最終更新日:2025/6/16

イチネングループ[グループ募集]

  • 正社員
  • 既卒可
  • 上場企業

業種

  • リース・レンタル
  • 化学
  • 商社(自動車関連・輸送用機器)
  • 自動車・自動車部品
  • ガラス・セラミックス

基本情報

本社
東京都、大阪府

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

【イチネンTASCO】ブランド力と人の良さが強みの空調冷凍機器工具メーカー

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高い知名度と信頼度、プロに選ばれるブランド力が魅力

1975年の創業以来、一貫して空調冷凍機器工具の開発・製造・輸入販売を手掛けている(株)イチネンTASCO。イチネングループの高い安定度や、圧倒的なシェアを持つ「TASCO」ブランドを軸に事業を展開しています。

「TASCO」ブランドに加え、仕入品・輸入品を含めた様々な商品の営業をしている若手営業担当2名と、特販課の中堅社員に、それぞれの仕事やキャリアビジョンなどの話を伺いました。

・M.K.さん(写真左)
 営業本部 本社営業部 営業課/2024年入社

・T.K.さん(写真右)
 営業本部 本社営業部 営業課/2022年入社

・Y.N.さん(写真中)
 営業本部 東京営業部 特販課/2014年入社

先輩社員の一日

「月曜日の会議では議事録作成を担当しています。会議終了後、メールの確認を済ませ、外出は昼過ぎから。16時頃に帰社し、翌日の準備などをして帰宅します」とM.K.さん。
「出社したらまずは事務処理。午前中は電話応対や問い合わせの対応。午後からはお客様3社くらいをまわり帰社。遠方のお客様の場合は直帰することもあります」とT.K.さん。
「ネット販売のお客様とはメールでやり取りをするので、出社したらまずはメールを確認。その後はシステムの処理や商品登録を行います。基本は定時退社です」とY.N.さん。

充実した研修と手厚いサポート、万全の準備期間を経て営業デビュー

私は理系学部の出身なのですが営業職を志望。きっかけはピザ配達のアルバイトです。当時、普段の配達業務とは別に飲食店にメニューを置いていただくという業務がありました。私は10店舗に営業をかけたのですが、8店連続で断られてしまって。それで自分の説明の仕方はどうだったのか、メニューを置くメリットがちゃんと伝わっていたのかなど、失敗の原因を分析し、じゃあどうすれば上手く伝えられるのかを自分なりに考えて実行したところ、2店連続で採用していただきました。その時の経験を通して考えることの楽しさを知り、結果に結びついたことで営業職をやってみようと思いました。

入社後の2日間はビジネスマナーなどの講習があり、その後、イチネングループ全体の研修がありました。3週目からは配属先部署で商品カタログを見ながら、当社の取扱商品について学びました。GW明けからはお客様からの問い合わせの電話対応。ここで在庫確認や商品選定などを行っていました。6月に入ってからは上司との同行営業が始まり、先輩に教えてもらいながら営業としての知識やスキルを学び、展示即売会の対応や事務処理も経験。7月~9月のエアコン最盛期には、展示会がピークを迎え、対応が忙しい時期でした。10月からは仮担当というかたちで、売上などの数字の目標は持たずに、営業対応を任されます。私は4社を担当。11月いっぱいまでは上司と同行し、上司に見守られながら商談しましたが、12月からは独り立ち。不安もありますが、いつでも上司に相談できるので、楽しみの方が大きいです。

当社の営業スタイルは既存のお客様を訪問するルート営業で、お客様は工具などを取り扱っている販売店や代理店。そのため新商品の説明と提案に加え、当社取扱商品の在庫状況を確認し、必要な商品の注文をいただくのが基本的な仕事内容となります。入社当初は先輩方と何を話せばいいのか分からず、戸惑いもありましたが、いざ話してみたら皆さんやさしく、質問しても嫌な顔を見せずに教えてくれました。また、仕事の話だけでなくプライベートな話題や雑談をすることもあるので、社内の雰囲気はとてもいいですね。トークスキルも上がっているような気がします(笑)。残業も殆どなく、展示会などで休日出勤しても振替休日があるので、自分の時間もしっかり確保できています。
(M.K.さん)

お客様との触れ合いから得られる喜びとやりがい

私は話すことが好きということもあり、営業職を志望。ただ自分の将来を考えた時に、人の役に立つ仕事をしたいなとも考えていました。当社は快適な暮らしに欠かせないエアコンを取り付ける際に使用する工具を取り扱っているメーカーなので、間接的に多くの人の役に立てると感じました。たくさんの人たちの暮らしを豊かにするお手伝いができるのであれば、やりがいに繋がるのかなと思ったことが、最終的に当社を選択する決め手となりました。

現在の仕事はルート営業。担当エリア内のお客様50社から60社くらいを訪問して、新商品の案内やキャンペーンの紹介などをしています。月に2回程訪問するところもあれば、もう少し間が開くところも。過去の実績などで変動します。仕事で面白みを感じるのは人間関係づくり。真摯に対応するのは当然のことですが、最初のうちは関心がなさそうだったお客様が、役に立つ情報を話しているうちに、段々と表情が変わってくることがあり、そうした変化が見られることや、一から人間関係を構築できるのは、営業ならではの楽しさだと思います。また、当社はメーカーなので、直接のお客様は販売店や代理店。お客様から「めちゃ良かったで!」といった声をいただけると嬉しいですし、展示会で「イチネンTASCOの商品をいっぱい持っているよ」と言われると自分のことを褒められたようでやりがいを感じます。それが数字に繋がればなおさら。商品を実際に使っていただいているお客様とのコミュニケーションが楽しみになっていますし、反応や評価をいただけると営業をやっていて良かったなと思えます。

