生活協同組合ひろしま

副支所長という立場で、支所の運営と管理全般の業務を担っています。業務内容は多岐に渡りますが、共に働く70名近くの方に指示をしながら組合員さんに安心して利用していただけるように職場の部下が働き易い環境を作ることを意識して日々の業務を行っています。

配送担当者時代の話です。組合員4人のグループ班がありその班は最初、誰も私と目を合わせず話しかけてもほとんど反応無く、黙々と商品を受け取り仕分けが終わるとすぐに解散してしまうという4人の班がありました。生協の配送は毎週同じ時間に同じ個所に伺うため毎週諦めずにタイミングをみながら話しかけ続けました。次第に目を見てくれるようになり、手を止めて話を聞いてくれるようになり、半年後にはトラックまで今日のおすすめはなに？？と聞きに来てくれるようになって鎌田君のおすすめなら買ってみるといってくださるようになったことはすごく嬉しかったですし、働く上での自信になりました。

最初は仕事内容がある程度イメージできることと地元で働けるという理由でエントリーしました。しかし、会社説明会の際に見た先輩社員の仕事風景やインタビューメッセージで感じのよい先輩社員がいきいきとした表情で仕事をされていること。お客さん（組合員さん）へのインタビューでも先輩社員と信頼関係が築けていることが見てとれたことで第一印象は良かったです。その後の就職活動でも採用担当者の方の一人一人と向き合う姿勢が就職活動した会社の中で一番印象良く感じたこと。そして一番は職場体験をした際に先輩社員が組合員さんと和気あいあいと会話をしている姿とポリシーをもって仕事に向かっている姿をみてここで働きたいと思いました。

就職活動は辛いことも沢山あって正直、妥協したくなることもあると思います。実際私もそういう心境のときもありました。しかし、どんな会社でも入社してみれば必ずギャップはあります！！そのギャップを小さくできる最大チャンスです。多くの会社で先輩社員、採用担当の方と関わって自身が働きたいと思う会社に出会う活動は妥協しないことをおすすめします。実際に後悔して離職した友人も居ます。