最終更新日:2025/4/7

(株)やさしい手

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 福祉サービス
  • 商社(精密機器)
  • 医療機関
  • 専門コンサルティング
  • 医療用機器・医療関連

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

多彩なサービスで支える在宅介護。新しい介護のカタチをリードする挑戦

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在宅介護での安心を実現。介護の常識を覆す最前線で情熱を注ぐ。

在宅で質の高いサービスを提供する先輩、福祉用具で安心生活を支える先輩、AIで業務効率を向上させる先輩。3人の先輩に仕事内容とやりがいについて伺いました。

石井 伽奈さん(写真中 )
日暮里訪問介護事業所
2023年入社

山倉 賢太郎さん(写真右)
住環境事業本部 千葉営業所 千葉グループ
2022年入社

吉成 一真さん(写真左 )
経営企画部 経営企画室
2024年入社

各事業を通して感じる「やさしい手」の魅力

「利用者と深く関わりながら、信頼関係を築くことにやりがいを感じています。先輩の温かいサポートのもと、質の高いサービス提供できる環境が魅力です」と語る石井さん。
「お客様人ひとりのニーズに応じた福祉用具を自由にご提案でき、導入からアフターケア、ご逝去後の回収まで一貫して1人で行えるのが魅力です」と語る山倉さん。
「経営企画室で、革新的な介護サービスの提供に貢献しています。最新技術とチームワークが融合する環境が、やさしい手の大きな魅力です」と語る吉成さん。

細やかな気づきが暮らしを変える。一歩ずつ成長し、多彩な業務に挑む日々

幼少期から高齢者と接する機会が多く、小学校時代の郊外学習でデイサービスを体験したことが特に印象に残っています。この経験を通じて自然と福祉への関心が芽生え、大学では福祉系の学部を専攻しました。さらに大学でIT分野にも新たな興味を抱いた私は、就職活動を進める中で「やさしい手」が福祉業界でありながら、自社でシステム開発にも力を入れていることを知りました。この独自の取り組みに魅了され、ここでなら自分の可能性を最大限に広げられると確信し、入社を決意しました。
配属先の日暮里訪問介護事業所では、当初は利用者様のお宅を訪問し、排泄介助や生活援助など、直接的な介護サービスが中心でした。現在では、事務所内での業務や営業活動にも携わるようになり、ヘルパーさんのスケジュール調整や新規利用者様との契約手続き、ケアマネージャーさんへの営業活動まで担っています。
この仕事は本当にやりがいにあふれていると感じています。配属当初、気難しいと感じた利用者様との出会いが印象的です。当時は未熟で、利用者様のペースに合わせた対応を試行錯誤する日々でした。うまく意思疎通ができず悩んだ時もありましたが、接し方を工夫する中で徐々に信頼を築くことができました。「あなたに支援してもらえてよかった」と言われたときの感動は、今でも忘れられません。
まだ1年程度の経験ですが、ケアマネージャーさんが求める情報や利用者様のニーズを丁寧に汲み取り、正確に伝えることを心がけています。「石井さんにお願いしたい」と言われたときは、信頼していただけたことを実感し、大きな喜びを感じます。
全くの未経験からスタートした私は、サービス提供や契約手続き、営業活動を一人で行えるようになりました。苦手だったコミュニケーションも改善し、今では契約業務も一人で対応できています。これは先輩方の丁寧な指導と温かい職場環境のおかげです。段階を踏んだ指導体制が整備されており、まずは書類作成を試し、その後OJTを経て、一人で業務をこなせるようになるまでしっかりサポートしていただきました。この環境には心から感謝しています。
今後の目標は、一つずつ新しい業務を身につけ、日暮里店や会社全体に貢献できる存在になること。将来的には、情報システム部や住環境といった他部署の業務にも挑戦し、キャリアを広げていきたいと考えています。(石井)

