最終更新日:2025/5/1

イチネングループ[グループ募集]

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基本情報

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東京都、大阪府

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

【イチネンケミカルズ】社員の成長と人々の豊かな暮らしを見守る

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顧客密着の営業活動と研究開発でモノづくりとインフラを支える!

イチネングループの一員として、多種多様な化学製品を開発・製造・販売しているイチネンケミカルズ。化学を通してモノづくりの現場や幅広い産業を支えることで、住み良い地球環境と人々の生活向上を目指しています。

イチネンケミカルズの将来を担う若手社員3名から、それぞれの仕事の内容や職場の雰囲気、ワークライフバランスなどについて聞きました。

・R.S/プロユースケミカル事業部・大阪支店/2023年入社/画像右
・K.S/テクノケミカル事業部・大阪営業所/2018年入社/画像左
・M.S/研究開発センター・研究企画課/2019年入社/画像中央

※所属は2024年11月現在

若手社員たちの1日

「私は兵庫県を担当しているので、予め用意しておいた商品サンプルや資料を持って9時半頃に出発。4~5社訪問し、夕方には事務処理や翌日の準備を済ませて帰宅します」R.S
「北陸に出張するのは月に2回程。効率的に回れるよう、2泊3日で日程を組みます。普段は大阪の事務所で見積書や資料の作成、出張の清算や処理などを行っています」K.S
「午前はメールを確認して1日の大まかな予定を立ててから実験に。午後にチーム内での進捗を確認して実験を再開。終業30分前から片付けとデータをまとめています」M.S

安心して働くことができ、成長できる職場です【R.S】

就職活動では営業職で探していました。より、ワークライフバランスが整っている会社が良いなと思い、扱う商材にはこだわっていませんでした。さまざまな会社を見ていく中で当社のことを知り、企業研究を始めました。人事の担当者とお話する機会があったのですが、その際に「社員と話してみませんか」と提案され、大阪支店の営業の人たちとお会いすることに。皆さんフランクで話しやすい方ばかりだったので、こういう会社なら先輩・同僚とも仲良く、良い関係を保ちながら仕事に取り組めるのではないかと感じて入社しました。

入社後はイチネングループ全体の研修があり、その後、配属先に分かれての研修が行われます。まずは自社製品と自社取扱商品のカタログを参照しながら、当社が取り扱っている多くの商材に関するレクチャーを受けました。続いて各商品の特性・特徴などの詳細を勉強しながら、先輩の営業活動に同行して商談の進め方などを学習。そうして徐々に商品知識を増やしながら、当社の営業担当としての知識やスキルを習得し、1年後には自分の専属のお客様を任されるまでに。私が配属された大阪支店では、一番歳の近い先輩がメンター的な役割を担ってくれていたため、1年間はその先輩と常に一緒に行動し、営業ノウハウを学んでいきました。

私が所属しているプロユースケミカル事業部は、自動車整備工場や町工場などのさまざまな製造現場で使用される、プロ向けの化学製品を取り扱っています。私たち営業のメインの仕事は、お客様である商社さんを訪問して、新商品などのPRをすること。お客様からの「こういう商品が欲しいと工場さんから言われているけど、ありませんか?」といった問い合わせに、該当する商品を探して提案をしたり、商社さんの担当者と一緒に工場さんを訪ねて商品をPRしたりすることもあります。

当社が扱っている商品は数百種類あり、入社当初はあまりの多さに覚えるだけでも大変でした。しかし、勉強していくうちにどれもモノづくりに関わる商品ばかりであることが分かり、覚えること自体が面白くなったんです。また、お客様から商品の問い合わせがあった際も、以前はその場で答えられなかったことが答えられるようになり、やりがいと自分の成長を実感しています。

自分の行動で、新たな展開を切り拓く喜び【K.S】

イチネングループのテレビCMをたまたま見かけたことが当社を知るきっかけでした。インターネットで当社の名前を調べたところ、日本のモノづくりを支える事業を展開していることを知り、興味を持ったんです。入社前に社員の方々と話せる機会があったのですが、私たち就活生の話に向き合ってくれて、温厚で人として魅力的な方が多いなと感じました。この時に感じた印象は入社してからも変わっていません。

私が所属しているテクノケミカル事業部の主力商品は、ボイラー設備の燃焼トラブルを抑える燃料添加剤。当事業部では、火力発電所などにあるボイラー設備の中に入って灰をサンプリング、研究開発センターと協力し、燃焼状態や灰の固着状態などを確認する炉内調査を実施。その結果を基に報告や商品の提案を行っています。ただ売り込むのではなく、データに基づく提案型営業が特徴であり、強みとなっています。大阪営業所ではエリア別に担当を分けていて、私は福井県を中心とした北陸3県と兵庫県の一部を担当。当事業部では使用者であるお客様と直接取引をするスタイルが基本であり、ボイラー設備のあるすべての工場・プラントがお客様企業の対象となります。製造現場に足を踏み入れるため、ヘルメットや作業着、安全靴は必需品。荷物が多いことに加え、工場などは郊外にあることから、営業車で移動しています。長く取引をしているお客様が多いこともあり、既存のお客様を巡回訪問するルート営業が主流ですが、新規営業に関しては、大きな展示会に当社のブースを出展し、そこで名刺交換をした会社にアポイントを取って訪問するというパターンが大半です。

