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最終更新日:2025/5/3
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部署名千葉生産7課
本社での新入社員研修の後、千葉工場の製造現場に配属されました。千葉工場では様々な製品を作っているのですが、私が配属されたのは半導体加工に使用されるものの中でも最先端の感光材を製造している現場でした。最先端という事もあり、その製品の規格は従来品よりも厳しいものを要求されています。そのため原料から厳しく管理され、細かな製造の手順や反応溶液の温度なども厳密に決められています。これらを研究開発や品質管理の方と協力しながら、工程中に問題がないか、工程中の分析値は規格内に入っているかを都度確認しながら生産を行っています。また、ほんの少しの不純物の混入で製品が規格外れとなり、出荷不可となってしまう可能性もあるため、細心の注意を払いながら作業に取り組んでいます。
入社4年目に新しい製造設備を始動するメンバーの一人に選ばれた時でした。その際には試運転やそれぞれの装置の洗浄、製造する製品についての会議や文書の作成など仕事は多岐にわたり、かなり大変でした。また初めての設備を動かすという事は、前もってどれだけ準備をしていてもどこかで問題が発生してしまうものです。問題点が出てはチームで協力して解決し、また新たな問題点を抽出し、また解決するという事の繰り返しでした。ですが、それらを乗り越えて初めての製品を出荷した時の達成感は非常に大きなものでしたし、この経験を通して自分自身を成長させることが出来たと思います。
私は化学が好きで、大学も化学が勉強できる所を選びました。大学院で有機合成の研究をしながら就職活動を始める時は漠然と研究開発職志望で考えていました。しかし、就職活動を進めていくなかで、本当に自分がやりたい仕事を考えたときに、したい事は、「研究」ではなく、「化学を使ったモノづくり」であることに気づきました。当社では私が勉強したような、「これぞ化学反応」、という有機合成を用いた製造を行っており、そこに魅力を感じました。さらにはニッチな分野において世界トップクラスのシェアと技術力を持っています。これが決め手となり、当社を選びました。
いま私は製造現場に配属されて6年目です。生産の作業については一通りできるようになり、教育する立場、指示する立場になってきました。これまでは日々の仕事をやることが精一杯でしたが、これからは自分たちの仕事現場をもっとやりやすいように改善していきたいと考えています。「こういう道具があったら作業がやりやすい」とか、「こういう装置があったら安全に作業ができる」とか、そういう事が少しずつ見えてきています。それらをチームのメンバーと話し合い、上司に改善提案をしながら自分たちの働く場所をさらに仕事がしやすい場所にしていきたいです。そして、安全性や作業効率の向上につなげたいと思います。