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最終更新日:2025/4/19
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部署名歩行指導部 部長
約10年間、地元(練馬)を離れて色々な経験をしてきましたが、最終的に生まれ育った地元に根を下ろす仕事を探していました。時々新聞等でアイメイト協会の記事を見ることがあり、地元練馬にこのような施設があることは知っていましたが、以前はアメリカで仕事をしており、よもや一緒に仕事をするとは思っていませんでした。ところが、アイメイト協会はアメリカにある世界最大の盲導犬育成団体『The Seeing Eye』と交流があり、渡米した現在の代表理事と食事をする機会がありました。このご縁をきっかけに、帰国後はアイメイト協会で仕事をすることとなりました。
視覚障害者への歩行指導終了後、アイメイト使用者からの依頼で使用者の住んでいる地域でフォローアップすることがあります。例えば、家の周辺の地図をもっと細かく知りたいとか、転職したので職場までの道のりを確認したいなど相談内容は様々です。もちろん私がフォローアップする立場で現地入りし、一生懸命アイメイトの扱い方や地図を説明しながら困っている箇所を修正していきます。しかし、仕事に夢中でふと気づくと今自分がどこにいるのか分からなくなることが多々あります。地元の看板が目の前にあっても使用者から聞く発音と、文字が一致せずどこへ向かえば帰れるのか分からなくなることが良くあるのです。そんな時、使用者の後ろにくっついてわかるところまで連れて行ってもらいます。その後ろ姿は本当に頼もしいなあ、かっこいいなと感じ、心が温かくなります。私たちが講演などでよくお伝えしていることで、目が見える見えないに関係なく壁のない社会を目指しましょうというフレーズがありますが、本当にこの言葉を実感する瞬間です。目が見える、見えないとこだわっているのは実は見える方の側かもしれませんね。
1頭1頭心を込めて訓練したアイメイトを歩行指導を通して視覚障害者にその扱い方や世話の方法を教え、1組でも多くの視覚障害者とアイメイトのペアを世に送り出したいと毎日奮闘しています。地道でこつこつとした仕事ですが、使用者がどんどん明るくなっていく姿を見たいです。アイメイト候補の子犬は、一般家庭で約1年間愛情を受けながら成長します。一生懸命育ててくださったボランティアさんに思いを馳せることも良くあります。犬舎にいるすべての犬たちがアイメイトになれるよう育てたいと考えています。
何事も一生懸命相手に伝えようという気持ち(歩行指導員として仕事に取り組む)が相手の気持ちを動かし、何倍にもなって返ってきます。形のあるものではないのですが、何とも言えない心地よい気持ちです。そんな経験をしたり気持ちを味わったりしたい方は、是非、アイメイト協会へいらしてください。