最終更新日:2025/4/25

ムトーアイテックス(株) 【MUTOHグループ】

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • ソフトウエア
  • 情報処理
  • 受託開発

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

「挑戦を楽しもう!」 自ら行動し、チャンスをつかむ先輩たち

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社会に貢献するシステムをつくり、世の中を支えるということ

製造業にかかわるシステム開発を中心にしながら、多彩な分野でITテクノロジーの提供に奔走するムトーアイテックス。キャリアの異なる3名の先輩の仕事を通して、その魅力に迫る。

白田 祐也さん
エンジニアリング事業部 流通グループ リーダー
工学部 マネジメントサイエンス学科卒/2016年入社

三浦 圭亮さん
エンジニアリング事業部 IoTグループ チーフ
理工学部物理学科卒/2021年入社

高田 麻希さん
大阪支店 システム開発部
人間科学部心理学科卒/2023年入社

先輩のお仕事拝見!

白田さんはチームのマネジメントに携わっている。自分のやりたいことを明確にした上で、相手の理解度に合わせた丁寧な伝え方を心がけている。
三浦さんが目指すのは「任せておけば問題がない」と言われるリーダー。相手の気持ちに先回りして気付き、視野を広く持てるように周囲を支えていきたいと考えている。
優しい先輩に囲まれているという高田さん。先輩の代理でお客さまとの進捗会議の進行を初めて経験した時は「緊張もしましたが、達成感や自身の成長を実感しました」という。

【白田さん】リーダーとして、後輩たちの成長をがっちり支える

□■充実のサポート体制が安心材料に■□

学生時代、プログラムに深く触れてきたわけではなかったものの、IT業界の将来性に魅かれて就職活動ではシステムエンジニアを志望しました。当社では面接に関するフィードバックをもらうことができ、より学生に寄り添ってくれる空気が伝わってきたのが入社の決め手です。実際に働き始めてからも、一から丁寧に指導してくれる先輩がそろっており、面接時に感じた雰囲気の良さそのままの社風でした。

新人時代はミラーレス一眼レフカメラの開発に携わりました。プログラムのロジックを理解するのも苦戦し、未経験の私にとっては知識不足を痛感させられてばかりでした。しかし、悩んでいても仕方ないのでひたすら手を動かし、詳しい知識を持つ先輩にアドバイスを受けるなど一つひとつ乗り越えていきました。

□■若くしてリーダーに昇格■□

転機となったのは4年目前後に手掛けた別のカメラの開発。初めてプロジェクトリーダーとなり、協力会社をまとめる役割を担いました。納期が厳しく、作業量も非常に多かったので悩ませられてばかりでしたが、振り返ると事前に改善しておけばスムーズに回っていた要素が多かったと気づきました。以後、入念に事前準備する習慣が身につきました。

現在は医療系アプリの開発でチームリーダーを務めています。私のチームには2年目と5年目の後輩がおり、それぞれの成長に合ったサポートを実践しています。ステップアップにつながる難易度の作業を割り振るのが自分の務め。メンバー2人の状況を理解するためにも普段からコミュニケーションをとっています。

□■会社の温かさを実感■□

システムというモノを作るにあたって、広い視点から実現方法を考えていくのがリーダーの使命。周囲の成長も考慮しながら全体をマネジメントするのは難しいですが、上手く回ったときの達成感は格別なものがあります。

プロジェクト業務以外に研修の一環として、2年目社員が主役となる成果発表会があります。部署内で先輩社員がサポートチームを組んでソリューションの企画立案を行いますが、そちらのリーダーも担いました。2年目の後輩はかなり大変な思いをしていましたが、発表会ではチーム賞2位に入る好成績を収めました。発表会の結果は、社内ホームページにも公開されます。結果を見た方々から「おめでとう」と声をかけられ、改めて温かい会社だなと実感しました。

【三浦さん】IT未経験から上流工程&AIのスペシャリストに

□■1年目から上流工程にトライ■□

物理学科出身の私は、ほぼITのことを学んだ経験はなかったものの、将来性に魅かれてIT系エンジニアを志望しました。当社に関しては社員の言葉から清潔感あるクリアな社風が伝わってきたこと、面倒見のいい人事担当者の人柄に魅かれたことが入社の決め手となりました。

新人研修でITの基礎をみっちりと学んだ後、配属されたのは製造業で用いる検査ソフトウェアの開発チーム。新人は下流の開発から携わるケースが多いですが、私は最初から上流工程となる仕様設計を任されてきました。生産ラインにカメラや検査機器を設置した上で、それらを制御するソフトウェアをどのように創り上げていくかを決定するのが役割。ちょうどAIを用いた検査ソフトが稼働し始めた頃で、私も新技術の活用を考えてきました。

□■AIに関する知見を広げる■□

ITほぼ未経験の私が、AIを使った仕様検討していくのですから、最初はまさに試行錯誤の連続。専門書を買ってみたり、類似AIサービスに触ってみたりして具体的なイメージを付けていくとともに、直接の顧客であるコンサル会社の担当者とよくコミュニケーションをとりながら視野を広げていきました。

初めて本格的にAI検査システムを導入したときは、画面も何もない状態から私が仕様を考案。世の中にないシステムなので難しいことだらけでしたが、それだけ挑みがいがあり夢中で仕事に臨むことができました。前例が少ない技術だけに、正解が見えづらく大変ですが、SNSで商品名を検索して話題になっている様子を見ると苦労が報われる気持ちになります。

□■いつか自分のチームを持ちたい■□

仕様設計の段階では、お客さまから開発者まで、多様な関係者の要望が寄せられており、落としどころを見つけるのは大変です。しかし、パズルのようになんとか要望を組み合わせて固めたシステムが無事に形になったときの喜びは非常に大きいです。

