最終更新日:2025/5/1

クニヒロ(株)

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 食品
  • 農林・水産
  • 商社(食品・農林・水産)

基本情報

本社
広島県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

安全安心な食を提供――業界トップの誇りを持ち、若いうちから多彩に挑戦できる!

PHOTO

主体的に仕事に取組み、成長する若手ホープたちが登場

クニヒロは広島の名産品である牡蠣に特化し、全国トップクラスの生産量を誇る水産加工メーカー。若手に仕事を任せてチャンスを与える風土のなか、意欲的に活躍する先輩社員たちが仕事や会社の魅力を語ります。

■森 淳輝
営業部 東京営業所/2021年入社

■福田 有里
品質保証室/2019年入社

■綿地 真友子
商品開発室/2020年入社

クニヒロの魅力はココ!

「牡蠣のトップ企業という誇りと使命感を持ち、やりがいを感じされる仕事。牡蠣や商品に愛着を感じながら、全員が一丸となってシェア拡大を目指しています!」(森)
部署間のつながりが強く、東京・大阪のメンバーとの連携もスムーズ。先日はお昼に忘年会を実施しましたが、仕事以外の交流もあり和気あいあいとした職場です」(福田)
「頑張っている社員を評価し、若いうちからいろんな仕事やチャンスを与えてくれる会社。若手が自分のやりたいことに挑戦して成長できる風土が一番の魅力です」(綿地)

営業1年目、お客様のニーズをくみ取り、初めて新規受注できたことが自信と成長に。

学生時代に熱中したのはソフトボールの部活動。同じ趣味を持つ仲間と一つの目標に向かって頑張る日々はとても楽しかったですね。地域のみなさんに支援してもらったこともあり、仕事を通じて多くの人たちに「幸せ」を提供したいと考え、生活に不可欠な「食」を中心に就活。海の近くに育った私は、生かきの生産量トップクラスを誇る当社に惹かれ、大学院での研究やスポーツに一生懸命取り組んできたことをPRして内定を手にしました。

入社後は尾道工場(本社)で商品の出荷を担当。全国の産地から仕入れた牡蠣を全国のお客様に発送しましたが、牡蠣の産地や種類が多いことに驚きました。北の北海道の牡蠣はクリーミーで西にいくほど身がぎゅっと詰まり、九州は貝柱がしっかりしているなど、それぞれの特色を学んだり、安全安心な製造工程で出荷していることを知り、現在の営業の仕事に役立てています。

東京営業所に配属されたのは2年目の6月です。仕事と生活環境が一転したものの、先輩方の同行を通じて丁寧な指導を受け、住宅手当の支給もあり、安心して新天地でのスタートを切ることができました。当社では飲食店やスーパー、量販店、食品商社・卸、通販会社などに生かきや冷凍食品を販売しています。私は主に飲食店のお客様を担当し、業界トップシェアの強みや工場での経験を基に品質や安全性の高さ、おいしさを伝えながら業務用かきを提案しています。

やりがいを感じたのは、1人で新規の飲食店を開拓できたことです。まずはお客様の意見やお悩みをしっかりヒアリング。生鮮は食品ロスが大きいという課題に対して、生食用の冷凍かきを紹介し、実際にサンプルの試食をしてもらいました。商品のおいしさに納得していただき、受注が決まったときには「営業として一歩前進できた!」と自己成長を実感。以来、積極的に新規開拓にも取り組んでいます。これからは先輩方のように量販店や商社・卸のお客様を任せてもらい、お客様と会社の両方に喜んでもらい、貢献できる営業になることが目標です。
(森 淳輝)

品質保証は安全安心をつくる要の部署。工場全体に働きかけ、新しい仕事にも挑戦!

栄養学科に進学した私は、専門知識を活かせる食品関係を中心に就活するなか、大学の合同会社説明会でクニヒロを知りました。牡蠣の生産量はトップシェアという実績、さらに民間企業では珍しいノロウイルスの検査体制を整えている点に魅力を感じ、品質管理に携わりたいと思い、当社を志望しました。

工場での経験を経て、3年目に品質保証室に配属されました。生のまま内臓も食べる牡蠣は、安心安全を守ることが第一です。私たちは、原材料の受入検査から毎日の抜取検査、出荷前検査などの細菌検査をはじめ、工場の衛生管理や従業員への指導を実施。お客様サービス係を設置し、個人のお客様からの「生で食べられる?」「賞味期限は?」といった問い合わせにも対応しています。大腸菌や腸炎ビブリオなどの検査については、大学時代の経験を活かすことができ、グループ会社での細菌検査員の資格を取得するなど、早い段階で業務に慣れることができました。一方、検査の報告書や商品に使用されている原材料や製造工程を記入する商品規格書の作成など、思った以上に業務は幅広く、先輩方から学んでいる最中です。

常に心がけているのは、工場の現場を把握し、スタッフのみなさんと日々連携を取ること。特に牡蠣の出荷ピークを迎える冬、食中毒が発生しやすい夏には、品質対策月間を設けて衛生管理のルールを徹底。現場で気づいた改善点を伝えて、みなさんの衛生面の意識を高めています。その結果、クレームの減少などの成果が表れたときや、お客様から「おいしかった」と直接お褒めの言葉をいただいたときにやりがいを感じます。

