最終更新日:2025/4/23

(株)エネサンス関東

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • ガス・エネルギー
  • 電力
  • 商社(化学・石油・ガス・電気)
  • 設備工事・設備設計
  • 住宅(リフォーム)

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

エネサンスでの営業の仕事とは?最前線で活躍する社員が語る

PHOTO

直売(BtoC)と卸売(BtoB)。2つのカテゴリで活躍する先輩たち

地域の皆さまに向けて、ガスやガス器具、リフォーム工事などの提案に取り組む営業担当中堅社員。エネサンスではどんな取り組みが展開されているのだろうか。入社5~7年目の先輩方に話をうかがった。


■大田 脩平さん(写真右)
2018年新卒入社/工学部医療生体工学科卒
営業第三部 深谷事業所 卸売営業担当
■林 楽人さん(写真中)
2019年新卒入社/人間社会学部スポーツ科学科卒
営業第三部 埼玉営業所 直売営業担当
■天間 大智さん(写真左)
2020年新卒入社/経済学部経済学科卒
営業第一部 群馬事業所 直売営業担当

先輩社員の一日の流れ

【大田さん】出社後、商談の準備をして9時30分頃から営業活動を開始。午前中に1~2社、午後に3~4社を訪問し、夕方に帰社。概ね18時には、帰宅の途につく。
【林さん】午前からお客さま宅を訪問し器具の点検や取付け、交換作業など。一日に5~6軒を訪問、冬場は繁忙期なので訪問数も増える。帰社後は見積りや報告書作成など。
【天間さん】出社後、スケジュール確認と朝礼が終わったら外回りに出発。午後も、営業車を使って伊勢崎市中を走り回る。一日あたり、多い日は5~6軒を訪れるとのこと。

【大田さん】じっくり腰を据えた活動が必要とされる卸売営業の仕事。結果が出た時の喜びは格別

一度は医療の道を志したものの、就職活動を進めるなかで、次第にインフラ関連の業界に目が向くようになりました。その理由は、生活に欠かせない分野であり、いつの時代も安定した需要があるから。エネサンス関東を知ったのは、マイナビが開催している合同説明会でした。その場でインターンシップに誘われて、迷わず参加を決意。そこで仕事内容は予想していたガスボンベの配送や給湯器の設置工事だけではなく、営業の仕事もあることが分かりました。自分自身、取り組むのなら営業が良いと考えていたので、ここでやってみようと決めたのです。

現在、担当しているのは、卸売営業の仕事です。ガス販売店などの法人を対象に、ガスやガス器具などの提案に取り組んでいます。エンドユーザーに、直接働きかける直売営業との違いは、すぐに結果が出ないということ。例えば、ガス器具の販売などについて「今年はこういうセールをやるので、この製品に力を入れていただけませんか?」と、働きかけていくわけです。もちろん、販売店の方が売る気にならないと、積極的に販売してもらうことはできません。販促用のチラシを作成したり、製品に関する勉強会を開催したり。さまざまな支援を通して、販売店の方にモチベーションをもって取り組んでもらえるように働きかけるのです。

仕事のやりがいは、じっくりお客さまと向き合い、長期的に取り組んでいけるところにあります。卸売の仕事は、すぐに結果が出るものではありませんが、成約に結びついた時、思わぬビックビジネスに発展することが少なくないのです。長いケースでは、2年近くも取引先に通い詰め、商談を進めることさえあります。それだけに、結果が出た時の達成感も大きいのです。販売店の方から「大田君だから決めたんだよ」と言っていただけると、うれしくなりますね。

私の所属する深谷事業所のエリアは、プロパンガスを使用されている法人や個人の方が多く、当社にとって重要なマーケットとなっています。ガス販売、ガス器具ともに販路開拓の余地は、まだまだ大きく広がっています。卸売の面白さが分かってきたので、今後もこの仕事に携わっていきたいと思います。販売件数の大きい取引先を担当して、今まで経験したことがないような、大きな契約をまとめてみたいですね。

