最終更新日:2025/8/7

一般社団法人ジェネティクス北海道

  • 正社員

業種

  • 農林・水産
  • 財団・社団・その他団体

基本情報

本社
北海道
残り採用予定人数
3
PHOTO
  • 1年目
  • 農学系
  • 技術・研究系
  • 専門系
  • 医療・福祉系

種雄牛を診れる貴重な仕事

  • K・M
  • 2024年入団
  • 帯広畜産大学
  • 畜産学部 共同獣医学課程
  • 十勝清水種雄牛センター 診療課

就職活動について

選考を受けた主な業界
  • 農林・水産
  • 官公庁・公社・団体

会社・仕事について

ワークスタイル
  • 最先端技術に触れる仕事
  • 医療・福祉関連の仕事
  • 資格・専門能力が身につく仕事
現在の仕事
  • 部署名十勝清水種雄牛センター 診療課

  • 勤務地北海道

ジェネティクス北海道を選んだ理由、入団してよかったこと

牛に関わる仕事がしたいと思い就職活動を始めた頃、ジェネティクス北海道の存在を知りました。
これまで牛と言えば雌だったので、雄牛を扱う珍しさから説明会に参加しました。
また、在学中に犬の凍結精液の研究をしていたことも、当団に興味を抱いたきっかけになったと思います。

入団してよかったことは、やはり『種雄牛の診療に携わることが出来る』という貴重さです。
獣医師でも、なかなかいないと思います!
種雄牛センター内で牛を管理しているので、すぐに見に行けて、牛の健康状態の観察や治療経過も自分の目で確かめることができます。
他には、何度も診療をしている牛だと、名前や顔、性格などが把握でき、1頭1頭にしっかり向き合えることが当団ならではだと思います。
牛の健康診療はもちろん、飼養管理や凍結精液生産についても学ぶことができます。


仕事の魅力・やりがいについて

夢だった獣医師になれて、牛が近くにいる環境は楽しいです。
特に、思い入れのある牛(推しや治療した牛)の成長などが近くで見れるのはうれしいですし、診療した牛の回復した姿を見るとやりがいを感じます。
この牛たちの精液が、全国の生産者さんのもとに行くかもしれないと思うと、縁の下の力持ちになれた気分になります。


担当している仕事内容と今後の目標

当団の種雄牛の診療、衛生管理が主な仕事です。
診療は、肺炎や下痢、運動器病が多いです。
衛生管理は、導入したばかりの牛や種雄牛センター内で管理している牛が、伝染病にかかっていないか定期的に血液や糞便で検査します。
他には、血液検査による栄養管理や、当団開催の家畜人工授精師や受精卵移植師の資格講習会のサポートを行っています。

入団当初は、聴診や注射に苦労しました。
『わからなかったら何度でも聞く』『できなくても落ち込まない』『次の機会に挑戦してみる』のスタンスで、なんとか掴めてきたかなと感じています。
学生の頃は決められた勉強や課題をこなしていけばよかったのですが、社会人になると自分で考えて行動することが求められます。
検査や診療の準備等を通して、その日の流れを自分の頭で整理し、スムーズに動けるようになりました。
目標は、診療の知識・技術をしっかりと学び、『頼れる獣医師!』 になることです。


社内の雰囲気

話しやすい環境なので、相談や質問をしやすいです。
一人で放置されることはなく、できるようになるまで丁寧に教えていただけます。
休みも取りやすく、プライベートも充実できます!


未来の後輩へ

雌に比べると、雄はマニアックな世界です。
だからこそ、試行錯誤や新たな発見を体験できます。
やりたいことを提案するとそれを挑戦させてくれる寛容さもあります。
また牛に詳しい人が多く、種雄牛の飼養、凍結精液の生産・販売、改良など、獣医学を超えたことも知ることができます。

獣医師は色々な選択肢があり、迷うこともあると思います。
初めから選択肢を絞り過ぎず、少しでも気になったら、説明会やインターンに参加することで自分に合った分野や会社に出会うことができると思います。
また、自分の強みは周りの人のほうが知っていたりします。
友達や先輩に相談したり、お互いに情報交換することをおすすめします。
5、6年生はポリクリや卒業研究などで時間が割かれるので、早めに就活して損はないと思います。


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