最終更新日:2024/10/2

コーセーコスメポート(株)

業種

  • 化粧品
  • 化学
  • 商社(薬品・化粧品)

基本情報

本社
東京都

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

人々の生活に寄り添う商品を店頭に届けていく。その過程に私たちがいます!

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若いうちから大きな仕事にチャレンジできる会社です

老若男女に愛される数々のヒット商品を手がけるコーセーコスメポート。営業として大手小売チェーンを担当したり、コスメ商品のブランディングを担ったりと最前線で活躍中の社員たちに、同社で働く醍醐味を聞いた。

◆ N.U.さん(写真左)
東日本営業部 東京第二支店
2018年入社/文理学部卒

◆ M.T.さん(写真中)
戦略事業部 バラエティ事業室
2018年入社/商学部卒

◆ S.K.さん(写真右)
営業戦略部 広域チェーン第一グループ
2019年入社/経済学部卒

先輩の横顔

「関越支店では取引先や競合他社の方々ともサウナや飲みに出かける仲になり、休日も楽しく過ごせました。新しい友人を作れるのは転勤の醍醐味ですね」(N.U.さん)
「公私のメリハリを大切に、休日はジムや散歩を楽しんでいます。育児と両立しながら活躍している先輩も多く、将来のことも安心してのびのび働けています」(M.T.さん)
「学生時代は野球漬けで化粧品には縁遠い人間でしたが、生活に近い商材を扱うのは面白いです。人あたりの良い社員が多く、チームで協力して仕事をしています」(S.K.さん)

取引先との関係をどれだけ築けるか。人としての信頼が成果にも結びつく/N.U.さん

私は新人時代を東京支店で過ごし、入社3年目に関越支店への異動を経験しました。この異動をきっかけに、営業として大きく成長できた実感があります。東京支店時代にはインバウンド向けの販促対応などを経験しましたが、他県に行ってみるとお客様の年代も売れ筋商品も大きく異なっていました。1からリサーチをやり直し、各地域での最善策を考えるなかで営業としての引き出しを増やすことができました。

営業活動では、できるだけ代理店や担当の小売企業に足を運び、こまめにコミュニケーションを重ねることを大事にしています。コロナ禍の時期にもメールや電話で接点を増やしていました。熱心に通った結果、「今期はサンカットを重点的に売っていこう」と自社商品を季節のイチ押し商品に決めてくださったバイヤーのことは特に印象に残っています。売上につながったことで大変喜んでくださり、食事に行く仲にもなれたことも良い思い出です。

関越支店時代には北関東や長野、山梨、新潟など広域で活動をしていたので、週の半分は出張でした。その分、効率よく仕事を進めるスキルを磨けました。パフォーマンスが出ない時期にもトライし続ける粘り強さや、結果を求めて柔軟に新しい方法を試す姿勢などは、学生時代の水泳部での経験も活かせている気がします。意外だったのは、営業の仕事はスーツでの提案や商談だけではないこと。担当している小売企業の新店オープン時には店頭に各メーカーの営業が集まり、商品を陳列したり、販促物を並べるなど、Tシャツで汗を流す仕事もあります。

私はもともと化粧品に詳しくなく、化粧品業界で選考を受けたのは当社だけでした。ただ仕事を始めてみると、ブランドや化粧品の成分に詳しくないことも強みにできると気付きました。お客様は「自分のニーズに合致している」とわかりやすく認知できる商品を選びます。自動車などに置き換えると理解しやすいと思いますが、商品のスペックが優れているほど売れる、というわけではないので、一般消費者の目線や感覚で提案することも大事だと感じます。

半年前に東京支店に戻ってからは、全国300店舗規模のドラッグストアを担当するようになりました。一人では店頭をフォローしきれないので、他支店のメンバーにも協力してもらいながら営業活動を進めています。指示の出し方や誰もがわかりやすい資料作りの腕を磨き、成果を出していくことが今後の目標です。

営業を経てブランディング担当へ。誰からも愛されるコスメブランドに育てたい/M.T.さん

就職活動では、老若男女が気軽に手に取れる商品を扱っているメーカーに注目しました。中でも当社を志望したのは、多くのカテゴリーで幅広い商品を展開しており、広告でブランドの認知度を高めることにも熱心に取り組んでいる企業姿勢に魅力を感じたことが理由です。社員同士の仲の良さや社風の良さも決め手になりました。

入社後はまず3年間、東京支店で営業職を経験しました。常に5社ほどの小売企業を担当していたのですが、「そのドラッグストアやスーパーが何を課題としていて、どういった提案を欲しているのか」を見極められるようになるまでが、一番大変でした。小売企業のニーズを知るため、代理店の方に相談したり、バイヤーに直接質問したりして積極的にコミュニケーションを図るようにしました。その過程で自分本意ではなく、相手の立場に立った提案ができるようになっていった手応えがあります。

小売企業の状況を鑑み、あえて売れ筋ではない商品を提案したこともあります。その際は店頭スタッフ向けの商品説明会を開催し、自作のPOPを付けた什器も用意して力を入れて展開しました。1年目の出来事ですが、実績にもつながって非常に嬉しかったことを覚えています。それ以来「人のためになる仕事をする」という意識が根付きましたね。先々を見据えつつ、周りのことを考えながら仕事を進めていくことが、多くの人の協力を得るために必要なことだと学びました。

4年目からはコスメブランド「ブレンドベリー」のブランディングを担当しています。ブランドの育成・訴求、プロモーションの立案・推進、イベントの企画など仕事内容がガラリと変わり、転職したくらいの感覚で新しい学びや経験を得ています。今年のはじめにはブランド初となるポップアップイベントも大々的に開催しました。1週間、店頭に立ってお客様の声や購入に至る様子を直接感じることができ、今後につながる良い経験になりました。

