最終更新日:2025/5/30

(株)アンズコーポレーション

  • 正社員

現在、応募受付を停止しています。

業種

  • 化粧品
  • 商社(薬品・化粧品)
  • 商社(その他製品)
  • 日用品・生活関連機器
  • 専門店(食品・日用品)

基本情報

本社
大阪府

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

お客様に喜んでいただける仕事をすること。それが私たちの原動力です!

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営業・開発・企画、それぞれの視点での「私たちがつくる未来」

幅広い消費者ニーズを受け、化粧品の企画・開発を行う(株)アンズコーポレーション。メーカーの依頼によるODM・OEM事業のほか、自社ブランドにおいても高い実績を誇る同社の理念と、各部署の仕事内容を紹介します。

◆Oさん(2023年入社)写真中央
ODM事業部 営業企画課

◆Tさん(2021年入社)写真左
研究開発部 技術開発課

◆Iさん(2022年入社)写真右
商品企画部 企画2課

仕事中のリアルな風景を紹介!

「提案した商品が『成分も使用感もいいね!』とお客様に喜んでもらえたときはうれしいですね。お客様の求めていたことと私の考えが一致した瞬間です」とOさん。
「研究室では可能であっても、工場で大量生産するとなると現実的ではない場合もあります。これからは機械の知識も、積極的に身につけていきたいですね」とTさん。
同社はスキンケアやヘアケア、スペシャルケアの分野で商品を開発・製造している。「手がけた商品が市場で販売され、お客様の反応を得られるのがうれしい」とIさん。

営業職はお客様と一緒に商品づくりに取り組むパートナー。お客様の喜びの声が何よりのやりがいです

中学生の頃から乾燥肌に悩み、動画サイトやSNSで美容情報を集め、スキンケアに気をつけるようになると、肌の状態が落ち着いてきました。それまでは人前で笑うことにも抵抗があったのですが、状態が良くなってからは気持ちも明るくなり、“化粧品の持つ力”を自分自身も体験したことが、この業界に興味を持つようになったきっかけです。

当社とは合同説明会のブースで出会い、営業部の先輩社員のやさしい対応に安心できたことが印象に残りました。また当社の「1人ひとりのお客様の心を豊かに、笑顔にすること」という使命を知り、私自身も「まずは肌悩みを抱えている1人を助けられるような仕事をしたい」と思っていたので、この理念に共感。入社してから私が行っているのは、お客様である化粧品メーカーがどのような商品をつくりたいのかをヒアリングし、提案を重ねて商品を完成させていくODMでの営業活動です。

忘れられないのは、入社1年目に担当した「メンズ用のクレンジング剤」の開発です。お客様から相談を受け、最初に考えたのは、メンズであればどの形状が使いやすいかという点。オイルタイプはベタつきが気になるし、バームタイプは水が入ってはいけないなどの手間がかかると感じました。そこで「濡れた肌でも比較的に使用しやすいジェルタイプが最適だろう」と考え、成分や機能性も含めた提案をしました。

何度かお客様とのやり取りを重ねる中で、お客様がメンズメイク商品も手掛けていることを踏まえ、さらにメイクがしっかり落ちる処方にすることを提案。これがとても喜ばれ、私もうれしかったです。消費者の気持ちを深く考え、提案に結びつけられたことが、的確な提案につながったと感じています。メンズスキンケア商品は、私自身も使っている身近な商品なので、ワクワクしながら仕事に取り組みました。

今後はさらに経験を増やし、幅広い年齢層に対応する提案力、そして処方開発のヒラメキに磨きをかけることが目標です。(Oさん)

「次世代を担うコア技術の開発」をテーマに掲げ、新しい処方にチャレンジをしている真っ最中

学生時代は農学部で生命機能科学を専攻しており、研究室ではコムギの品種改良を目指して、遺伝子解析を行っていました。就活を始めるにあたり研究生活を見つめ直した際、「もっと身近なものを通じて、日々の生活を豊かにしたい」「自分が人の役に立てていることを実感しながら働きたい」と自分の軸を理解。毎日使用する非常に身近なものであり、くつろぎや心地よさ、使用実感を通じて豊かな生活に貢献できる”化粧品”に魅力を感じ、この業界に絞って就職活動を行いました。

当社に惹かれたのは、会社説明会での社長の熱いメッセージに心を掴まれたから。「お客様にとって愛されるものをつくる」という強いこだわりに共感し、入社を志しました。

私が担当しているのはODM・自社商品の処方開発です。まずはエンドユーザーを想定し、処方のコンセプトをつくった後、研究室で実験を繰り返し、試作を重ねながら処方をつくりこみます。できあがったサンプルを社内または社外へ提案し、フィードバックをいただいたら、必要に応じてさらに試作・サンプル提出を繰り返すことで、処方をブラッシュアップ。商品化が決定したら、工場での安定生産ができるのか、検討段階に入ります。

学生時代は“仮説”と“検証”の繰り返しでしたが、当時の経験が、今の処方開発業務に通じる部分が多いと感じています。この仕事は“試作”と“評価”を繰り返す地道な仕事ですが、それを乗り越え、工場での生産につながったときの達成感は大きいです。さらに商品化後、SNSでお客様からご好評いただいているのを見つけると、やりがいを感じます。

