最終更新日:2025/4/28

(株)かわでん【東証スタンダード市場上場】

  • 正社員
  • 既卒可
  • 上場企業

業種

  • 重電・産業用電気機器
  • 精密機器
  • 半導体・電子・電気機器
  • 商社(電子・電気機器・OA機器)

基本情報

本社
山形県、東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

電気設備の安定稼働の背景には、いつも私たちがいます。

PHOTO

早くから責任ある仕事を任せてもらえます!

配電制御に関わるさまざまなシステムを通じ、安心安全な電気インフラの構築に携わる「かわでん」。若手社員たちも、自身の成長を社会貢献につなげようと日々の業務に取り組んでいます。

★国分光太郎さん/CAD開発室 新CAD開発チーム/2022年入社
学生時代に学んだ電気の知識を活かしつつ、興味があるCADについても学べる会社を探す中で出会ったのが「かわでん」だった。

★菅野あかりさん/KPS推進室/2023年入社
学生時代の専攻は経済経営学。東北エリアの製造業を軸にインターンシップに参加し、中でも「かわでん」の職場の雰囲気に惹かれた。

かわでんのココが魅力!

資格手当が上限15,000円まで支給されるため、これからも積極的に挑みます。また300円で量が多く、栄養バランス満点の社食の料理も重宝しています(国分さん)。
先輩が毎日テキストのようものをつくってくれ、「これをやってみよう」「ここは間違いやすいから注意ね」と丁寧に教えてくれるので、とても感謝しています(菅野さん)。

CADへの関心が認められ、新プロジェクトにも抜擢されました。

私の場合は入社後に1週間ほどの座学と、2~3週間の工場研修を行った後、すぐにCADメンテナンスチームに配属となり、プログラムの修正業務に携わりました。
入社前は電気の「盤」は、設計者が自ら図面を作成すると思っていたのですが、じつは当社には30年ほど前に自社で開発した自動作図用のCADが導入されています。これは情報を入力するだけで図面が作成できるソフトで、そのメンテナンスを任されたのです。
とはいっても情報系出身でもなく、プログラミングの知識はほぼゼロ。先輩から学びつつ、ソースコードを自分なりにわかりやすく書いて覚えていきました。

2年目になり、現在の新CAD開発の部署に異動となりました。こちらは10年、20年後を見据え、市販のCADを独自でカスタマイズしようというプロジェクトです。
私の担当はカタログを見つつ、CAD内にブレーカーや変圧器などの機器データを登録していくというもので、これらが作図をする際に、機器をどこに配置するかのシンボルとなります。
自ら作業もするものの、何万点もの登録点数があり、私はチーム内の登録状況を把握し、その管理業務を中心に行っています。進行が遅れると、いろいろなところに影響が出るため、計画立てて進めるよう心がけています。
一方、登録の方法にはいろいろなやり方があり、自分なりに工夫してできる点が仕事の醍醐味です。先輩も「失敗してもいいからやってみよう」と背中を押してくれるため、うまくいった時の達成感も大きいんですよ。
私が携わったCADのリリースが、今からとても楽しみです。

仕事をする上では、同期も心強い存在です。コロナ禍だったため、同期との接点は少なかったものの、同じ部署にいる1名の同期とは、よく一緒に食事に行っています。
また今の仕事とは直接は関係ないものの、当社に入って第一種電気工事士の資格も取得し、自信になりました。休日や終業後の時間を利用し、会社が実技試験対策の時間を設けてくれ、受験費用は半額会社負担。資格によっては全額会社負担のものもあります。資格取得補助制度が充実しているので、とても助かりました。
今後の目標は、新CADプロジェクトの立ち上げメンバーに選んでもらったので、さらにスキルを高め、バージョンアップや機能追加も含め、より良いCADにしていくことです(国分さん)。

会社の改善活動の役に立てるよう、全力で仕事に取り組んでいます。

私は文系出身です。新入社員研修では、1週間ほどコンプライアンス等について学び、その後は現場で組み立ての体験をしました。
現在の生産管理部は何をいつまでに、どんな順序でつくるかの計画を立て、必要な資材を手配し、生産状況のチェックなどを行う現場の司令塔的な立場の部署です。当社の場合は5つほどの工程に分かれていて、私は配属後から1月までは研修として、各工程をローテーションで回っていました。