テクノケミカル事業部の仕事は、現場のお客様と直接やり取りできることが一番の醍醐味です。お客様と一緒に課題に向き合い、協力しながら解決策を模索して成し遂げることに、仕事の面白みややりがいを感じています。以前、相談を受け無事に課題を解決できた案件があるのですが、その時の担当者様が同じ会社の別の部署の方を紹介してくださり、現在はそこから繋がった新たなテーマに取り組んでいます。これはテクノケミカル事業部ならではの魅力であり、人との繋がりや信頼関係の大切さを改めて認識する機会となりました。また、誠実な対応を心がけることでお客様の幅も広がることが分かり、営業の仕事がますます面白いと感じるようになりましたね。

時には部署の壁を越えて。メーカーの研究開発職ならではの魅力【M.S】

学生時代は化学の研究をしていたので、勉強してきたことを活かせる仕事に就きたいと考え、化学メーカーの研究職に的を絞って就職活動をしていました。当社を選んだのは、お店で売られているような身近な商品を開発していることや、研究開発センターを見学した際、若い社員さんと上司の方が仲良く喋っている様子を見て、フラットで話しやすい雰囲気を感じたからです。

研究開発センターではいくつかのテーマに分かれて研究を進めており、私は現在、抗菌剤の開発を担当。これは細菌の増殖を抑える加工剤の開発なのですが、細菌だけでなく、カビやダニの増殖抑制や消臭といった複数の機能を付与する研究にも取り組んでいます。このように、製品の前段階にあたる材料の研究開発もあれば、製品そのものの開発もあり、テーマはさまざま。研究開発は開発に関する情報収集から量産化まで、いくつかの工程に分かれており、複数のテーマに取り組んでいます。しかし、研究開発では思い通りに行かないことも。もちろん自分でも調べますが、近くに先輩がいるのですぐに相談できる環境があるのは本当に心強いです。そうして難しいと思っていたことを解決できるとやりがいを感じますし、成果が得られると苦労も報われ、達成感も得られます。

以前、ある長期間保存できない塗料が、次工程のフィルムへのコーティングができない状態で余ってしまうという問題に関わりました。余った塗料を再生して再び商品として販売できるようにしたのですが、研究や実験だけでなく、当社の製造部門や加工を依頼している協力会社さんのもとへ何度も足を運び、協議を重ね、苦労の末、商品化に漕ぎ着けることができました。複数の部署を跨いだ活動だったので、今でも鮮明に覚えています。

研究開発職というと一人黙々とラボに籠るというイメージがあるかもしれませんが、当社の研究開発センターは気軽に話せる雰囲気があります。そのため、ベテランの研究者にアドバイスを貰ったり、分からないことを質問したりと多くのことを教えてもらっています。また、作業に集中したい時には静かに見守っていてくれるので、働きやすい職場だと感じています。加えて、年次にかかわらず全社員に1台ずつ実験台が与えられています。実験台は十分な広さがあり、隣を気にする心配がありません。測定機器や製品評価に使用する機器などの設備も充実しているので、実験に没頭できる環境があります。

学生の方へメッセージ

【R.S】実際に社会に出て働いてみると、これまで知らなかった業種に出会ったり、こんな仕事があるのかと感心することがあります。そのため、企業研究をする際は業種や職種に関して、制限をつけずに調べ、知見を拡げることをお勧めします。当社は化学メーカーですが、私のように文系学部出身でも違和感なく商品を扱えます。最初から自分には合わないと諦めず、興味に従って前向きに取り組めば、きっと良い結果が得られるでしょう。

【K.S】皆さんはこれからさまざまな会社の説明会や面接を受けると思います。その際、自分の気になっていることや絶対に譲れない軸に関わる質問を用意しておき、訊いてみることが大切だと思います。聞くことを恐れて妥協してしまうと、後から後悔してしまうこともあるかもしれません。軸をずらさずに本当に自分に合った会社と出会えることを期待しています。

【M.S】就職活動では自己分析をすると思います。その際に、自分では強みと思っていることも人と比較してしまい、「大したことない」という風に考えてしまいがちです。ですが、そうした相対評価は気にせず、自分の中に強みを見つけ、頑張って来たことに自信を持つことが重要です。そうして自分と向き合い、望みを叶えてください。

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当社の営業はチームとしての一体感を重視。日頃からコミュニケーションを取ることで自然と協力関係・信頼関係が育まれています。

マイナビ編集部から

イチネンケミカルズは多種多様な化学製品を製造・販売している化学メーカーである。その強みは素材の研究から商品化まで一貫生産していることにある。今回取材したM.Sさんは研究開発職であり、モノづくりに携わるのは当然のことだが、営業職であるお2人も、お客様のニーズに合わせて既存商品の改良や新商品開発に向けた提案をするなど、モノづくりに深く関与している。売るだけでなく、つくる喜びを感じながらお客様の反応に触れられることは、メーカー営業の醍醐味と言えるだろう。また、カーボンニュートラルなどの環境対応商品の開発も推進。社会的な役割を果たしていることに皆誇りを持って仕事に取り組んでいるという。

そんな同社では社員にとっての働きやすさを重視。R.Sさんは「営業なので数字や実績も求められますが、プロセスも含めて評価してくれるので、ちゃんと見てくれているという安心感がある」と言い、K.Sさんは「営業の場合、自分で行動計画を立てるため、有休も取りやすく、プライベートの時間も十分に取れます」とワークライフバランスの良さを強調。M.Sさんは「時間単位で有休が取れるので、ちょっとした用事を済ませたい時に便利。残業も、実験に集中するためにすることもありますが、自分の裁量で決められるので、ストレスなく働けます」とのこと。プライベートを充実させながら、意欲を持って自分らしく働ける会社は貴重であると感じる取材だった。

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先輩や上司がいつでもフォローできる態勢があるので、比較的早い段階で仕事を任されるのが当社の特徴。部署全体で若手の成長を支えています。

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