最終更新日:2025/3/19

(株)ニシコン 【テレビ西日本グループ】

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • ソフトウエア
  • 情報処理

基本情報

本社
福岡県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

放送局向けのシステム開発で高いシェア。文系出身の先輩も多く活躍中!

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北九州から全国へ。高いシェア率を誇るニッチなシステムが強み

放送局向けのシステム開発で知名度が高く、北九州に本社を構えながら全国各地の放送局と取引を重ねるニシコン。文系出身の先輩も多数活躍しているという同社の魅力を探るべく、先輩3人にインタビュー!

■米澤 龍樹/2019年入社 (写真右)
ITソリューション本部 ERP技術部 ERPグループ 主任

■田代 東都/2023年入社 (写真左)
ITソリューション本部 HIBS開発部 準備運行グループ

■前田 雄矢/2020年入社 (写真中央)
ITソリューション本部 システム技術部 報道支援グループ

\先輩の仕事場拝見/

「開発を進める中、取引先から問い合わせや質問を受けることも多く、できる限りレスポンスを早くすることで、お客様満足と業務効率化を意識しています」と米澤さん。
「HIBSのシステムで社内初となる動きを自分でプログラミングしたことがあり、それが実際に局で使われていることがわかった時には嬉しい気持ちになりました」と田代さん。
「プログラムを楽しんでつくることを日々意識しています。苦労することもありますが、目標を達成できた時の達成感を得る度、仕事がさらに好きになります!」と前田さん。

開発の最初から最後まで携われるやりがい、北九州から全国各地に出張できるおもしろみ【米澤】

●入社のきっかけ
大学で長崎から北九州に移り、そのまま福岡で働きたいと考えていました。情報工学を専攻したことから、就職活動でも情報系を志望。放送局向けのシステム開発と聞いて「楽しそう!」と思ったのが当社の第一印象です。他社では東京転勤があり得る中、北九州市に拠点を置き、転勤することなく日本全国のお客様と仕事ができる環境に魅力を感じました。

●就職活動で力を入れたこと
面接では、自分の意見をはっきりと伝えるよう意識していました。というのも、いろいろな企業の面接を受ける中で、面接官の質問に自分の意見を答えることができなければ、会話を進めることができないという場面を何度も見たからです。できる限り自分の言葉で自分の思いや考えを話せるよう、しっかりとした口調で伝えられるようにしていました。当社の面接では、大学院でAIに関連した研究をしていたことを伝えることができ、会話が膨らんだことが印象に残っています。

●現在の仕事内容とやりがい
放送局向けのERPパッケージ(人事や経理などの業務システム)の開発に携わっています。要件定義をはじめ、開発から納入まで幅広く手掛けており、現在はサブシステムのリーダー兼全体のプロジェクトサブリーダーを務めています。すでにERPパッケージだけでも70局以上との取引実績のあるシステムですが、新規の案件となればカスタマイズが必要となります。システム開発のスタート時から本番を迎えて無事に運用できるまでの一連の流れを管理し、最後にお客様に喜んでいただけた時には一つの達成感が得られます。小さなところですが、お客様からの問い合わせに難なく答えられるようになってきたことで、自分自身の成長を実感しています。

●入社して分かったニシコンの魅力
出張しない月もありますが、最近は月1~2回の頻度で県外に出ています。福岡や出張先で、取引先の局の番組やニュースを見る機会があると、仕事で貢献できていることに喜びを感じます。出張先では、お客様と一緒に自分一人では行くことができないお店で美味しい食事をいただくこともあり、それも一つの楽しみになっています。放送系の専門知識が必要なシステム開発に挑戦するなど、これからも新しいことを吸収しながら成長していきたいと思っています。

手厚い新入社員研修でプログラミングが上達!若手でも考えを伝えやすい風通しの良さが自慢【田代】

●入社のきっかけ
短大では、画像編集や映像制作とプログラミングの両方を学ぶメディアコミュニケーションコースを専攻。学んだ知識を活かすために、放送業界とIT業界の2軸で企業研究を進めた結果、放送業界向けのシステム開発を手掛ける当社なら、どちらも活かせると志望しました。フォローアップ面談や先輩社員と話す機会があり、働いている人の声を多く聞けたことや働く人の良さを感じたことから当社を選びました。「残りの在学期間中に何をしたらいいですか」という学生の質問に、他社だと「技術を伸ばすこと」と言われることが多かったのに対し、当社の皆さんは口を揃えて「残りの学生期間を楽しんで」と答えるなど、人材としてではなく一人の人として話してくださっていることも魅力に感じました。

●現在の仕事内容とやりがい
現在は、民間放送局が放送する番組・CMなどの情報や関連業務を管理するテレビ営放システム(HIBS)のプログラミングに携わっています。業界の専門用語を覚える必要もあるなど苦労することもありますが、細かく教えてくださる先輩方に助けられています。思い通りに行かないこともありますが、自分で手掛けたプログラミングが上手く動いた時には、達成感がありますね。実際の放送と密接に関わっているため、緊張感を持ちながら業務に取り組んでいます。

●研修について
私が入社した当時の新入社員研修では、約2カ月の社外研修からスタートしました。プログラミングの基礎を学び、配属先でOJTを実施。さらに毎年セミナーの案内があり、受けたいセミナーを受講できるなど、学びの機会を与えてくれる会社です。学生時代にプログラミングの勉強はそれほどできていませんでしたが、手厚い研修のお陰で、情報系出身の同期と同じようにスキルを習得することができました。文系出身の先輩もバリバリ活躍されています。

