(株)海遊館

海遊館で魚類をメインに生物の飼育と展示管理を担当しています。飼育員の仕事の基本は「３つの”じ”」などと表現されることがあり、餌を準備する「調餌」、餌を与える「給餌」、水槽や調餌室などの「掃除」が私の主な仕事です。水槽の「掃除」に関しては、潜水作業で水槽の中からアクリルパネルや壁などを掃除することもあります。
また、飼育業務の上で日誌などをしっかりと記録に残すことも大切な仕事のひとつです。得られたデータによって生物の飼育方法を少しづつ改良していくこともあります。

潜水業務をこなす体力、生物に関する知識、展示をつくる感性、お客様とのコミュニケーション能力など、求められるスキルは多岐にわたるのですが、日々の仕事の中でそれらが着々と身についていっているのを感じます。
また、水槽の中からお客様の笑顔を見ることができたり、実際に展示通路で飼育している生物についてお話できる機会があると、この仕事をしていてよかったと思います。

学生の頃から自然が好きで、よく釣りなどに出かけていました。大学への進学を決めたのも自分の好きな海についてさらに学ぼうという思いに至ったからです。この頃もただ「海が好き」という思いから自身の学びを深めていました。そこで学んだ海や自然の持つ魅力を多くの人に「伝えたい」と思うようになり、水族館で働きたいと思うようになりました。そんな中、当社ではニフレルなどの新しい展示や、海遊館でも既存の展示の大型リニューアルなどに取り組んでいたということもあり、当社でなら海や自然の魅力を伝えられると思い、入社を決めました。

希望する会社に実際に入社したらそこでどんなことをしたいかという具体的なアイデアと中長期的なビジョンの両方を持って臨めば、就活も入社後のスタートもスムーズにいくのではないかと思います。