今は現場の改善や、効率化を推進する部署で、主に社内の原価に関わる仕事をしています。新人ということもあり、先輩の仕事を見つつ、データを収集してからの資料作成が毎日のメイン業務です。
資料をもとに「この値がおかしい」「この金額は減らせるのでは」と判断するのが本来の務めではあるものの、まだそこまでのスキルはありません。ただ、“このことはあの人に聞けば間違いない”というベテランも多く、とても頼りになります。質問を投げかければ、みなさん丁寧に教えてくれますし、私も同じ質問を繰り返さないよう、メモを取るなど工夫しています。
1年目は、とにかく毎日勉強していたなという印象です。ただ、その分新しい知識も習得できましたし、多くの発見もしました。入社前は、当社の製品がどこに使われているかさえ、あまり知らなかったほどですからね。

幅広い年代層が活躍している職場ですが、一口にベテランといっても、偉そうな人はいません。むしろ若手の意見に積極的に耳を傾けてくれます。そして私たちの活動をサポートしてくれるなど、助け合える職場になっていて、とても雰囲気がいいなと感じています。
仕事のやりがいを感じるのは、私の資料をもとに改善の議論が始まった時ですね。少しは役に立っているかなと思える瞬間です。また学生時代に学んだ会計や簿記の知識が、間接的ではあるものの、日常の業務に活かすこともでき、その点もうれしく思います。
ライフステージに応じた制度や、コンプライアンス面もしっかりしていて、女性にとって働きやすい環境である点も魅力です。
2年目には独り立ちすることが目標。そして、どんどん社内の改善に貢献していければと考えています。小学校から大学まで卓球を続けていたので、継続力には自信があります(菅野さん)。

学生の方へメッセージ

できる限り多くの会社を見て、一番あなたが活躍できそうな仕事を見つけて下さい。例えば当社の業務では「電気」のスキルのみが求められると思いがちですが、私の部署で言えばプログラミングの学びも大いに役立ちます。実際、今は派遣スタッフに頼りがちな部分もあり、それを内製化したいとも思っています。また学生時代にいろいろな世代と接する機会を持っておけば、社会に出てからも役立ちますよ(国分さん)。

会社選びの際に、いろいろな条件を出すと思います。ただ、そのすべてにマッチする会社は、まずありません。ここは譲れないという軸を1つ決め、それをもとに各社を比較してみるといいでしょう。製造業ではコミュニケーションが大切です。当社を志望するなら、文系出身だからと臆することなく、どんどん質問を投げかけたり、まわりの人と話すようにして下さい。趣味の話だって会話のきっかけになります(菅野さん)。

PHOTO
結婚や出産、入園や入学など、ライフイベント時のお祝い金支給、永年勤続者の表彰などの制度も新しく導入され、ますます働きやすくなったと社員たちからも好評だ。

マイナビ編集部から

100年近い歴史を持つメーカーであるが、かわでんへの取材で受けたのは、穏やかな人が多いという印象だった。
新卒で入社したという、総務の木内さんも「私が入社を決めたのは、採用担当の人柄でした。実際、面倒見の良い人ばかり。工場には高校を卒業した若手から70歳ほどの社員までおり、年齢は違えどみんなで良い製品をつくり、お客様にお届けしようと一丸となって頑張っています」とのこと。また同社では採用時の適性検査の結果をもとに、就職活動のアドバイスもしているそうで、その姿勢からも新卒への接し方がわかるに違いない。

山形県南陽市にある本社は山の麓にあり、雪は多いものの、山形市からも車で30分程度。電車の駅にも近く、暮らすにも良い街だ。何より同社が提供しているのは、電気を使う建物や施設では欠かせない製品であり、著名な観光スポットや競技場などの大型施設でも、同社のシステムが使われている。会社の歴史から見ても、安定性は抜群と言えるだろう。
こうした恵まれた環境のもと、頭角を表す若手社員も多く、設計部門では入社1年ほどで図面作成で力を発揮している社員もいるそうだ。
モノづくりの世界に興味を持ったら、ぜひ着目していただきたい。

PHOTO
山形県南陽市の本社。職種によっては転勤もあるものの、それに伴う各種の手当も充実しているため、自分の成長のための経験だと捉えて積極的にチャレンジしてほしい。

トップへ

  1. トップ
  2. (株)かわでん【東証スタンダード市場上場】の取材情報