最終更新日:2025/4/15

(株)ハイマックス【東証スタンダード上場】

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本社
神奈川県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

多彩なプロジェクトを経験でき、エンジニアとして幅広いキャリアを望める会社です!

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7年目の社員が語る!エンジニアとしての成長の軌跡と今後の展望

独立系Sler(システムインテグレータ)として、半世紀にわたり安定した事業基盤を築いているハイマックス。同社で約7年間の経験を積んできた先輩社員に、キャリアの現在地と今後の展望について伺いました。

◆川奈野 瑞樹さん(写真左)
ビジネス企画開発事業部
2018年入社/情報工学科卒

◆芥 栞里さん(写真右)
第4事業本部第2事業部第2部
2018年入社/日本語文学学科卒

先輩の横顔

「資格取得に励みやすい職場で、試験や書籍購入の費用は部署からの支援があります。休日は韓国語を学んだり、K-POPのライブを楽しんだりしています」(川奈野さん)
「プライベートでは社会人オーケストラでチェロを弾いており、休日は練習や演奏会に参加しています。休日出勤はほぼなく、有給休暇も取りやすい職場です!」(芥さん)
3カ月間にわたる新人研修を共に過ごす同期とは自然と仲が深まる。各々の現場に入った後も3年間はフォローアップ研修を行っており、情報交換の場が設けられているのだそう。

幅広いシステムに関われる環境で、交渉力やマネジメント力を磨く/川奈野さん

中学生の頃からPCやゲーム機器を触るのが好きだったことから、情報系の学部に進学。就職活動の際は広くSler企業を検討しましたが、金融、航空、流通といった幅広い業種で、一般の方々が触れるシステムを手掛けられる当社の事業内容に魅力を感じて入社を決めました。

学生時代に培ったプログラミングの知識や経験を活かし、比較的早いうちから技術部の一員として、さまざまなプロジェクトに携わってきました。最初に配属されたのは航空系のプロジェクトです。テスト工程を繰り返す中で、先輩の仕事ぶりを見ながら効率化の手段を学べたことは、その後の業務にも大いに役立ちました。

2年目には業務効率化ツールの調査や検討業務を担ったのち、3年目からは官公庁のプロジェクトへ。通常の5倍ほどの分量がある大きな機能を担当させてもらい、チームに貢献できた手応えは大きかったですね。普段あまり知り得ない特許関連業務の知識を学べたことも興味深かったです。

5年目から現在にかけては、生命保険会社の被保険者の方々が利用するWebアプリケーション開発のプロジェクトにアサインされました。本件にはプロジェクトの立ち上がりのフェーズから参加しており、3年弱をかけてクライアントとの価値検証を繰り返してきました。サブリーダーとして対外的なやりとりも担うようになり、技術的な部分を噛み砕いて伝える「説明力」や、クライアントに納得いただける落としどころを見出していく「折衝力」など幅広いスキルを培っています。

並行して、6名のメンバー育成にも注力しています。細かく指示するというよりは、「本人にまず考えてもらい、自分なりの答えを出してもらってからフィードバックする」という育成スタイルを実践しています。最近はその成果を感じられており、何も言わなくても自分で考えて仕事を進められるようになったメンバーたちの成長を見られることが、やりがいの1つになっています。

リーダーとしての心構えやマネジメントのノウハウについては、社内の先輩たちから教わっています。当社では社内勉強会を定期的に開いており、リーダー経験の豊富な先輩たちから貴重な経験談を聞く良い機会になっています。

リモートワークも自由に活用できるプロジェクトですが、私は出社派かつ夜型なのでフレックスタイムで遅めの勤務時間帯に設定し、夜の静かなオフィスで資格の勉強をしてから帰る、という日々を過ごしています。

クライアントと良好な関係を築き、信頼をベースに仕事ができる喜び/芥さん

大学では日本語学や日本語教育を学んでいたことから、就職活動の序盤は出版社や文具メーカーなどを見ていました。SIerに注目し始めたのは、学内合同企業説明会で当社の話を聞き、「クライアントのニーズを聞いてシステムを作り上げていく仕事である」という点に興味を持ったことがきっかけです。いろいろと調べるなかで、自由度高く幅広い案件に携われそうな独立系Slerであり、働きやすい環境も整っている当社に魅力を感じて入社を決めました。

3カ月間の新人研修では、プログラミングの基礎を一から学びました。二進数や八進数などの理解には少々苦戦した記憶があります。ラスト1カ月はチーム開発の疑似体験ができ、講師の方に褒められるほどにチームワーク良く、効率的に完成できたことで大きな達成感を覚えました。研修後はまず半年間、金融系のプロジェクトに参加。先輩たちの手厚いサポートのもと、開発や業務の大まかな流れを理解しながら、研修とはまた違う言語を学ばせてもらいました。

そして1年目の終わりからは約5年間、クレジットカードの次期システムの更改に関わる大型プロジェクトに取り組んでいます。基本設計のフェーズから参加し、ようやく最終のテスト段階を迎えている状況です。まずは基本設計の一担当として技術的な部分の理解を深め、3年目頃からはレビューを担当したり、後輩や協力会社のメンバーたちの進捗を確認したりと、リーダーとしての業務も担うようになりました。

チームをまとめるポジションを任された当初は、どう立ち振る舞えば良いのか迷うこともありましたが、自分なりに後輩のフォローやサポートに努めていたところ、上司やクライアントが「面倒見が良いよね」と評価してくださるように。最近は一人ひとりと積極的にコミュニケーションを取りながら、それぞれに合った育成方法なども考えられるようになりました。