これからの目標は、オールマイティに活躍できる人材になることです。普段から気になったことや法律でわからないことは、率先して関係部署に確認をしてチームに共有していますが、このような取り組みを上司はきちんと評価してくれるので励みになります。そんなチャンスを与えてくれる職場で、新しい仕事に積極的に挑戦したいですね。
(福田 有里)

毎日が発見の連続。自分が開発した商品が店頭に並ぶ日まで、責任を持って取り組みたい。

どんな仕事なら長く続けられるかを考えたとき、高校時代に経験したマネージャーのように人の役に立つ仕事なら、やりがいを持って取り組めると思いました。そこで多くの人の生活を支える「食」を中心に地元で就活を進めるなか、クニヒロに入社を決めたのは地元の名産品である牡蠣に特化し、食品の安心安全、品質にこだわっている点に魅力を感じたからです。

入社後は、工場でカキフライの製造工程を経験。先輩たちの仕事を通じて、自分の仕事だけでなく、周りの人にも気配りをする姿勢、そして人手が足りない工程を手助けするチームワークを学びました。その後、お客様や営業から依頼を受け、サンプル商品づくりを担当したときには、事前にスケジュールを立てて段取りよく進めるノウハウを身につけ、今の商品開発業務でも実践しています。

商品開発室では、自社オリジナル商品やOEM商品のリニューアルを行っています。商品の中身の改良はもちろんのこと、パッケージデザインの変更、環境に優しいエコ包装資材の選定・導入など幅広い業務に携わり、開発室発信でコスト削減などを提案することもあります。私は主に業務用のOEM商品を担当。最近では様々な原材料が高騰するなか、お客様から「カキフライの副材料の代替品を探してほしい」との依頼を受け、仕入れ先から情報収集をして複数の試作品をつくり、食感や味わいの検証を進めています。これからお客様の了承を得て、工場での量産を進めていきますが、現場の方々と連携してスケールアップによる課題にも取り組んでいきたいと思います。

すべてが初めての経験で戸惑うこともありますが、毎日新しい発見があり、できることが増えていく面白さを実感しています。自分で率先してわからないことを調べて結果を報告し、上司やお客様に認めてれもらえたときが嬉しい瞬間ですね。当面の目標は、今進めている仕事を商品化させること。「早く店頭で商品を見たい!」をモチベーションに頑張っています。
(綿地 真友子)

学生の方へメッセージ

多くの会社や人と出会えるのは、学生の特権です。この貴重な期間を有効活用して、自分が知らない業界まで視野を広げて企業研究を進めてほしいですね。比較検討することで、給与などの条件だけでなく、会社の考え方や社風、仕事のやりがいといった優先順位、着目するポイントが明確になり、自分に合った会社が見つけられると思います。
私自身、「食品業界に絞っています」という学生の方には、せっかくの機会なので他の業界も見た方がいいとアドバイスをしていますし、みなさんの企業研究をサポートしたいという想いを強く持っています。「主役は学生」という考えのもと、学生と話をする時は、一方的に企業側が話すのではなく、会話のキャッチボールをしながら、あらゆる質問に答えています。企業研究の目的は、「自分はこれがやりたい」という仕事や会社を見つけること。意欲が高ければ、受け身ではなく、主体的にいろんなことに挑戦し、成長することができます。今回登場した3人の先輩は、まさにお手本となる人材。壁に直面しても逃げずに努力を重ね、自分で活躍の場を広げています。ぜひ、みなさんも自分の輝ける場所を見つけてください。
(人事総務課 課長:佐々木)

PHOTO
「業界トップシェアという特長に興味を持ち先輩の人柄や働きやすい社風を肌で感じて入社を決意しました。年次を問わず誰もが活躍できる会社です」と先輩たち。

マイナビ編集部から

1957年、広島県尾道市に創業したクニヒロは、牡蠣を中心に貝類の加工販売と冷凍食品の製造を手がける水産加工メーカーだ。東京・大阪に営業拠点を設け、全国のスーパーや量販店、飲食店、通販会社など幅広いお客様に商品を提供。全国の生かき生産量約3万トンのうち、約5,000トンを扱う業界シェアトップ企業として日本の食を支えている(自社調べ)。

「産地、安心安全、健康、おいしさ」をテーマに、自社でノロウイルス検査などの設備の導入し、徹底した衛生管理を実施。さらに効率よりも品質を優先した商品づくりにこだわり、営業が自信を持って商品を提案する。そのプロセスの中で、社員一人ひとりがトップブランドをつくり、継承している「人」そのものが最大の強みである。これからも業界トップクラスの地位に安住することなく、常に時代の変化に臨機応変に対応しながら挑戦を続けたいという同社。現在は国内を中心に事業を展開しているが、これからは海外比率を高めていく方針だ。

今回の取材では、「上司が仕事への姿勢や成果をきちんと評価し、成長を支援してくれる」という若手社員の声が印象的だった。歴史の長い堅実企業というイメージを持っていたが、新しいことへの挑戦を推奨する進化系企業であると、いい意味でギャップを感じた。これから企業研究を始めるみなさんには、直接企業に足を運んで職場の雰囲気やそこで働く人たちの様子を感じ取ってほしいと思う。

PHOTO
全国に工場や営業拠点を展開する同社では、日頃からリモートで交流を図る。お互いに気軽に意見交換をしながらよりよい商品づくりやサービスの提供を目指している。

トップへ

  1. トップ
  2. クニヒロ(株)の取材情報