●入社して分かったニシコンの魅力
経験が浅い私でも先輩に「ここはこうした方が良いのでは」と自分の考えを気軽に伝えやすい雰囲気があり、実際に不具合を解消できるなど、役に立てると嬉しくなります。また、放送業界に絞り込んだシステム開発を行う当社の強みは、競合他社が少ないことです。お客様1局、1局に向けたカスタマイズができるなど、仕事を通じて技術や知識を学べる環境があります。

完成できた時の大きな達成感。成長を感じられる環境がここに【前田】

●入社のきっかけ
大学では電子情報工学を専攻し、電子機器とプログラミングの両方を学んでいました。就職活動では、どちらに絞るのか決めきれておらず、業界業種問わず見ていきました。自分に合う、合わない点を見るとともに大きな軸にしていたのは、生まれ育った北九州に根ざしたいという思いでした。当社との出会いは、ある企業セミナーがきっかけです。地元の近くにもソフトウェア会社があったのかとブースに立ち寄り、北九州市に本社を置く会社ながら、全国各地の放送局の業務をサポートできるなど、想像以上に規模の大きな事業を展開していると知り第一志望で応募しました。

●就職活動中に力を入れたこと
面接で背伸びをしても、後で自分自身がきつくなるだろうと考えていましたし、自分の性格上、嘘はつけない性格で飾り立てた言葉を並べることもできないと思っていたので、ありのままの自分で話すことを大前提にしていました。当社の面接でも素の自分で答えようと、短所について質問を受けた時「心配性なところです」と答えたら、共感していただき、和やかな雰囲気になったのを覚えています。

●現在の仕事内容とやりがい
放送局の報道支援システム「Japrs(ジャプルス)」の開発に携わっています。ニュース番組は生放送が多く、限られた時間の中で業務効率化が求められます。取材の予定を管理するほか、原稿を書く、ニュース項目を構成する、ニュース素材を管理するなどの業務をシステムでトータルにサポートしています。他メーカーとの連携が求められるため、エラーが起きないよう注意するのも大事なことです。複雑なシステムに携わることもありますが、何日も費やした先に完成できた時の達成感は大きいですね。チームでものづくりをするため、互いに意見を出し合い、助け合いながら、完璧なシステムに近づけられる環境に魅力を感じています。

●入社して分かったニシコンの魅力
全国の放送局を相手に開発を行い、あらためて規模の大きさを実感しました。大規模なシステムの難しさや苦労はありますが、その分成長できたと感じています。遠隔操作で全国の局とつながり、メンテナンス業務を行っている上司の姿に憧れており、早く上司に追いつけるよう今後も成長したいです。また、最近はAI技術を活用した取り組みにチャレンジしています。新しいことに挑戦できる環境があることも、大きなモチベーションにつながっています。

学生の方へメッセージ

【米澤】
学生の皆さんには、ぜひさまざまな会社を知ることからはじめてほしいと思います。自分に合う、合わないもあると思うので、実際に見てみることも大事なこと。私が当社を選んだのは、地元に根ざすことができて転勤がなく、出張ベースでいろいろなところを訪ねられることに大きな魅力を感じたからです。昨年夏には、全面オフィスカジュアルとなり、出張時しかスーツを着用しなくなるなど、職場の快適性も増しています。

【田代】
自分が働きやすいと感じる環境を知ることもお薦めです。私はアルバイトを通じて、周囲からの影響を受けやすいタイプだと実感していたので、面接を受ける時には働いている人を重視していました。自分自身が大事にしたいことを知り、会社探しに当てはめていくことが近道になると思います。当社を選んだのは、自分の素を出せる環境があると感じたから。チャットグループなどで気軽に相談もし合えています。

【前田】
まずは、幅広く業界業種を見ることからスタートしてください。最初から働く業界を決めている人もいれば、決まっていない人も多いと思います。いろいろと見ていく中で、興味のある会社と出会えるかもしれませんし、イメージと違った会社が出てくるかもしれません。また、面接では“素の自分”で素直に答えていくことが成功につながると感じています。結果として、自分に合う会社を見つけやすいと思いますよ。

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昼食やMTGで利用できるフリースペースでリフレッシュする先輩たち。「研修制度が整っているので、文系理系関係なくシステム開発に関する知識や技術を学べます」とのこと。

マイナビ編集部から

私たちが普段から見聞きするテレビ放送やラジオ放送において、同社のシステムはなくてはならない存在だ。番組編成や進行管理、ニュース原稿管理、映像アーカイブ管理など、放送業界ならではのシステム開発から、財務会計や人事・給与関係といった業務支援システムまで、提供するシステムは多種多様。全国に約130局ある地上波民間放送局のうち、実に100局以上にシステムを納入しているなど高いシェア率を誇り、業界に大きく貢献している。その他、官公庁や一般企業向けのシステム開発、コンサルティング、保守運用を手掛け、幅広いニーズに応じるのも同社の強みだ。

「世代交代が進む社内では、社員の若返りを図ろうと新卒採用を強化。2023年度に7名、2024年度に5名が入社、2025年度には11名が入社予定で、若手の力に多いに期待している会社です。迎える側の“次世代を育てよう”という意識も高く、新入社員をみんなで大歓迎しています」と冨田代表。今回のインタビューでも社員から「先輩や上司にも自分の意見を伝えやすい」「何でもすぐに相談しやすい雰囲気がある」とリアルな感想を聞くことができた。2023年より、社内の服装をカジュアル化し、さらにリラックスした雰囲気で働くこともできているという。その雰囲気の良さをぜひ自分自身の肌で感じてもらいたい。

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「すべてに+01(プラスゼロワン)を。」をスローガンに、北九州から全国のクライアントの多様なニーズに応え続けている。

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