最終更新日:2025/4/14

(株)J-POWERハイテック

  • 正社員

業種

  • 建設
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  • ガス・エネルギー
  • プラント・エンジニアリング
  • 設備工事・設備設計

基本情報

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東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

「電気を作り守る現場」で働く、先輩社員へインタビュー

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電気、土木、事務の現場で活躍する若手社員を紹介

同社では全国各地の発電設備や、さまざまな部署が連携して「エネルギーを供給する」仕事を担っています。ここでは3名の若手社員から、それぞれの現場でのお話を聞きました。

■可児 洋介さん(取材当時)
発電事業本部 発電部 2013年入社 

■野田 佳寛さん(取材当時)
発電事業本部 北山川事業所 土木グループ 2017年入社

■倉島 賢人さん(取材当時)
総務部 総務グループ 2016年入社

先輩社員の仕事風景

発電所が毎日きちんと稼働しているのは、河児さんたちの目に見えない活躍があればこそ。抜群のチームワークで、今日も設備の安定を守り続けている。
年次や経歴にかかわらず、良い意見は積極的に取り入れる風土が根付く同社。「若手を育てようという意識を感じるので、自分もそれに応えられるよう成長したい」と野田さん。
日本全国で働く社員をバックアップすることが倉島さんたち事務職のミッションだ。 会社の舵取り役として社内外に跨る多種多様な業務を遂行し、会社の中枢を担っている。

再生可能エネルギーに、未来の可能性を感じています――河児さん(電気職)

私は学生時代から再生可能エネルギーにずっと関心を抱いており、将来はこの分野で仕事をしたいと考えていました。この会社のことは学校の先生に勧められたことをきっかけで知り、全国で水力や風力発電の建設や保守管理を手掛けていることから興味を持ちました。入社を決めた理由は、保守管理を担っている施設や設備の数が多く、豊富な経験ができそうだったから。設備を安定して長く動かす仕事は、再生可能エネルギーの発展に対する大きな貢献になるのではないかと思ったのです。

入社後は北海道の事業所へ配属となり、水力発電所やダム、配電線など多岐にわたる電気設備の点検や保守作業、古くなった設備の補修などを担当しました。トラブルを少しでも減らし、電力を安定して供給することが我々のミッション。設備の安全を守り、長く稼働させるために欠かせない仕事です。当時の自分にとって新たなチャレンジとなったのが、初めて主担当として送配電設備の更新を任されたこと。すでにあるものを撤去して新しく据え付けるので、契約~計画~施工までの仕事の重みが違うと感じました。それまでは一部だけの担当しか経験がなかった自分にとって、仕事の流れを最初から最後まで学び、多くのことを吸収することができたのは大きな財産になったと思います。自分の担当した設備が元気に動いているのを見ると嬉しくなりますし、大きな達成感が味わえます。

そうして仕事をするなかで実感したのは、チームワークの大切さ。万一のエラーやミスが起きても、報告・連絡・相談が早いほど、修正もしやすくなります。自分で常に心がけているだけでなく、グループとしてエラーをなくすことが大事。幸いこの会社は、上司や先輩・後輩との関係性がとても良好ですし、わからないことがあっても丁寧に指導してくれる社内風土があるので、安心してスタートすることができると思います。また、私は独身寮に住んでいるのですが、寮での仲間たちとの交流も盛んで仕事の情報交換をすることもあります。現在はJパワーへ出向中で、管理業務が中心になりましたが、入社当時からの想いに変化はありません。化石燃料はいずれ尽きるし、太陽光発電もまだこれから。水力や風力は昔からありますが、再生可能エネルギーとして今後もまだまだ大きな可能性を秘めていると感じます。

現場の第一線で活躍できる。仕事への情熱とやりがい――野田さん(土木職)

私はダムの現場で働くことが学生時代からの夢だったので、就職活動を進めるなかで当社と出会い入社を決めました。

入社後は発電事業本部に配属となり、水力発電設備の保守・管理から工事の施工管理まで幅広く担当。季節や水位の変動によって現れるダムのたわみや漏水量などの諸測定、建造物に劣化や異常などの不具合箇所をチェックする巡視点検などのダム管理をするのが日々の業務です。けれども、私たち土木技術者の仕事はこれだけではありません。計測や点検での結果をもとに、補修計画の立案や補修および改修や更新工事の施工管理などを行うのも私たちの大切な役割です。

入社2年目では、現場責任者に抜てき。現場責任者を任されてすぐ、ダム背面にある巡視路階段の取り替え工事を担当しました。その現場は、高さが100メートル以上もあるダムなので、少しのミスが大事故につながってしまいます。先輩方の力を借りながら、無事故無災害で竣工できたときは、大きな達成感を感じました。若手の意見を積極的に取り入れ、若手のうちから大きな仕事を経験させてくれることが、私自身の成長にもつながりましたね。