【林さん】身近な相談相手として、話しやすい存在になる。そんな関係づくりから成果へ結びつける面白さ

当社との出会いは、職業説明会のブースでした。何気なく訪れたところ、そこにいた先輩社員からは、会社の説明よりも就職活動の進め方や企業選択の方法、将来設計についてアドバイスを受けたのです。学生目線で話してくれる姿に好感を持ち、そこから本格的に会社説明会に足を運ぶようになりましたね。じつは、その時すでに内定が決まっていましたが急遽、方向転換を決断。説明会や面接でも、先輩方が気軽に話しかけてくれる雰囲気の良さに惹かれ、エネサンス関東でやってみようと決めました。

現在、取り組んでいるのは、エンドユーザーの方々を対象とした直売営業です。お客さまを訪問するきっかけとしては、ガス漏れの発生などに対応する業務や、点検の際の訪問など。時には、こちらからチラシを配布しながら営業活動を行うこともあります。都市ガスやオール電化の普及率に比べ、プロパンガスは低いと感じられる方もいるかと思いますが、私の担当しているエリアではプロパンガスを利用しているご家庭がまだまだ多いです。また、震災など災害発生時にも復旧までに時間がかからないことや、コンロ使用時には強い火力が得られることなどを理由に、新しくプロパンを選択される方もたくさんいらっしゃいます。

また、ガスをお届けするだけではなく、ガス器具やリフォーム工事についても、積極的に提案していきます。最初はガス器具の提案からおつきあいが始まったお客さまから、やがて、リフォーム工事のご相談をいただけるようになる。このように、信頼関係の深まりが感じられた時が、営業として最もうれしい瞬間です。
以前、とある二世帯住宅で、父母さま世帯に点検業務を契機として給湯器を販売したことがありました。その後、ご子息世帯がコンロ、換気扇、給湯器等を購入される際に、ご紹介いただくことができたのです。この件で大きな販売につながった時は、一つひとつの案件に、丁寧に対応する大切さを改めて実感しました。いつも心掛けているのは、お客さま第一で真摯に寄り添い、より身近に感じていただけるようになること。お客さまにとって話がしやすい存在であれば、ちょっとした困りごとでも、気軽にご相談いただけるようになるからです。今後、さらに経験を積んで当営業所の所長のように、新人に的確なアドバイスを与えられるような社員になりたいと思っています。

【天間さん】声がけしてくださるのは信頼関係があってこそ。リピーターが増えていくことが、仕事への励み

就職活動の軸は、ただ「営業がやりたい」ということだけでした。エネルギー系の会社を中心に、さまざまな会社を訪問しましたね。この仕事に興味を持ったのは、実家の隣にあった幼なじみの家が、ガス事業の仕事をしていたからです。家で器具トラブルがあった時に、かけつけて修理してもらったのですが、その姿が子ども心にカッコよかったことを覚えています。当社に決めたのは、自分の話を聞いてくれる姿勢に好印象を持ったから。また、会社訪問をした際に言われた「就職活動は納得するまでやってください」「当社を選ばなくても構わないから」などの言葉に、ここなら信用できると思いました。

入社2年目の10月から、直売営業担当として自身の担当エリアを持ちました。戸建住宅の担当なので、販売の主力となっているのはガスやリフォーム工事です。器具トラブルがあった時にかけつけることはもちろん、集金業務などでおうかがいした際、そこから商品提案に発展していくこともあります。できるだけ担当している全てのお客さまとお会いする機会を作れるよう、DMを送ったり、自己紹介カードを配布したりといった活動もしていますね。

