仙台農業協同組合（JA仙台）

私の実家は農家で、幼い頃からJAは身近な存在でした。私の地元ではJAの職員といえば地域の顔であり、たくさんの方から頼られる様な存在でした。そして私も「たくさんの人に頼られるような存在でありたい」という思いがありました。JAでは組合員の方のライフステージに合わせた事業を展開している点に魅力を感じていましたし、同時に組合員の方の良き理解者となり、頼られる存在でいたいと思い入組することを決めました。

金融渉外担当として、利用者のお宅へ訪問し、主に集金やライフプランに沿った商品の提案をしています。JAでは様々な事業を展開しているので、自分が担当していないことを聞かれることが多々ありますが、知識を広めるいい機会となっています。世間話をする中で、お困りのことや不安に感じていることなどを察知し、よりよい生活が送れるように提案することも大切な仕事の一部です。

JA仙台では、貯金・共済・営農・くらしのサービスと様々な事業を展開しており、組合員や利用者の方の生活をサポートする仕事です。様々な事業があるので覚えることはたくさんありますが、仕事を通して日々知識が増えていく為充実していて自分の成長を実感できます。また、コロナ禍で人と人の関係が希薄化している世の中ですが、地域の方々はとても親切な方が多く、‘‘人の温かさ‘‘を感じることができます。

自分の気持ちを一番に大切にしてほしいです。就職活動中は周りと比べてしまったり、将来のことが不安になったりし、自分の気持ちに嘘をついた選択をしてしまうことがあると思います。就職活動は、社会を知るチャンスではありますが、視野を広げすぎたあまりに自分の思いと全く反する結果になってしまうと、非常にもったいないと考えます。「なんとかなる」精神をもって第一に自分の気持ちを大切にして、皆様のペースで就職活動に取り組んでいただければなと思います。