営業時代に「お店に来るお客様が何を求めているのか」を細かく見てきたことは、今の仕事でも、店頭で目に留まりやすい什器を作る際などに役立っています。一方で、SNSの運用などはまだまだ経験が浅いので、今後も引き続きブラッシュアップを続けていきたいです。「ブレンドベリー」の成長過程を見ることが今一番のやりがいなので、宣伝部のメンバーにも協力を仰ぎつつ、誰からも愛されるブランドに育てていくことが目標です。

大手チェーン企業の営業活動はスケール感が魅力。チームで大きな成功を喜びたい。/S.K.さん

私は福岡支店からキャリアをスタートしました。初めて行く土地でしたが、ディスカウントストアが強いエリアで年間の売上目標をしっかり達成できたことで、営業としての実力や自信を磨けた実感があります。現地では段階的に売上規模の大きな小売企業を任せてもらっていましたが、4年目に担当した企業のことは特に印象に残っています。シビアな売価交渉を通して、営業として成長することができました。

東京に戻ってからは全国規模の大手ディスカウントストア企業の担当となり、また新しいチャレンジができています。半年に一度大きな商談があり、直近では今年の秋冬の販売計画を合意に漕ぎ着けました。各支店のメンバーとも連携しながら売上拡大を進めていますが、チーム全員で協力して成功体験ができるとやりがいもひとしおです。人を巻き込みながら大きな案件を動かしていくマネジメント力を磨いていくことは、今後の成長目標の1つです。

メーカー営業に求められているのは、商品展開や売り場の工夫によって担当小売企業の課題を解決に導くことだと考えています。そのため、世の中や競合の動向を掴んでおくことも仕事の一部です。その際に頼りになるのが、代理店の方々です。いろいろなメーカーとネットワークがあり、小売企業のこともよく知っている方々なので、彼らとの関係性も仕事の成果を左右します。日頃からレスポンスよく対応し、時には代理店側の課題解決もお手伝いするなど、信頼関係の強化を意識しながら動いています。

今後も引き続き、いろいろな広域チェーンの企業を担当し、営業としての幅を広げていくことが目標です。現在の担当企業は国内600店舗以上という規模で、スケール感が醍醐味です。上司が後方でしっかりバックアップをしてくれつつ、若手に大きなチャレンジをさせてくれる会社なので、若いうちから裁量を持って動きたい人にはぜひチャレンジしてほしいです。営業なので、売上目標を達成できるかどうかという点はもちろんありますが、それぞれの日々の活動の内容や過程も見て評価をしてくれるので、モチベーション高く励めています。

企業研究のポイント

企業研究の段階では、興味のあるジャンル以外の業界にも広く目を向けてみるのがおすすめです。複数の比較対象があるほうが各社の特徴を掴みやすいですし、新しく興味を持てる業界や企業に出会えることもあるかと思います。私にとっては、化粧品業界や当社との出会いがそれに当たります。自分が気に入って使っているシャンプーが当社のものだったことがわかり、「当社の商品なら納得して営業活動に勤しめるだろう」と思い入社を決めました。
(N.U.さん)

企業研究では、その会社の特徴や強みを理解する目線を持つことが大切だと思います。当社の場合は身近で手に取れる商品がたくさんあるので、お店で商品を見たり、実際に使ったりしてみることがその近道だと思いますね。「何気なく使っていた商品が当社のものだった」ということもあると思うので、まずは家の中のヘアケア・スキンケア・コスメ商品の裏側を調べてみるのもおすすめです。
(M.T.さん)

企業研究では、できるだけいろいろな会社のインターンシップに参加してみると良いと思います。私も当社の1day仕事体験に参加し、座談会で先輩社員の話を詳しく聞かせてもらえたことで、志望度が高まりました。「化粧品はキラキラした女性の業界」という先入観があったのですが、地道に頑張って成果を出せる仕事で、男性社員も大勢活躍している業界だと知ることができました!
(S.K.さん)

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「当社の商品は身近なお店で展開されており、購入シーンを偶然に見かけることもしばしば。自分の仕事の結果が見えやすいことも、当社で働く魅力だと思います」(3名より)

マイナビ編集部から

コーセーグループの企業として、セルフ化粧品・トイレタリー商品を一手に担っているコーセーコスメポート。そのラインナップには、一貫して高品質でありながらリーズナブルで、老若男女が手に取りやすい商品群が並ぶ。

時代が求める商品をスピーディーに開発し続けることで多くのヒットブランドを生み出してきた同社だが、その重要な要因となっているのが店頭での展開力だ。ヒットというと広告戦略に目が向きがちだが、営業社員たちの働きがなければ、どんなに優れた商品でも店頭で注目される存在にはならない。彼らが日々奮闘し、小売企業や代理店各社との信頼関係を築き上げているからこそ、現在の同社があるのだと取材を通じてよく理解できた。

社内は賑やかで明るい雰囲気。気さくな人柄の社員が多く、上司や経営層とも日常的に声をかけあう距離感だという。「もっと、親切なきれいを。」という企業理念も社員全員で考え、策定されたものだそうだ。この言葉には「ちょっとした親切を日々考え、工夫や行動に変えてお客様に届けていこう」という思いが込められているが、取材対象者らの仕事姿勢ともピタリと一致していた。この思いに共感できるかは、同社との相性を図る上で1つの指針になるだろう。

営業で入社し、転勤を経験するケースが多い同社だが取材では「成長できた」「新しいコミュニティを作れた」などポジティブな感想が多数聞かれていたことも書き添えておきたい。

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スキンケアやヘアケアのカテゴリーにも強く、誰でも使える商品が多いのも同社の特徴。マスに向けた人気商品を扱えることも営業職としての醍醐味だろう。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2025に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2026年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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