本プロジェクトには多くのメンバーが出入りしていますが、私は長く在籍しているので、プロジェクトの特性を深く理解できていることや、クライアントとの関係を築けていることが、仕事のやりやすさにつながっています。先方としっかり意思疎通をしながら進められていることが、やりがいにもなっていますね。「クライアントと話しながら1つのものを作り上げていく」という、入社前にイメージした通りの仕事ができています。

それぞれの今後の目標/社風について

目下取り組んでいるプロジェクトは、そろそろ詳細な要件定義や設計に入っていく段階です。まずは本件をやり遂げることが、直近の目標です。2年前に顧客企業のDX化を推進する「ビジネス企画開発事業部」が正式に発足し、現在はその一員として動いているので、今後はAIなどの最新技術もうまく取り込みながら、いろいろなクライアントの業務効率化やコスト削減に寄与していきたいです。

業務と並行して資格取得も続けており、次は「認定スクラムマスター」にチャレンジする予定です。自分の手を動かしながら勉強し、技術はひと通り身についてきた手応えがあるので、今後は手を動かす人たちをマネジメントする為のスキルを伸ばしていきたいですね。見積管理や品質管理などリーダーが担うような業務も、少しずつ学び始めています。

職場環境には、非常に恵まれています。身近に目標にしたいと思えるような先輩たちが何人もいますし、何よりありがたいのは、「こういうことをやりたい」と相談すると、その為の成長機会をどんどん与えてくれることです。近々、上司からプロジェクトマネジメントの役割を委譲していただく話も挙がっています。
(川奈野さん)

現在のプロジェクトはイレギュラーなことが多く、何度かリリースが後ろ倒しになっているのですが、いよいよ佳境を迎えます。無事にリリースまで漕ぎつけることが当面の目標ですが、落ち着いたら、昇格に必要な「応用情報技術者試験」にもチャレンジしたいですね。

上司との目標面談が半期に一度あり、その際にキャリアの相談もさせてもらっています。将来的にはマネジメントに強い人材を目指しており、「その為には、こういう経験を積んだら良い」といった助言も適宜いただいています。上司にはプロジェクトでの頑張りや適性もきちんと見ていただいている実感があり、安心して仕事に取り組めています。

普段は9時か10時に出社していますが、最近はプロジェクトのテスト工程の時間帯に合わせて、13~22時という変則的な勤務をしています。リモートワークも適宜利用していますが、私はクライアントやメンバーと直接話しながら進めたいタイプなので、基本的に出社して仕事をしています。
(芥さん)

学生の方へメッセージ

6年間働いてみて感じた当社の魅力は、2つあります。1つは、クライアントの幅や案件の幅がかなり広いことです。いろいろな経験を積みたいという人にとっては、その希望を叶えやすい会社だと思います。

もう1つは、将来の目標を定めやすい環境があることです。私自身もそうでしたが、「入社時点で、やりたいことが具体的に見えていない人も心配ないですよ!」と伝えたいですね。いろいろな特性とキャリアを持った先輩がいるので、話を聞きながら「自分はこういうエンジニアを目指していこう」といった方向性を見出していけると思います。
(川奈野さん)

当社は社員がやりたいことに対して、積極的にその機会の場を提供してくれる会社だと思います。事業部の垣根を超えて新しい技術の勉強会を行ったり、そこからプロジェクトが立ち上がったりと、自発的な動きもあります。社内には専門の教育部門や技術研究を専門に行う部門もあり、いわゆる一般的な開発系エンジニアのキャリア以外にも、将来の幅を広く持てる会社だと思いますね。

プログラミング未経験から一人前に成長できる教育制度も揃っていますし、各プロジェクトには必ず技術に精通している人がいるので、そうした人に積極的に質問しながら実践的なスキルを積み上げていくことが、スピーディーに成長するコツだと思います。
(芥さん)

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全社的な集まりは年1回あり、普段は別々のプロジェクトにいる社員たちの話を聞く良い機会になっているという。キャリアを考える上でも有意義な場となっているそうだ。

マイナビ編集部から

独立系SIerとして、半世紀の歩みを持つハイマックス。現在は銀行・証券・保険・クレジット・公共・流通という6つの業種において企画・開発・保守・運用・エンハンスを手掛けているほか、サーバやクラウドなど基盤の構築・運用なども事業領域となる。取引先には大手・有名企業の名前がずらりと並び、各社と長年の信頼関係を築いていることは同社の大きな強み。加えて創業以来の無借金経営を続けており、健全な財務基盤を持っていることは、社員にとっても安心材料の1つとなっている。

今回の取材で感じたのは、社員たちの明るく前向きな仕事姿勢だ。2人の語り口からは、「クライアントに信頼される喜び」「チームでモノづくりをする楽しさ」「丁寧に成長を見守り、ロールモデルを示してくれる上司や先輩への尊敬や感謝の念」が感じられ、これらがまさに同社で働く魅力・やりがいなのだろうと感じた。数年をかけてリリースに漕ぎつけるような大型のプロジェクトも少なくない為、その過程でメンバーとの絆やクライアントとの信頼関係も育まれているのだろう。

同社は有資格の技術者を育てることにも力を入れており、自社内に専門の技術研究部門や体系的な教育制度が揃う。昇格に必要な資格・スキルも明示されており、着実にキャリアアップを目指していくことができる。プログラミング経験者・未経験者どちらにとっても、満足度の高い制度と環境が揃っている企業という印象を持った。

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独立資本で多様なクライアントと自由に協働できることが、独立系SIerの魅力。同社では全行程にワンストップで関われる案件も多く、モノづくりの手応えを感じやすいそうだ。

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