最終更新日:2025/5/2

社会福祉法人神戸福生会

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 福祉サービス
  • 教育
  • ホテル・旅館
  • フィットネスクラブ

基本情報

本社
兵庫県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

ご利用者だけではなく、スタッフの幸せも追求しながら未来へと歩みを進めています。

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「高齢者ケアセンターながた」で働く3名にインタビュー!

今回は存在感を大いに発揮している2名の若手スタッフと施設長が登場。入職のきっかけや入職後の歩み、仕事のやりがい、職場風土、教育体制、今後の目標など、ざっくばらんに様々な切り口で話を伺いました。

■稲田 歩乃佳さん(写真中央)
高齢者ケアセンターながた ケアワーカー/2023年入職
神戸医療福祉大学 社会福祉学部 社会福祉学科卒

■平松 遥佳さん(写真右)
高齢者ケアセンターながた ケアワーカー/2022年入職
関西大学 システム理工学部 数学科卒

■大和田 順さん(写真左)
高齢者ケアセンターながた 施設長/2006年入職
日本大学 理工学部 精密機械工学科卒

神戸福生会の魅力とは?

「入職したての頃は、ベテランのパートさんからも様々なことを教えていただき、非常に勉強になりました。人間関係の良さもピカイチの職場ですよ」と稲田さん。
「“やりたい”と手を挙げれば、早い段階からいろいろな業務にチャレンジできる環境なので、意欲的な方はやりがいを存分に味わえると思います」と平松さん。
「当法人は、ご利用者とスタッフの距離が近いのが大きな特徴です。介護のプロを目指すには、これ以上ない環境だと思います」と大和田さん。

ご利用者との信頼関係の深まりを実感する毎日!充実した時間を過ごせています。

私の祖母は40代後半の若さで大きな病気にかかり、左半身に麻痺の症状が残りました。リハビリを頑張りながら、不自由な身体で家事など何でもこなす祖母の姿を間近で見て、将来は介護職に就きたいと思い、大学は社会福祉学部へ進学。在学中に社会福祉士、介護福祉士の二つの資格を取得しました。当法人のことは合同説明会で知り、研修が非常に充実していることや、愛着ある兵庫県に腰を据えて働ける点に魅力を感じ「ここで頑張ろう!」と気持ちが固まりました。

入職後はチューターの先輩のアシスタントを通じて、各業務の進め方や一連の仕事の流れについてじっくりと理解を深めていきました。大学でも学外実習はあったのですが、コロナ禍でオンライン実習がメインとなり、ご利用者に接する機会が少なく、実践的なスキルをあまり習得できませんでした。そのため、入職後に業務の中で一からスキルを身に付ける機会があったことは、とても心強かったです。チューターの先輩は何を聞いても丁寧に教えてくださり、新たな知識やノウハウが自分の中に蓄積されていく喜びには、格別のものがありました。

入職してもうすぐ2年が経ちますが、ご利用者との関係性が着実に深まっていることを実感しています。体調が優れなかったご利用者が自分でご飯を食べられるようになったり、車椅子で自走できるようになったり、そういった様子を見られた時は、自分のこと以上に嬉しくなります。毎日同じ時間が流れているように見えても、ご利用者の体調はその日によって異なり、私たちはそれに応じて最適な対応が求められます。普段近くで同じ時間を共有しているからこそ、気付く変化がありますし、ご利用者と一日一日を大切に関わりたいと、より一層強く思うようになりました。

また、私が現在所属しているショートステイでは、定期的に利用される方の他にも新規で来られる方が多くいらっしゃいます。その度にフェイスシートや相談員の話を通して、どのような症状があるのか、普段の生活の様子などを確認しています。社会福祉の面でも多くのことを学べる機会があるので、日々貴重な経験をさせてもらっています。
(稲田 歩乃佳さん)

ご利用者の笑顔が何よりのモチベーションに!働きやすい職場です。

もともとは数学の教師を目指していたのですが、デイサービスから帰ってきた祖母が満面の笑顔でその日にあったできごとを話す姿を見て「高齢者をサポートする仕事も良いな」と思うようになりました。就職情報サイトで当法人を知り、リモートの説明会に参加。分かりやすい説明でサービスへの理解が深まったことに加え、私のように介護関連の知識がなく入職した先輩が数多く活躍していることを知り、入職を決めました。

入職後は、介護職員初任者研修を受講して介護の基礎的な知識や技術を学び、5月に「高齢者ケアセンターながた」に配属されました。最初は正直不安もあったのですが、年次の近い先輩がチューターとして付いて、分かりやすく仕事の進め方を教えてくださりました。無理なくできることを少しずつ増やしていけたので、不安は完全に取り越し苦労でしたね。

一番嬉しいことは、日々の介護の中でご利用者から「ありがとう」の言葉をいただけた時です。ご利用者の笑顔がどんな時でも頑張れる原動力になっています。ターミナルケアにはつらい面もありますが、ご利用者が穏やかな最期を迎えられるようにチーム一丸となってケアに取り組み、ご家族から感謝していただけた時には、自分たちの役割を全うすることができて良かったとしみじみ実感します。

また、私が在籍しているチームには外国人材・パートさんを含めて約20名がおり、鉄壁ともいえるチームワークの良さが何よりの自慢です。2024年12月からはフロアリーダーを務めており、責任と同時にやりがいもより一層アップしました。介護福祉士実務者研修に引き続き、現在は介護福祉士の資格取得に向けて勉強をしている最中です。研修事業部の方々のサポートも心強いので、合格を目指して励んでいます。

