最終更新日:2025/4/8

(株)デリシア

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • スーパーマーケット
  • 給食・デリカ・フードビジネス
  • 食品
  • 専門店(食品・日用品)

基本情報

本社
長野県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

長野県に根付いた食品スーパー!地域に貢献する実感を持ちながら活躍できる!

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入社1年目から商品発注も!裁量が大きい分やりがいを感じられる

(株)デリシアで活躍する若手・中堅社員3人にインタビュー。それぞれの部門の仕事内容とやりがい、会社の魅力などについて詳しく話を聞きました。

●佐藤 加菜/青果部門/2024年入社(写真中央)
●宮下 礼哉/情報システム部/2024年入社(写真左)
●氣賀澤 拓也/鮮魚部門 部門責任者(チーフ)/2019年入社(写真右)

先輩たちの休日の過ごし方を聞いてみました!

「休みの日はたまった家事をまとめてやることが多いです」と話す佐藤さん。「妹が東京に住んでいることもあり、新幹線を使って日帰りで遊びにいくこともありますね!」
「インドア派なので、部屋でゆったり過ごすことが多いです」と宮下さん。「休日はゲームのネット対戦が楽しみ。新作が出るのが待ち遠しいですね!」
「休みの日はよく高校時代の友達と一緒に遊んでいます」と語る氣賀澤さん。「地元の行きつけの飲み屋さんなどへ足を運び、お酒を飲みながらみんなで盛り上がっています!」

青果部門で野菜の発注などを担当。将来的には魅力あふれる華やかな売り場を自分の手でつくり上げたい。

私は昔からスーパーで買い物をするのが大好きで、店内に並ぶたくさんの商品を見て回るのが楽しくて仕方がありませんでした。そのため、就職活動を始めた当初から「スーパーで働こう」と決めていたのですが、そんな私が就職先として真っ先に思い浮かべたのが、地元・長野県で展開しているデリシアでした。昔からとても馴染みのあるスーパーですし、この地域を愛する姿勢に共感したのも当社を選んだ理由の一つです。

入社後、最初の1カ月間は、社会人としてのマナー研修から始まり、同期とのグループワークやレジ研修などを通じて、少しずつ仕事への理解を深めていきました。その後、デリシア広丘店の青果部門へ配属となり、日々さまざまな業務を行っています。

青果部門が担当するのは、野菜や果物の売り場づくりです。出勤後、まず納品された商品を売り場に陳列する作業からスタート。開店時間を迎えた後は、厨房で野菜や果物をカットしたり、売り場で減ってきた商品の補充作業を行ったりします。品出しをしている時には、常連のお客様が顔を覚えてくださって話しかけてくれることもありますね。

最近では、商品の発注も任されるようになりました。私が担当しているのは主にジャガイモ、ニンジン、タマネギなど。売れ行きを見ながら、特売などに合わせてどれくらい発注するかを考えます。発注した商品が思い通りに売れた時には達成感がありますね。デリシアでは、入社1年目から責任ある仕事を任せてもらえ、早いうちから成長を実感できるのが魅力です。学生時代は与えられた指示通りに動いていればよかったのですが、社会人になってからは自分で考えて行動しなければならないと感じる場面が多くなりました。最初は戸惑うこともありましたが、最近は少しずつ慣れてきて、自分から動けるようになったと感じています。

今後の目標は、青果部門の責任者になることです。私はずっと青果部門で働き続けたいと考えています。青果売り場は、ほかの部門と比べてカラフルでとても華やか。レイアウト次第でガラッと印象が変わります。今はチーフの指示に従って売り場を変更することが多いですが、将来的には自分でアイデアを出し、よりお客様に楽しんでいただける売り場を作っていきたいです。青果売り場の魅力を最大限に引き出せる部門責任者を目指して、これからも日々努力していきます。
【佐藤】

IT機器やシステムを使うユーザーとの距離が近く、「ありがとう」の言葉を直接聞けるのがやりがい。

私が当社を選んだのは、地域密着型の企業だったからです。長野県内で就職先を探している中で、情報システム部の求人が目に留まりました。学生時代には情報系の学部で学んでおり、IT企業も視野に入れていたのですが、スーパーでのアルバイト経験が大きな影響を与えました。現場で働く従業員さんの大変さを実感し、「現場の負担をITで軽減したい」という想いから当社へ入社を決めました。

入社後は、ほかの新入社員と同じように社会人としてのマナー研修やレジ業務など、店舗での基礎的な業務を半年間学び、情報システム部へ配属となりました。部署の人数は9人とコンパクトですが、20代から30代の若いメンバーが中心で活気のある組織です。

情報システム部の主な業務の一つが、店舗で使用されるレジや値下げ機、発注機などの機器にトラブルが発生した際の対応です。60店舗ほどあるため、1日で20件以上の問い合わせが入ることもあります。店舗から連絡を受けたら、機器の保守を行う会社へ連絡を入れて修理を依頼したり、現地での確認作業を行ったりします。また、社内で使うパソコンの初期設定や、商品データや仕入れ伝票などを一元管理する基幹システムのメンテナンスなども手掛けています。

最近では、本部と店舗の間で指示や申請をやり取りする社内専用のコミュニケーションツールの導入プロジェクトに携わりました。既存のツールから新しいものに切り替え、現在も現場からのフィードバックを基に改善を進めています。実際に使う店舗のスタッフから「使いやすい」と言われるとうれしいですね。この仕事のやりがいは、ユーザーである現場の声を直接聞けること。システム開発会社とは異なり、すぐに現場の反応を得られるため、改善した結果がダイレクトに返ってきます。「ありがとう」と感謝の言葉をいただけた時には達成感も大きいですね。