今担当しているお客様の話ですが、前の担当者から引き継いだ時、私は25歳。すると取引先の方から「若いから話しやすい」と言われたことがありました。私と同い年くらいのお子様がいる方には、「息子と話しているみたいやな」とも言われたことがあります。そうして心を開いて気軽に話していただけることで、メーカー営業と販売店というビジネスライクな関係ではなく、もっと深い関係性がつくられていると感じます。

今後の目標は自分のスキルを磨くこと。大きな得意先を担当できれば嬉しいですし、その結果、数字に結びついてポジションを上げることができればいいなと思います。
(T.K.さん)

コツコツと地道な作業の先にある達成感

入社後最初の配属先は本社営業課でした。そこで3年働いた後、本社の業務課に異動。主に営業のサポート業務を行っていました。業務課では5年程働き、特販課の立ち上げと同時に異動しました。現在所属する特販課はネット販売を展開しているお客様を担当する部署で、ネット販売を強化するにあたり専門的な知識とスキルが必要ということで新設されました。私は以前からネット販売に興味があり、個人的に調べていたのですが、営業部長から「また、営業をやってみる気はないか」と声を掛けられ話を聞くと、「今、特販課を立ち上げる計画があるけど、どうする?」とのこと。私はすぐに「やります」と返事をしました。

特販課は現在3名。2名は東京、私は大阪に常駐し、東京にいる2名が東日本を、私は西日本を担当しています。仕事内容は他の営業担当と同様、新商品やキャンペーンの紹介などですが、ネットで販売しているので、商品のシステム登録が必要になります。基本的にはデータベースから必要な情報を引っ張ってきて、専用シートに落とし込むのですが、お客様によってフォーマットが異なるため、確認しながら修正しています。商品登録は地味な作業ですが、売上に直結します。決して難しい作業ではありませんが、一つひとつ地道に続けなければなりません。当社が扱っている商品は約5000アイテム。商品が掲載されなければ売れないので、隙間時間を見つけてはコツコツとやり続けています。そして結果が出るのはおよそ半年先。やきもきする部分もありますが、過去の頑張りをあとから確認できるので冷静に分析することができます。自分の頑張りが売上に反映されたことに喜びとやりがいを感じますし、生の数字で反映されるため、達成感も得られます。

すべての営業職に共通していることだと思いますが、当社では会社から指示されて取り組む仕事以外にも、自分でどうしたら売上が上がるのかを考えて、提案する仕事が大部分のため能動的に動くことを心掛けています。今後の目標は、会社を引っ張って行ける人材になること。そのためには自分の能力を高めることが必要だと思うので、今の仕事を一生懸命に頑張って自分のスキルを上げ、会社から必要とされるような存在を目指しています。
(Y.N.さん)

学生の方へメッセージ

■イチネンTASCOの魅力
企業研究開始当初、当社のことはまったく知りませんでしたが、調べたところフロンの回収で賞を取っていたり、業界におけるシェアが非常に高いところに惹かれて興味を持ちました。私は理系学部で学んでいたため、工具や様々な機器に関しての知識が役立てられるのかなと考えたことや、営業職を軸にした時にこれまでの経験が活かせると思い、入社を決めました。
(M.K.さん)

入社する前は、有休を取る時に「何で?」と訊かれたり、「その日はダメ」と言われるのではないかと想像していました。でも実際にそんなことは一切なく、有休が取りやすい会社です。社内でのコミュニケーションは活発で雑談も頻繁。気軽に質問できるのはもちろん、困りごとを抱えている人を見かけたら周りの誰かが気づいて声を掛ける。そんな温かさが魅力の一つです。
(T.K.さん)

当社のブランドである『TASCO』は空調冷凍機器工具の業界において、高い知名度と実績、そしてシェアを誇っています。そのため営業先で「TASCOです」と名乗れば、すぐに分かってくださり、ブランド名だけで信用してもらえるため、会社の詳しい紹介がなくても商談がスムーズに進みます。TASCO商品を愛用しているお客様も多く、自信を持って勧められることは当社の一番の強みだと思います。
(Y.N.さん)

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壁がなく、誰でも何でも気軽に話すことができるフランクな雰囲気が同社の特徴。ストレスを感じることなく働ける環境だ。

マイナビ編集部から

空調冷凍機器工具のメーカーとして圧倒的なシェアを有している(株)イチネンTASCO。その名は業界内に広く浸透しており、愛用者は全国に広がっている。『TASCO』ブランドがこれ程までに成長した理由は品質・性能の高さもあるが、それだけではない。今回取材したY.N.さんは、「当社では毎年、総合カタログを発刊しています。ここにはすべての自社製品が掲載されているのは当然のことですが、空調工事に必要な部材や工具をすべて盛り込んだカタログになっています。このカタログ一冊を持っていれば、仕事で使用するすべてのものが揃うようになっています」と解説。商社機能を併せ持つことで、幅広い商材を取り揃え、お客様の多様なニーズに応えている同社。信頼が高まるのも当然の結果と言えるだろう。

また、温室効果ガスの回収などで評価され、『オゾン層保護・地球温暖化防止大賞』において、経済産業大臣賞を受賞するなど、社会貢献も果たしている。世界中で猛暑が続く昨今、命を守るためにも必需品となっている空調機器。その取り付け用の工具のメーカーである同社の存在感は、今後さらに高まるに違いないと取材を通して感じることができた。

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イチネンTASCOは「オープンアンドフェア」の精神に基づき、堅実な成長と発展を目指すとともに、常に環境に配慮した事業を推進している。
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