最終更新日:2025/5/2

宮城県庁

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 官公庁・警察・消防

基本情報

本社
宮城県
PHOTO
  • 農学系
  • 技術・研究系

異動で担当業務が変わるたびに新鮮な気持ちになります

  • A.S
  • 2015年入庁
  • 岩手大学
  • 農学部共生環境課程(現 森林科学科)
  • 気仙沼地方振興事務所林業振興部
  • 森林

会社・仕事について

現在の仕事
  • 部署名気仙沼地方振興事務所林業振興部

  • 勤務地宮城県

  • 仕事内容森林

現在の仕事内容

森林の維持造成を通じて、豪雨や地震、津波等により発生する山地災害から住民の生命・財産を守るための治山事業を行っています。
山地災害が発生する恐れがある森林で、斜面の崩壊の防止及び沢の勾配緩和等を目的とした工事を行ったり、森林の持つ水源涵養機能や土砂流出防備機能を高めるための森林整備を行ったりすることで、山地災害の防止を図っています。
また、東日本大震災の津波で甚大な被害を受けた海岸防災林の復旧を行っており、震災後植栽したクロマツ林が潮害・飛砂・風害の防止などの多面的機能を有する海岸防災林となるよう、保育管理を行っています。


今の仕事のやりがい

東日本大震災の津波で被害を受けた海岸防災林は、震災後に改めてクロマツ等を植栽し、現在も下刈り等の保育管理を行っているところですが、植栽したクロマツが育っていき、徐々に林になっていく様子を見ることが嬉しいです。
樹木は長い時間をかけて大きく成長するので、海岸防災林が成林するまでには何十年もの時間がかかりますが、震災前のようなクロマツ林の姿を取り戻すことができるよう、今後も適切な保育管理を行っていきたいと思います。


この会社に決めた理由

元々生物の分野が好きだったことに加え、昔から環境問題に関心があったので、多少なりとも環境問題に関わるような仕事に就きたいと思っていました。そういった理由から、大学で農学部に進学し、座学や実習を通して林業について学ぶうちに、林業に関係する仕事に興味を抱きました。
大学の講義で林業の情勢等を学び、インターンシップで森林組合の実際の仕事について学ぶ中で、森林組合や製材所等のような林業事業体で働くよりも、林業の施策面に携わりたいと思ったため、宮城県の林業職員を目指しました。


就職活動をする皆さんへ

一口で林業職員といっても、林業事業体に対する補助事業や県が所有する森林の管理、林地開発の許可手続、森林の病虫害の対策、木材の流通拡大、特用林産物の需要拡大、治山・林道工事など多種多様な分野の業務があります。技術職の中でも特に業務の幅が広い職種なので、異動で担当業務が変わるたび新鮮な気持ちで仕事に取り組むことが出来ます。
また、地球温暖化が進み異常気象が増えた現代では、二酸化炭素を吸収し、土砂災害を防止する森林の果たす役割は大きいものとなっているので、とてもやりがいのある仕事です。
是非興味を持っていただければ嬉しいです!
YouTube動画をぜひ見てください!!https://youtu.be/xLsO0ohAFLc?si=5copC_7rSPnsbH8j


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