今後の目標は、憧れの先輩たちのように活躍できる人材になること。先輩は、本当に知識量が多く、頭の回転の良さにいつも圧倒されています。その上にいる上司はさらに凄くて、普段から3人分の仕事を一人でこなしています。近くに尊敬できる先輩がいる環境で働けるのはとても恵まれていると思いますし、私も早くそのレベルに到達したいですね!
【宮下】

責任者として自分の裁量で特売品などを決定。狙い通りに売れた時には大きな達成感が味わえる。

私は正社員になる前から3~4年ほどデリシアでアルバイトをしており、鮮魚部門で魚をさばく仕事をしていました。その中で魚をさばくことの面白さにどんどん魅了され、「この経験を活かして正社員として本格的に働いてみたい」と思ったのが入社のきっかけです。当時の店長にも背中を押してもらい、当社へ入社することを決めました。

鮮魚部門の仕事の醍醐味は、丸魚と呼ばれる、頭から尾の先までついたままの魚を自分の手でさばき、商品として完成させるところにあります。お客様から「この魚のさばき方、とてもきれいだね」と声をかけてもらえた時は、この仕事を選んでよかったと感じます。魚を単に並べるだけではなく、自分の技術を活かした“ものづくり”の要素があるからこそ喜びも大きいです。最初はアジやイワシといった小魚から始め、徐々にタイやブリのような大型の魚もさばけるようになりました。技術の向上を明確に感じられるのも面白い部分ですね。

鮮魚部門のスタッフは全員で7人。2年前から部門責任者を務めており、パート・アルバイトの指導や1カ月分のシフト作成、売上管理、仕入れの調整、製造数の決定、その日の売れ行きに合わせた生産調整など、さまざまな業務に取り組んでいます。また、広告商品に合わせて発注することもあり、日々の業務は変化に富んでいます。

生鮮食品を扱っている以上、天候や漁獲量など自分の力ではどうにもならない部分もありますが、そういった時こそ責任者の腕の見せ所です。本社から情報をもらいながら、その時々でお得な魚を仕入れて特売で提供するなど、自分の裁量で売り場をつくり上げていけるのが大きなやりがいです。この間は「カジキの西京漬け」を特売価格で提供したところ、予想以上に売れ行きが良く、お客様にも大好評でした。「この商品は売れる!」と自信を持って仕入れたものが予想通りに売れた時の達成感はとても大きいですね。

今後の目標は副店長になること。そして将来的には、鮮魚バイヤーを目指したいと思います。現在は販売する側の立場ですが、いずれは市場で面白い商品を見つけて店舗へ提供していきたいです。魚好きの自分だからこそ、お客様に「また買いたい」と思ってもらえる商品を提案し続けたいですね!
【氣賀澤】

学生の方へメッセージ

当社では、社員が安心して長く働ける環境づくりに力を入れています。計画有給も含めて120日と年間休日が多く、年2回の5連休取得制度を設けており、繁忙期以外のオフシーズンに旅行へ出かけてリフレッシュすることもできます。

最近では、社員の健康的な働き方を推進するため「ノー残業デー」を導入し、残業時間の削減にも取り組んでいます。平均20時間以内と元々残業は多くありませんが、上場企業としての責任感を持ちながら、より良い労働環境づくりに努めています。また、住宅手当や単身赴任手当、グループ各社の割引制度など、福利厚生も充実しています。

私たちが新入社員に期待するのは、これまでの幅広い経験を活かした柔軟な発想やアイデアです。アルバイトや部活動、ボランティアなど、どんな経験でも構いません。社会と接点をたくさん持てば、その分視野が広がり、人と話す時の引き出しも増えます。それはきっと、当社で働く中でも大きなプラスになるはずです。学校での勉強や資格取得も大事ですが、それだけにとらわれず、ぜひさまざまなことに挑戦してみてください。その経験が、これからのあなたの財産となり、未来の活躍にもつながると思います。
【総務人事部/出口 哲】

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プロスポーツチームへのスポンサー契約や、クラフトビールのイベントを主催するなど、地域を盛り上げる活動にも積極的に取り組んでいる。

マイナビ編集部から

長野県全域で食品スーパーを展開する(株)デリシアは、地域密着型の経営で地元に寄り添い続けてきた会社だ。2024年12月には、アルピコホールディングス(株)が東証スタンダード市場に上場。これを機に総菜強化型の店舗「デリシアミールズ」の新規出店を打ち出すなど、地域の暮らしに欠かせない会社としてさらなる成長軌道を描いている。

同社の特徴は、地域ごとの特性に合わせた店舗展開を行っている点にある。統一の規格を採用するのではなく、売り場のレイアウトや取扱商品を変えることで、お客様のニーズに寄り添った店づくりを実践している。地域のお客様を第一に考える姿勢が多くの人から支持を集め、売り場では「おいしかった」「ありがとう」という感謝の言葉が聞ける機会も多いという。また、売り場を任される社員にとっては、日々の売上やお客様の反応がリアルタイムで分かるところも、仕事のモチベーションの一つになっているようだ。店舗と本部ともに、分からないことは相談しやすく和気あいあいとした環境のもと、3人がそれぞれ得意なことや好きなことを活かしてイキイキと働いていることを取材を通じて実感した。

地域のプロスポーツチームの協賛、地域の特産品を紹介するイベントの開催など、さまざまな形で長野県の活性化に貢献する同社。長野県に縁があり、「この地域のために役立つ仕事がしたい」と考えている学生にとって、まさにうってつけの会社だといえるだろう。

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若手社員が自分の持ち味を発揮し、のびのびと活躍できる環境を用意している。現場経験を経て、チーフやバイヤーなど多彩なキャリアを描いていけるのも大きな魅力だ。

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