入社後、最初の1年は先輩社員に同行して、商談の進め方について学びました。印象に残っているのは、担当エリアを持たせていただく前に、ビルトインコンロを販売した時のこと。商品について徹底的に調べ、何を聞かれても答えられるよう入念に準備しました。その時の対応が評価されたのか、以降、そのお客さまからいろんなご注文やご相談が舞い込むようになっていったのです。ちょっとした修理にも呼んでもらえるのは、自分を頼りにしてくださっているから。多くの選択肢の中から、自分を選んでくれていると実感できるので、おのずとモチベーションが上がってきますね。

これからも、一軒一軒のお客さまとしっかり向き合いながら、リピーターを増やしていきたいと思っています。また、難易度が高い仕事ですが、リフォーム工事の受注にも挑戦していきたいと考えています。施工現場での経験を数多く積んでいくためにも、積極的に提案を行っていきたいですね。

学生の方へメッセージ

エネサンスグループでは、以下の5つの経営理念を掲げて、地域の皆さまの豊かな暮らしに貢献しています。「エネルギー及び生活関連の分野で、安心と快適を提供することによって顧客満足を実現する」「法令遵守・安全確保・環境保全を重視し、健全な事業活動を通じて社会に貢献する」「信用第一の精神で、知識の蓄積や技術の向上に努め、誠実に行動する」「変化を先取りして、新たな価値を創造する」「社員が誇りと情熱をもって活躍する風土で、豊かな未来を築く」

当社が求めるのは、この理念を体現できる人材です。まず、必要なのはお客さまと信頼関係を構築するにあたり、一番重要となる「誠実さ」を備えた方。また、ガスは通常に使っていれば問題ないものですが、お客さまを守ろうとする強い「安全意識」が持てること。そして、自分で考え動いていける「主体性」を備えた方です。いつも、お客さまの方から困りごとを提示してくださるわけではありません。状況をおもんばかり、お客さまにかわって提案する姿勢が大切です。また、過去の事例にとらわれず、新しい視点から仕事にアプローチする姿勢も重要。さらに業務をスムーズに進めていくためには、人に関心を持ち、仲間と共に仕事を進めていく「協調性」も必要です。こうした高い人間力を備えた人と、共に前進していきたいと考えています。皆さんも企業の経営理念と求める人材について注目してみてください。
(人事担当/川島さん)

PHOTO
落ちつきや知性を感じさせるナチュラルカラーのロゴマーク。「enessance」の頭文字「e」を2つ重ね、対話を大切にして暮らしのニーズを受け止める姿勢を表現している。

マイナビ編集部から

同社で注目したいのは、まずは、教育研修制度の充実ぶりだ。新人の導入研修をはじめ、階層別教育、技術研修、職種別研修、テーマ別研修など。一人ひとりのスキルアップを支援するため、さまざまな仕組みを用意している。さらに、自己啓発支援や資格取得のための研修にも注力。業務に必要となる、保安業務員や販売二種の資格取得についても強力に支援している。新人については、配属後、一人ひとりに相談員がつきフォローしていく。内容も仕事だけでなく、プライベートについても相談に乗ってくれるので、なんとも心強い。また、入社後の教育研修がこれだけ整っているため、学生が入社までに準備することは特にないとのことだった。

このほか、ワーク・ライフ・バランスを考慮した諸制度や休暇の充実など、福利厚生にも力を注いでいる。特に目を引くのは、家賃の8割を会社が負担する借り上げ社宅制度だ。また、転居のための費用も全額会社が負担するなど、勤務環境の整備に並々ならぬ姿勢を見せる。
社内は面倒見の良い人が多く、家庭的な雰囲気があるという。オフタイムの交流も活発で、社内には野球をはじめゴルフ、国際交流、鉄道研究などの部がある。こうした部活は、5人の社員が集まれば立ち上げることができ、会社から援助金も支給されるとのこと。人のつながりを、とても大切にしている企業といえる。

PHOTO
今回の取材で訪問した埼玉県の深谷事業所。生活に必要なエネルギーや各種設備の提案に取り組む同社は、快適な暮らしを支える上で、なくてはならない存在となっている。

トップへ

  1. トップ
  2. (株)エネサンス関東の取材情報