研究開発部は、若手社員が自主的に勉強会を行って、皮膚科学や処方の知識を深めたり、セミナーや展示会に参加することで新たな発見をしたりして、日々成長を実感できる環境です。その中で、私の所属する技術開発課は「次世代を担うコア技術の開発」 を掲げ、 自社技術の強み拡大と外部知識・技術の探索により、常に新しい処方にチャレンジしている部署。これからは処方開発だけではなく、製造技術の知識を増やし、今までつくることができなかった商品にもチャレンジして、お客様にとって価値あるものづくりを追究していきたいと思っています。〈Tさん〉

お客様の反応をやりがいに、自社ブランド「Lala Vie(ララヴィ)」の魅力をパッケージで伝える仕事

就活で化粧品業界にフォーカスをしたのは、私自身が思春期の頃、悩んでいた肌トラブルがメイクでカバーができたことで、自信を持てたから。「化粧品は、内面も明るくすることができるんだ!」と、この経験を多くの人に伝えたいと思い、志望しました。当社は、会社説明会での社長の熱さや社員の熱量を通して、お客様への真摯な姿勢を感じた会社です。面接が進むにつれ「この会社であれば、真剣に化粧品の仕事に取り組める!」と思いました。

商品企画部の企画1課は商品のコンセプトや中身を担当していますが、私が所属する企画2課ではパッケージを手がけています。「商品が店頭に並んだとき、お客様がどのような印象を受けるのか」「最後まで使いやすい容器の設計はどんなものか」などを日々考えています。商品そのものの魅力を引き出すために、細かな部分にも気を配りながら、デザイン設計開発や容器の選定を進めているのです。

現在、自社ブランドのスキンケアシリーズ「Lala Vie(ララヴィ)」のリニューアルのトライアルサイズと限定品を担当しています。発売から5年を迎える商品ですが、当初からのコンセプトは大切にしつつ、時代の変化に合わせてブランド価値やお客様への訴求力を高めることが目標です。

仕事で大切にしているのは、その商品を通してお客様に価値を届けるために、何を大事にするのか考えることです。どんな価値を提供するかによって、魅力的なデザインを追求するのか、それともコストを調整しながら実現するのかなどを検討しています。

思い出深いのは、入社1年目に初めて担当した、お客様企業の取引先にお渡しするハンドクリームのノベルティグッズ。通常であれば1年かかる企画でしたが、上司のサポートを受けながら約6ヶ月という急ピッチで進めました。お客様に気に入っていただき、今でも受注が続いていることがうれしいです。自分の手がけた商品が発売されるたびに今でもワクワクしています。「Lala Vie」の場合であれば、店舗に足を運んでお客様の反応をひそかに楽しんでいるんですよ。

将来的には「Lala Vie」以外の商品にも携わり、さらに処方に関する知識も身につけていきたいですね。〈Iさん〉

学生の方へメッセージ

〈Oさん〉就職活動は妥協してほしくないですね。「内定をもらって終わり」とすぐに安心してしまうのではなく、自分に合った会社を見つけることが大切だと思います。新卒で入社をする会社は、きっと人生の中でも思い出の一社。妥協しなかったから、今のやりがいのある仕事に出会えたのだと思っています。自分の軸を実現できる会社に出会うまで、挑戦を続けてほしいです。

〈Tさん〉理系学生のみなさんは学生時代の専門知識を活かせる場を探しながら、就活を進める人が多いかもしれませんね。それも素晴らしいですが、専門分野だけではなく「なぜその研究が好きなのか」をよく考えてみることで、自分にとって大切なものが見えてくるのではないでしょうか。視野を広げ、多くの選択肢から自分に合う会社や仕事を見つけてほしいです。

〈Iさん〉「自分が何をしているときに喜びを感じるのか」を考え、その理由を深掘りしてみてください。私は就活中、化粧品業界とは異なる業界も探してみましたが、自分のやりたいことを再確認し、化粧品業界に進むことを決めました。みなさんも「仕事を通して何をしたいのか」を大切にして、進む道を見つけてください。

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年次に関わらず、責任ある仕事や案件の担当として活躍できるので、成長スピードが早い。また社員同士の仲も良く、のびのびとしたコミュニケーションが浸透している。

マイナビ編集部から

「1人ひとりのお客様の心を豊かに、笑顔にすることを使命とする。それは、お客様がもっと自分を好きになるお手伝い」を使命とし、化粧品の製造事業を行う(株)アンズコーポレーション。その実現のため、同社では「お客様への責任」「製品への責任」「役員・従業員としての責任」「地域社会への責任」の4つの責任を全うしている。ここから伝わるのは、顧客への真摯な姿勢であり、品質ヘの挑戦、仕事への情熱、そして地域への貢献だ。取材を通して、社員のみなさんが”使命”を指針に、仕事に取り組んでいることが伝わってきた。仲間と共に揺るぎない”使命”を共有して働くことは自信につながり、それが迷いのない行動にもつながるのだろう。

また、同社は技術開発にも力を入れており、新たな価値の創造に余念がない。クライアントの化粧品・医薬部外品の企画・製造(ODM・OEM)のほか、自社開発のスキンケアブランドにおいても実績を誇っている。この点からも、企画開発力と製造力の高さを感じられるのではないだろうか。

さらに社員育成においては、若手のうちから責任ある仕事に携わり、自ら工夫することで自分自身のスタイルや仕事への姿勢を身につけていることも感じた。誠実な企業姿勢と社員へのあたたかい視点、その両方を感じた取材だった。

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ボタニカル美容オイルを中心に配合した自社ブランド「Lala Vie」。直営店舗では、同ブランドの世界観が広がっている。
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