3年目からは、最下流にある小森ダムで当直勤務を担当。保守・管理業務の中でも、最も緊張感が高まる放流業務に携わっています。特に台風が接近するときは、緊張した空気が張り詰めますね。上流のダムと連携しながら、放流計画を立て所員総動員で出水対応に努めます。私も気象情報の確認や関係各所への通知などを行いながら、洪水吐ゲートの操作を行いました。改めて自分の仕事の社会的影響力の大きさを認識する経験になりましたね。 これからも人々の安全で豊かな暮らしを支えるため、水力保守業務と工事施工管理、どちらもこなせるようなプロフェッショナルを目指していきたいです。

事務職でも電力の安定供給への貢献を直に感じることできる、魅力ある仕事です。――倉島さん(事務職)

学生時代から、「社会貢献ができる仕事に就きたい」と考えていた私は、日常の生活にかかすことができないエネルギー関連企業にターゲットを絞り就職活動をしていました。
その中で当社に出会い、入社を決意。入社後は関西事業所(和歌山県)で、送電線の保守・管理にかかる用地交渉に従事してきました。
一口に交渉といっても、送電線下の土地の賃貸借管理にはじまり、樹木伐採や工事車両の駐車に対する許可の取得にいたるまで、その範疇は多岐にわたります。土地所有者だけでなく行政や監督官庁との折衝までこなすなかで多くの人々に出会い、とても勉強になりました。
また時には現場へ直接赴き、送電線下の現地確認を行うこともあります。事務職ではありますが、電力の安定供給に携わっている責任感を直に感じることができ、充実した日々を送ることができたと思います。

2021年4月からは本店へ異動になり、現在は主に本店ビルの営繕管理、各種会議体の調整、会社規程の管理、J-POWERグループで発行する広報誌や自社の会社案内、ホームページの編集・作成などを含めた広報業務などに携わっています。業務を進めるうえでは関係各所との密な連絡調整が重要になるため、自らの足で関係者を回りコミュニケーションすることで、業務が円滑になるよう心掛けています。広報業務では、全国の事業所から広報誌掲載用の情報を集め、ときには自ら地方へ出向き社員への取材や原稿の作成を行います。和歌山で勤務していた時とはまた別の角度から、グループにおける当社の重要性や自身の業務の奥深さを再確認できます。

このように当社における事務職は、一日中社内でデスクワークをこなすだけではなく、社外での業務も少なくありません。電力の安定供給に携わっていることを直に感じることできる魅力ある仕事であると考えています。会社の縦と横のつながりを潤滑にして、業務を滞りなく遂行してもらうための「かなめ」的な存在。ですから、これからもわたしにかかわりのあるすべての方と連携を密にしつつ、皆様から認められる仕事を心がけたいですね。

学生の方へメッセージ

当社は電力大手J-POWERグループの一員として、水力発電分野及び送変電分野を中心に、ダムなど全国各施設の設備機器管理と保守を一手に担う会社です。人々の暮らしになくてはならない電気にかかわる私たちの仕事は、職種を問わず、安全に仕事を進めるためのチームワークが最も重要になります。そうした背景もあって、社内には明るく協調性を重んじる社員やコミュニケーションを大切にする社員が集っています。今回登場した社員たちのように各人が専門性を持って活躍していますが、業務に必要な知識や技術は1から学べる環境が整っており、人を第一に考え、若手の成長のために支援を惜しまない風土が根付いています。

こうした会社の中のことを知るには、インターンシップや説明会に参加してみるのが一番です。社員と直接話すことで、直感的に感じ取れるものがあると思います。私も学生の方とお話しできる機会にはできる限り丁寧に説明し、質問や不安にもしっかり答えていくつもりです。当社について気になることは、何でも聞いていただければと思います。

(総務部 人事労務グループリーダー 木下 健太郎)

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「再生可能エネルギー」「電力の安定供給」が当社のキーワードです。興味のある方は勿論ですが、事業の将来性や社会貢献度にも注目いただきたいですね。

マイナビ編集部から

我々が円滑な社会生活を営むうえで、最も重要なインフラのひとつである「電気」。この電気の安定供給を支えているJ-POWERハイテックの社員のみなさんは、どの方も誇りに満ちた表情をしている。しかし、インタビューをしていると、一様にその語り口から気負いは感じられず、仕事を心底楽しんでいる様子が見てとれた。それは社員そのものを「財産」として大切にする、同社の社風によるところが大きいのではないだろうか。

また、全国に展開する事業所のメンバーは、行く先々で地域に溶け込み、地域から信頼を集める存在であることも、業務に対するモチベーションを支えているという。
チームワークが欠かせない同社では、会社と個人、そして個人と個人のつながりをより良いものとするために、OJTやOFF-JTという日常の研修から、資格取得への奨励金ほか研修制度が充実している。また全国に完備した社宅や単身赴任者の帰省費用といった、福利厚生も見逃せないポイントだ。さらには健康管理や 社員同士のコミュニケーションにも役立つTHP活動の予算を設けているのだという。
このような手厚いサポート体制の中で自身のスキルを伸ばせるJ-POWERハイテックは、離職率年間1.5%という数字も特筆すべきことだ。この事実からも、いかに社員の職務満足度が高い組織か理解してもらえるだろう。電力分野でキャリアを積みたい人にとって、ぜひ注目していただきたい企業だ。

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社員同士のコミュニケーションを深めるのもTHP活動の一つ。休日を利用して河口湖へ楽しくハイキング。

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