当法人は休みがしっかりと取れるので、有給休暇も各自の取りたいタイミングで気兼ねなく消化することができます。私もプライベートを大いに満喫し「また頑張ろう」と英気を養えています。また、入職3年目にチューターを経験したのですが、反省点も多々あったので、その経験を活かし、次にチューターを任された時にはしっかりと新人スタッフの成長をサポートできるように努めたいと思っています。
(平松 遥佳さん)

スタッフの負担軽減のため、現場のICT化にも本腰を入れて取り組んでいます。

私が施設長を務めている「高齢者ケアセンターながた」は、1993年に特別養護老人ホームとして、地域の高齢者が住み慣れた街で暮らし続ける街づくりの一環として誕生しました。開設当初から24時間対応のサービスなど在宅介護への支援体制を確立し、ご利用者のサポートを行ってきました。また、阪神・淡路大震災が発生した際にはボランティアの方々の拠点にもなり、復興支援として災害復興住宅に住む高齢者の方々の見守り支援を行うなど、開設から現在に至るまで、地域との関わりを大切にしています。

当施設では年次やキャリアも様々なケアワーカーが活躍しており、個々のスキルの高さに加えてスタッフ間の横のつながりも非常に強固。その時々の状況に応じて、臨機応変にフォローし合う風土がしっかりと根付いています。人間関係においても心優しいメンバーばかりなので、自然と笑顔で働ける職場です。また、ご利用者も明るくて気さくな方が多く、施設内には常に和気あいあいとしたムードが漂っています。

今回登場してもらっている稲田さんや平松さんをはじめ、常に若手スタッフが率先して行動してくれているので、施設長の私としても心強い限りです。当法人で活躍できるのは、“人”に関心があり、積極的にコミュニケーションを図るなど、思いやりの気持ちを大切にできる方。大変な面はもちろんありますが、それを含めてご利用者との触れ合いを心から楽しみ、仕事を通じていろいろなことを貪欲に吸収してほしいと思っています。

また、スタッフの負担を軽減し、より働きやすい環境をつくるためにもインカムやセンサーを導入するなど、現場のICT化にも注力しており、今後もご利用者の幸せに寄り添い、様々な可能性を柔軟に模索しながら、未来へとその歩みを力強く進めていきます。当法人を活躍のステージに選んでくれた方が早い段階から力を発揮できるように、あらゆる角度からサポートしていきたいと思っています。
(大和田 順さん)

学生の方へメッセージ

これまで当法人の一員として働いてきて改めて思うのは、介護という仕事のやりがいの大きさです。今ではご利用者のちょっとした表情の変化や受け答えの違いで体調の良し悪しも判断できるようになりました。ご利用者から頼られ、必要とされる喜びが何よりのモチベーションとなっています。当法人は、未経験・無資格からの成長を手厚くバックアップしてくれる環境が整っているので、安心して新たな一歩を踏み出せます。(稲田さん)

私の場合は進路の選択肢に教師があったので、就職活動を本格的にスタートさせたのは、少し遅めでした。“自分は自分”と割り切っていたとはいえ、周囲が結果を出しはじめると、やはり焦りを感じることもありました。ですので、皆さんには企業研究を含め、就職活動はできるだけ早くから余裕を持って準備を進めることをおすすめします。自分を信じてやり切った先には、歓喜のゴールテープを切れるはずです。(平松さん)

就職活動では「自分を良く見せたい」という気持ちはよく分かるのですが、自然体の“ありのままの自分”で臨むことが大切だと思います。面接時のコメントについても、マニュアルに記載されているような最適なコメントではなく、たとえ少々拙くても、つながりが悪くても、心から湧き出る言葉で伝えた方が確実に聞く人の心に響くと思います。後悔のないよう取り組み、納得のいく結果につなげてください。(大和田さん)

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打ち合わせでは様々なアイデアが飛び出し、誰かの発したジョークでそこにいるメンバー全員が大笑いとなることも!笑い声が絶えない職場で伸び伸びと自己研鑽に励める。

マイナビ編集部から

1951年に社会福祉法人として認可を受けて以来、特別養護老人ホームなどの「施設サービス」を核とした高齢者福祉介護事業を手がけている社会福祉法人神戸福生会。「質の高い多様なサービス」「ご利用者・地域への貢献」「人材育成」「働きやすい職場」を4つの柱に定め、各拠点で展開する運営の特色を発揮し、地域に寄り添った柔軟な福祉サービスを提供。同法人が核となり、時代の新たな福祉ニーズを開拓していくことで、地域活性化の仕組みづくりに貢献している。

取材では「高齢者ケアセンターながた」で働く方々をはじめ、複数のスタッフの皆さんにご協力いただき、気さくで接しやすい人柄に取材チーム一同が感銘を受けた。身振り手振りを交えながらコメントを発するその姿は非常にエネルギッシュで、言葉の端々に職場への深い愛着と仲間への思いやりがにじみ出ており、印象的だった。

同法人が目指しているのは、老若男女を問わず、一人の幸せを皆で分かち合える豊かな社会の実現。それを実現するため、福祉・介護のプロとしての専門性はもちろん、一人ひとりの個性を最大限に引き出す人材の育成に取り組んでいる。さらに、移り変わる社会のニーズに応えるため、新たな事業の展開にも積極的に取り組み、明るい地域社会の実現に力を注いでいる。介護業界で自分の力を試してみたい方には、ぜひ注目してほしい法人だ。

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皆のこの笑顔が当法人の働きやすさ、そして居心地の良さを物語る何よりの証!これからも法人として可能な限りの環境整備を行い、ご利用者とスタッフの幸せを追求していく。

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