一人ひとりの声が、次の一歩を示す。福祉用具の可能性はまだ広がる

住環境事業本部に所属し、高齢者の在宅での暮らしを支える仕事をしています。福祉用具のレンタルや販売、住宅改修工事の提案を通じて、快適な生活環境を提供することが目標です。介護ベッドや車いす、手すりといった日常生活を支えるアイテムから、お風呂用の椅子やクッションなど、細かなニーズに応じた多彩なアイテムを取り扱っています。
営業はケアマネージャーさんや地域包括支援センター、病院に伺ってニーズを確認することから始まります。例えば、退院後にベッドが必要というご依頼があれば、商品を手配し、契約、納品、その後のアフターサービスまで対応しています。営業というと堅いイメージを持たれるかもしれませんが、実際には人と人との信頼関係がすべて。親近感を持っていただき、困った時に頼れる存在でありたいと努めています。
最初はアイテムの知識を覚えるだけでも精一杯でしたが、お客様の病状や症状に合わせて適切な商品を提案できるよう、経験を積みながら学んできました。例えば、パーキンソン病の方に必要となる手すりは、従来鉄板が1.5センチの厚みがあるものなのですが、足元に引っかかりにくい薄型の鉄板を使った手すりを提案したことがあります。お客様から「これなら安心して使える」とお喜びいただいた時には、達成感を得ました。
さらに当社では、AIやDX(デジタルトランスフォーメーション)の活用にも力を入れており、お客様の情報をAIに入力すると、適した福祉用具を提案してくれるシステムでケアマネージャーさんへの提案もスピーディに行えます。また、IoT機器(GPS付き福祉用具や遠隔で室温を確認できる機器)など、自社開発の商品も多く、他社にはない強みとなっています。

私が福祉用具に興味を持ったのは、高校生の頃、街中で車いすや歩行器を使っている方々を見かけたことがきっかけです。大学では総合福祉学部で社会福祉を専攻し、そこで学んだ知識を仕事に活かしたいと考えました。しかし、学校で学んだだけではわからないことも多く、多くのお客様と接する中で新たな発見があります。病状ひとつをとっても、困りごとの内容や程度は人それぞれ。だからこそ、経験を重ね、その方に安心して使っていただける提案が大切だと感じています。
これからも、お客様の生活を支え、喜びや安心を提供できるよう、丁寧な仕事を続けていきたいと思っています。(山倉)

人の想いとAIの力で、より良い介護を実現する

少子高齢化が進む中、介護業界の重要性は一層高まっています。そのような中、当社はAIを駆使し、革新的なサービスを展開することで業界を牽引しています。大学で福祉学を専攻していた私は、病院や他の福祉分野にも興味を抱いていましたが、当社が描く未来像と社会貢献への真摯な姿勢に感銘を受け、入社を決意しました。
正式な配属が決まる前、研修の一環として新潟県長岡市のサービス付き高齢者向け住宅の立ち上げに参加しました。約4か月間、設備導入、利用者獲得、営業活動、入居後のケアなど、多岐にわたる業務を経験。この期間中、異なる部署や役割を持つチームメンバーと協力しながら施設を創り上げる過程で、効率的なコミュニケーションとチームワークの重要性を深く理解しました。
この貴重な経験が、現在経営企画室で担当しているAI導入推進業務に大いに役立っています。特に介護記録の作成では、研修で得たプロセス改善の視点を活用し、AIの導入によって従来多大な時間を要していた書類作成が劇的に効率化されました。新人社員でもベテランと同等の品質の文書を迅速に作成できるようになり、業務の負担が軽減されただけでなく、利用者様に直接関わるサービスに注力する余裕が生まれました。研修で社員たちのコミュニケーションの大切さを実感したからこそ、AIの導入がもっとサービス向上に繋がると確信。AIは業務効率化にとどまらず、サービス全体の質を高める重要なツールとなっており、その可能性を日々実感しています。
入社時点では、AIに関する知識は「便利なツール」という漠然としたイメージしか持っていませんでした。しかし、業務を進める中で、AIが日々進化し、新たな可能性を切り拓いていることを強く実感しています。特に、どのように自社の課題に適応させ、効果を最大化できるかを学ぶ過程は非常に刺激的です。当社が求めるニーズとAI技術の進歩を結び付け、どのように活用すれば最善の結果が得られるかを日々模索しています。
経営企画室では先輩方が、会社の未来を見据えた施策を立案し、事業成長を推進しています。私もその姿勢を見習い、経営を支えるための知見を深め、当社の事業拡大に貢献したいと強く願っています。(吉成)

