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最終更新日:2025/4/9
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部署名IM部
仕事内容鉄道における保守用装置のシステム開発
主に、日本無線グループの製品向けに、組込みソフトウェアの開発を行っています。お客様からの要望に基づいて、機能設計や基本設計から始まります。設計作業は大切な基礎です。これを確実にしておかないと後工程で大変苦労するので、一番力を入れる部分です。それが完了すると、実装(つまりプログラミング作業)と、実装したソフトウェアの試験を行います。組込みソフトウェアが組み込まれるハードウェアは、省スペース化や省電力化のため、CPUやRAM、記憶装置が一般的なPCほどリッチではありません。そのため、なるべく効率の良い処理となるような工夫が必要です。専門的な事前知識も大事ですが、実務を重ねて積んできた経験が大いに生きてきます。様々な製品向けに開発を行っていますが、一例を挙げますと、鉄道の線路の保守用装置があります。これは、線路の保守をする車両や作業員の方に、他の車両の位置や接近を通知する装置です。又、組込みソフトウェアだけでなく、開発中に使用するシミュレータソフトウェアですとか、装置を量産する工場での最終検査に使用するソフトウェアといった、PCソフトウェアの製作も行っています。
街中に出た時、防災無線、河川敷の監視装置、レジの決済端末…などなど、弊社が携わっているシステムをたびたび見かけることがあります。その際に、自分の会社で作ったものが社会の役に立っていることを実感し、この仕事のやりがいを感じます。弊社で開発する製品は、公共事業向けや法人向けのものが多いです。私が開発に携わった保守用装置も、実際に使用されている様子は私を含めて一般の方はなかなか見られません。決して目立つ製品ではありませんが、鉄道が今日も無事に走っているところを見ると、どこかであの製品が活躍しているんだな…、などと誇らしく思ったりします。まさに「縁の下の力持ち」ですね。もう一つ、仕事中でのエピソードです。とある案件で、基本設計から携わったことがあります。入社以来、設計書通りの仕事をすることがほとんどだった私にとって、初めての経験でした。モジュールの構成、画面の構成、開発に必要なモノの調査など、検討事項がたくさんあり、大変苦戦しました。優しい上司のサポートもあって、設計は無事完了しました。その設計に基づいて実装がスタートし、初めて動いたものを見たときは、大きな達成感とやりがいを感じました。
昔からコンピュータに興味があり、将来仕事にするならソフトウェア技術者…とボンヤリ思っていました。決め手となったのは、学生時代に「ETロボコン」というロボットコンテストへ出場した経験です。このコンテストは、みな同一形状のロボットを使用すること、決められたコースを走行することがルールであり、ロボットに組み込むソフトウェアの技術で、早く、正確に、ゴールすることを競うものです。理論上では動くはずのソフトでも、実環境に左右されて想定外の動きをすることが多いです。試行錯誤を重ねていくうちに、「画面上で動くソフトウェアよりも、実物が動くソフトウェアを作る方が面白い!組込みソフトウェアの仕事がしたい!」と感じるようになっていました。地元である長野市での就職を考えていたところ、組込みソフトウェアに強いこの会社が目に止まりました。工場やハードウェア開発も同じ敷地内であり、ソフトウェアの担当者とハードウェアの担当者との連携が取りやすそうだと感じたことも理由です。福利厚生の面でも、完全週休2日制なこと、お盆・正月・GWがしっかりと連休になること、社員食堂や生協が充実していること等が決め手となりました。
皆さん、志望されている会社がそれぞれあると思いますが、その会社でどんなことをしたいか、その会社に入った自分はどんな様子で仕事をしているか…といったことをたくさんイメージしてみてください。イメージ(妄想)が色々膨らむ会社には、きっと内定できると思います。又、企業説明会や見学会などのイベントは、できる限り色々な会社や業界を回ってみると面白いと思います。自分は組込みソフトウェアの業界を第一に考えていましたが、スマホアプリ等をメインで開発する企業(いわゆる、首都圏のベンチャー企業)もたくさん見て回りました。仕事内容は然ることながら、仕事の仕方やオフィスの環境も様々で、見学や説明会だけでも貴重な経験になりました。もしかしたら、自分が第一に考えている職種よりも、もっと魅力的なもの、自分に合うものが見つかるかもしれません。あとは何よりも、たくさん遊びましょう!体力が十分に有り、好きなときに纏まった自由時間が取れるのは学生の特権だと思います。興味分野をじっくり研究するも良し!長期旅行に出るも良し!好きなことに思う存分取り組んで、良い学生生活を送ってください。