(株)シーエックスアール

主に発電所のボイラーやタービンが安心して運転できるかどうかの検査をしています。実は装置を使って検査をするには資格が必要です。私はまだ資格を取得できていないので、先輩社員の補助をしています。資格を取った後のためにも、資材の準備や機器の操作を覚えるようにしています。また、製品にきずがないか直接目で見る「目視検査」という検査も行います。こちらは資格の必要はありませんが、大切な検査です。どのように見えるのか、どこを見たら良いのか、自分の観察眼を育てている最中です。対象物が大きく、多くの人が出入りする現場での仕事ですので、一人で完結する仕事ではなく、周りで働く方々との協力が必要不可欠です。共に働く方々から信頼してもらえるよう、挨拶をしたり、コミュニケーションを取るなど、真摯に仕事に向き合っています。

同期と切磋琢磨することです。入社同期の社員と同じ仕事をするとき、以前に見た時よりもはるかに仕事ができるようになっていて、自分も負けていられないとよく感じます。当の本人は何とも思っていないかもしれませんが。また、生活になくてはならないものを作る現場に関わっていることに誇りを感じています。

初めて当社を知ったとき、社会インフラを支える縁の下の力持ちだという印象を受けました。そして、豊富な技術者が働いており、自分を技術的にも人間的にも高め続けることができる会社だと感じました。私は、就職先を決める際、専門的な知識を身に着けて社会に貢献したいという思いを抱いていました。こういうわけで、自分の働きたいイメージと合致しましたので、入社を決めました。

担当する検査やその対象物のことを正しく理解して、検査を適切に実施できるようになることです。私はまだ、経験が浅いので、これからも多様な現場を経験し、知見を広めたいと考えています。先輩からのアドバイスはしっかりと吸収し、自分ができるようになったことは後輩に伝えていきたいです。何よりも大切なのが、事故を起こさず無事に仕事を終えることだと思います。現場は常に危険と隣り合わせですので、自分の身を守るのは当然ながら、同僚の不安全行動を指摘できるよう、危険を予測し、安全を意識していくことが重要だと考えています。このようなことは検査員として当たり前のことだと思いますが、実直に積み重ねていくことで、お客さまや社内の人間から「この人なら大丈夫だ」と思ってもらえるようになりたいです。そして、近い将来、責任者として、お客さまや周りで働く方々との信頼関係を育んでいきたいです。

社会の安心安全のため、検査を通して貢献していきたいです。そして非破壊検査の役割についてもっと世に知ってもらいたいと思います。私の目指す姿は、検査の原理の理解から現場での適用までできる、マルチに活躍する技術者になることです。