極めることも非常に重要です。

そのうえで、忘れてはならないのは、残り少ない学生時代を有意義に過ごすこと。人間的に魅力を感じれば「この人(たち)と働きたい」と思うのは、学生も企業側も同じこと。人として信頼できるか。苦労や挫折を乗り越える気概があるか。そんな自身の強みを示すためにも、学業や部活動、バイト、趣味など、何かひとつでもいいので全力でやり切りましょう。
<人事総務部・部長/阿部 真也さん>

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現役社員の“生の声”に勝るリアルな情報はありません。入社前後のギャップを極力ゼロに近づけるためにも、OB訪問や会社見学、インターンシップを積極的に活用しましょう。

マイナビ編集部から

皆さんは「新3K」という言葉をご存知だろうか。これは「給料がよい」「休暇が取れる」「希望がもてる」を意味する言葉だ。この言葉が表す通り、業界ではDXの加速や働き方改革の推進により新3Kの実現に向けた取り組みが活発になっている。その中でも、業界に先駆け革新的な取組みを進めてきたのが『ダイキンエアテクノ』である。社内での積極的な働きかけにより有休消化率や育児休暇取得率は大幅に向上し、3年離職率も改善。まだ道半ばながら、若い人材が安心して働ける環境が着実に整いつつある。

また今回お話を伺った3名からは、同社の社風を感じ取ることができた。後輩の成長を力強く後押しする田部さん、宮田さん。先輩・上司の温かく丁寧な指導のもと、若手のうちから責任ある仕事に挑戦している和田さん。このように社員同士が信頼し、支え合う風土があるからこそ、一人ひとりの社員が安心して挑戦し、成長を遂げているのだ。

そして、同社が取り組む社会的課題はそれだけではない。扱うのは地球温暖化と隣り合わせの空調システム。昨今、節電や温室効果ガス問題が叫ばれているが、年々厳しさを増す夏の暑さから人々の命や経済活動を守るためにも、空調システムはより一層なくてはならない存在となるだろう。
だからこそ、同社が地球環境の改善に向けて取組む意義は大きく、その存在感や事業の可能性も、今後ますます広がっていくに違いない。

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環境負荷が避けられない製品を扱う仕事ゆえに、その負荷軽減にも大きく寄与できる。環境や社会の課題に高い意識を持つ人にとっては、大いに挑戦できる舞台となるはずだ。

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