4年目にはチーフという立場になり、後輩育成に携わるようになりました。社内でもAIを専門としている人材は少数派だけに、新人研修や内定者の勉強会で講師として招かれることも。さらにこの道を究めていくことでリーダーに昇格し、“三浦チーム”を率いることを目標に定めています。

【高田さん】文系出身者の挑戦。自ら学んでいくことで、一歩ずつ成長

□■充実の研修制度が整う■□

学生時代は書店でアルバイトしており、在庫管理システムのおかげで業務がスムーズに進められました。その経験から働く人を支えるシステム開発に携わりたいという思いが芽生えました。IT未経験者のため、研修がしっかりとしている企業を軸に就活をして出会ったのが当社。面接では私という人間を知ろうとコミュニケーションを取ってくれているのが伝わってきましたし、会社のことも包み隠さず教えてもらえ、ギャップなく働けると思ったのが入社の決め手となりました。

入社後の3か月間にわたる新人研修では、Javaを中心とするプログラミング言語を座学で学んだ上で、実際にシステムを作る疑似プロジェクトを経験しました。想定通り動作しないこともありましたが、講師の先輩たちに質問すると丁寧に教えてくれました。研修は横浜の拠点で全国の同期と一緒に行ったのですが、休日はテーマパークに行ったり横浜観光をするなど、横のつながりを深められる時間にもなりました。

□■技術力に加え、主体性が身につく■□

最初に配属されたのは製造業の生産管理システムの保守チームで、エラー発生時の調査、各種修正対応などに取り組みました。業界知識はプロジェクトに配属されてからOJT教育の中で習得しますが、最初は分からないことだらけ。自分自身で出来ることを考えながら対応していましたが、迷ったり悩んだりした時には、先輩に迷わず頼りました。研修時に学んだ「自分の考えや理解したことを伝えた上で質問する」ことを意識して質問を重ねることで知識をつけ、自力で解決出来ることが増えていきました。

おかげで技術的にはもちろんのこと、主体的に考えて行動する習慣、納期に向けてのスケジューリング力、周囲とのコミュニケーション力など、さまざまな面で成長を遂げられました。

□■資格取得にも挑戦。さらなる成長を目指す■□

そのプロジェクトは終了し、現在は別の製造業のシステムに参加するべく、技術学習を重ねる日々を過ごしています。以前と異なる知識が必要であり、基礎を確実に習得するため、先輩から課題をもらって研鑽を重ねています。

もっと自信を深めたいとの思いから、基本情報技術者試験の合格に向けても勉強を開始しました。さまざまな面を鍛えることで、将来はプロジェクトマネージャーとして、お客さまからも社内からも頼られる存在になりたいですね。

学生の方へメッセージ

ムトーアイテックスの採用は人物重視で行っています。1人ひとりの学生と向き合い、時間をかけてお話を伺います。面接に1時間以上をかけることも少なくありません。面接では学生の皆さんが持つ夢や目標が本当に当社で叶えられるのか、応えていきます。また、学生の皆さんと当社がお互いに強みと課題を理解する場としても位置付けていますので、遠慮なく質問を投げかけてください。

ITエンジニアを求めている当社ですが、学部学科は一切不問としています。実際、この5年ほどの新卒は文系理系の割合が半々となっています。一人称でモノを考え、困難があっても自分の力で歩いていく。そんな人材ならば、文系理系を問わずに自然と活躍のチャンスが広がってくるはずです。

ただし、IT業界では学び続け、自分を高め続けなくてはならない以上、エンジニアとして働く覚悟を持って扉を叩いてください。学生の段階から本格的に勉強をする必要はないですが、普段の暮らしのどんな場面でITが活用されているかを調べるなどして、アンテナを広げておくと良いと思います。
<採用担当一同>

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「初めての世界に挑むのに不安になる気持ちはわかります。しかし、一歩踏み出してみるだけでも成長につながるもの。怖れずに前に進んでください」(採用担当のみなさん)

マイナビ編集部から

ムトーアイテックスは東証スタンダード市場上場のMUTOHホールディングスの中核子会社として、安定した事業を営み続けている。また、8,000人のIT事業会社のグループの一員でもあるというのも特徴的なところで、2つのバックボーンを持つからこそ経営も盤石そのもので、実際、自己資本比率は73%を超え、無借金経営を続けている。

中期ビジョンに掲げるのは「デジタル社会の創造・建設に貢献する上級SE集団」。その実現に向けて小林社長の主導のもと、社員が育つ環境づくりには力を尽くしてきた。例えば、双方向コミュニケーションツールとして開発した「月報」は、社長や役員、人事が社員一人ひとりの状況を把握するために細かくコメントを残していく。さらには選抜メンバーを集めて社長ら役員が講師となる「幹部候補者研修」、約300種類の資格が対象となり奨励金や手当てを支給する「資格支援制度」など、学びの場が年々、よりいっそう充実化している。

また「CCプロジェクト」として居心地のいい空間づくりにも臨んでいる。「ありがとう」という言葉を日常的に交わし、社員同士を“さん”付けで呼び合う文化も醸成されたほか、各支店独自に社内環境をより良くする取り組みを積極的に進めている。3人の先輩たちも社風の良い会社だと自社を褒めたたえていたが、まさに居心地のよさそうな空気が取材を通して垣間見られた。

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本社は池尻大橋駅の出口に直結。非常にアクセスがいい立地にある。MUTOHグループの拠点でもあるだけに、機械遺産に登録された製品(ドラフター)なども展示されている。

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