3人の先輩から、学生の方へメッセージ

私が皆さんに伝えたいのは、「後悔しない就職活動」をしてほしいということです。過去に「もっと早く動けばよかった」と感じた経験があるからこそ、その教訓を今皆さんに共有したいと思います。やりたいことがあるなら、躊躇せずに挑戦してください。新しい視点や可能性が次々と広がり、経験や資格は後から自然についてきます。自分の目指す道を信じて進むことで、充実したキャリアを築いてほしいです。(石井)

介護業界といって思い浮かぶ仕事は何ですか?私が担当する福祉用具を使った支援も介護の一つです。最初は何もわからなくても問題ありません。実際に現場で学ぶうちに、「意外と自分に向いているかも」と不安が消え、気づけば自信がついていました。働く中で先輩が声をかけてくれたり、一緒に練習したり、そうした人の温かさに触れられるのも当社で働く魅力です。(山倉)

就活中、「本当に自分に合う仕事は何だろう」と迷っていた時期がありました。そこで、実際に職場見学に足を運んだり、スタッフの方々に質問したりしてみたんです。そうするうちに、自分が心地よく働ける環境や、周囲との相性が見えてきました。入社後に必要な知識は身につくので、スキルや資格がなくても挑戦は可能です。最初は戸惑っても、その分新しい発見や成長がある。やってみることで新たな自分を見出し、自信へと繋げてほしいですね。(吉成)

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新しいことに積極的にチャレンジする風土が根付いており、多様な経験を積むことができます。充実したサポート体制と働きやすい職場環境が整っているのも魅力です。

マイナビ編集部から

「やさしい手」は在宅介護を中心に、高齢者が住み慣れた地域で暮らし続けられるサービスを提供する企業だ。地域に密着し、利用者の暮らしを支える事業運営は、単なる介護サービスの提供にとどまらない。暮らしの一部として地域住民に寄り添い、当たり前の存在として信頼を築いている点が同社の大きな魅力だ。
今回の取材を通じ、3人の社員が語る仕事のやりがいや利用者への真摯な姿勢から、同社の魅力を深く実感した。事業と現場で働く人々の思いが一体となり、サービスを支えている様子が印象的だった。
さらに、ITやAIを活用した効率化の推進により、新しい可能性が生まれている。経験豊富な職員が担っていた業務も、ITのサポートによって新入社員でも質の高い提案が可能になり、利用者に最適な支援を迅速に届けられる仕組みが整っている。
また、社内制度の充実度も目を引く。新卒は入社直後から有給取得が可能で、資格取得費用は会社負担。運転免許取得補助や奨学金制度など経済的な支援も手厚い。ジョブローテーションを通じた多様なキャリア形成や、配属先の希望を尊重する方針、新卒担当やメンター制度のサポートが社員の成長を支えている。
「やさしい手」は、IT・AIの融合を通じて、新しい時代の福祉へと進化し続けている。変化を恐れず、新たな価値を創造する若い力を求めている。これからの介護業界を共に変えていく意欲ある学生にとって、挑戦しがいのある企業だ。

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介護は、学生時代にどんな経験や学びをされていた人でも挑戦できる分野。経験や資格に関係なく、人の役に立つことによろこびを感じる人であれば大きく成長できる。

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