最終更新日:2025/4/10

(株)西武不動産

  • 正社員

業種

  • 不動産
  • 信託銀行・投資銀行・投資信託委託

基本情報

本社
東京都

取材情報

福利厚生・施設を紹介したい

ダイバーシティを尊重する環境で、自分らしさを生かして不動産のプロに成長

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成長と働きやすさを両立する職場の魅力

西武グループの不動産事業を担う西武リアルティソリューションズ。人事部の社員に福利厚生など働きやすさを支える取り組みについて聞くと、社員一人ひとりが安心して成長できる環境への深いこだわりが見えてきた。

■木田 数也さん(写真右)
人事部厚生担当/2018年入社

■本間 麻利加さん(写真中)
人事部厚生担当/2006年入社

■小野寺 美友さん(写真左)
人事部人事担当/2020年入社

先輩社員のキャリア

木田さんは、西武グループの近江鉄道からキャリアをスタート。2018年に当社へ転籍後は人事部に所属し、福利厚生や健康経営、ダイバーシティの施策に取り組んでいます。
本間さんは、本社や商業施設の管理部門を経て、 2016年から人事部に所属。育児休業を取得後も 引き続き人事部で活躍しています。
小野寺さんは、ダイバーシティ関連の業務などを担当。フレックス制度を活用し、早い時間に退社して趣味のアイスホッケーを楽しむなど柔軟な働き方を実践しています。

社員のつながりを深めるアイデアを具現化し、心理的安全性を高めていく

当社は、これまでに複数のグループ企業が統合して現在の形になったこともあり、多様な経歴や価値観を持つ社員が集まっています。この多様性は、新たな発想を生む大きな強みになっている半面、異なるバックグラウンドを持つ社員たちが自然にコミュニケーションを取れる工夫が求められる場面もあります。そのため、社員一人ひとりが安心して意見を出し合い、気持ちよく働けるように、「心理的安全性」を高める環境づくりに取り組んできました。

2023年に始めた社内ボウリング大会は、そんな取り組みの一つ。当社の施設に入っているボウリング場を会場として、各部署がチームを組んで競い合うイベントです。試合が進むにつれて盛り上がりは増し、業務中には見られない一面が垣間見られることも。「あの人、意外と勝負に燃えるタイプなんだ」「こんなに笑う姿を初めて見た」といった声が上がり、会場は和やかな雰囲気に包まれます。大会後は懇親会も行われ、部署の壁を超えて自然と距離が縮まる場となっています。

社員同士の交流を更に後押しするため、職場での親睦会の費用を補助する制度もあります。親睦会実施にかかる費用について、一人あたり3,000円を補助する制度です。「リラックスした環境で話したことで、相手の人柄をもっと深く理解できた」といった声が寄せられており、制度の効果を実感しています。

2024年からはナレッジの共有を目的に新たな試みとして社内SNSの運用を開始しました。このSNSでは、「うちの部署でこんなプロジェクトを進めている」「グループの施設を利用してみたらすごく良かった」といった情報が日々投稿され、活発なやり取りが行われています。ちょっとした雑談や共通の話題がきっかけとなって思わぬつながりが生まれることも少なくありません。物理的な距離や部署などの枠を超え、社員間の関係性を深める環境が整いつつあります。

職場とは、多様な個性や価値観を持つ人が集まる場所です。それぞれの違いを認め合い、自由に意見を発しやすい環境を整えることで、一人ひとりのチャレンジはうながされます。これからもそうした環境づくりに力を注ぎ、社員の働きがいを支え、ひいては企業の持続的な発展につなげたいと考えています。
(木田さん)

魅力的な福利厚生が、前向きに働く姿勢を支える。

社員の公私を充実させてくれる様々な制度が整っているのは当社の魅力の一つです。たとえば、グループ施設を割引価格で利用できる制度は、「さすが西武グループ」と思わせるほどの充実ぶり。対象となるのは、プリンスホテルをはじめとする宿泊施設や遊園地、映画館、日帰り温泉、ゴルフ場、スキー場など、多岐にわたります。これだけ幅広い施設を利用できるため、週末のお出かけから四季折々のレジャーまでしっかり楽しめます。私自身もこの制度をフル活用してきました。家族で西武ライオンズの試合を観戦したり、子どもが小さい頃には品川にある水族館を訪れたりと、家族の思い出づくりにも大いに役立っています。チケット購入はとても簡単で、グループ専用の「施設利用アプリ」を窓口に見せるだけで割引価格で利用できるのもうれしいポイント。会社への申請などの手間がなく、「行ってみようかな」と思ったときにすぐ利用できるのがとても便利です。こうした福利厚生のおかげで、プライベートが充実し、仕事にも自然とメリハリがつくことを実感しています。

本社にある社員食堂も、働く日々に彩りを添えてくれる特別な空間です。この食堂は見晴らしの良い16階にあり、西武グループの電車や野球場をイメージしたインテリアが特徴で、ビタミンカラーを基調としたくつろぎの空間が広がっています。ランチタイムには、日替わり定食や丼物、麺類など、バリエーション豊かなメニューがそろっています。ボリュームたっぷりのスペシャルメニューや健康を意識したヘルシーメニューもあり、その日の気分や体調に合わせて選べるのがうれしいですね。味はもちろん、価格も非常にお手頃で、社員の間でとても人気です。カフェとしても営業しており、打ち合わせや個人作業の場としても利用されています。更に夜間はバーへと姿を変え、業務後に同僚と一息ついたり、プロジェクトチームの打ち上げをしたりと、多目的に使えるのが魅力です。こうした空間のおかげで、日常にさりげないアクセントが生まれ、新鮮な気持ちで仕事に取り組めるんですよね。

こうした職場環境や福利厚生などが社員の心にゆとりを生み出し、プライベートを大切にしながら仕事に向き合うための土台をつくってくれます。その結果、自然と仕事への意欲が湧いて、前向きな気持ちで日々を過ごせるようになると感じています。
(本間さん)

一人ひとりに合った働き方を! ダイバーシティ実現に向けてチャレンジは続く。

社員一人ひとりがお互いを認め合い、それぞれの良さを引き出せる環境を整えるため、当社ではダイバーシティ&インクルージョンの取り組みに力を入れています。多様な視点が尊重される環境は、働く社員に安心感を与えるとともにチーム全体の活気を生み出す源泉になると考えています。

取り組みの一つが女性の更なる活躍を企図した「SEIBU Women's College」です。西武ホールディングスが主催のプログラムに、当社の女性社員も積極的に参加してグループ会社の社員と学び合っています。対象は入社3年目のシニアスタッフ試験に合格した女性社員で、研修を通じて目標や企画を立て、その実現を目指します。たとえば「社員同士のコミュニケーションを深める仕組みをつくりたい」というテーマに取り組んだ社員は、実際にコミュニケーションツールの運用を企画し、社内SNSとして職場で運用を始めました。最終プレゼンでは西武グループ各社の社長に対し、実現したい企画を発表します。発想や想いを形にすることで新たな価値を生み出す機会となります。

当社では育児休業の取り組みにも注力しています。社員の育休取得率100%を目指し、特に男性の取得を推進するために管理職向けの研修なども実施。現在、男性の育休取得率は7割にまで上昇しました。単に制度が整っているだけではなく、「皆が取得しているから自分も取りやすい」という前向きな空気が醸成されていると感じます。育休を取得した社員からは「家族とじっくり向き合え、今後も仕事と家庭の両方を大切にするために、業務の進め方を考え直す良いきっかけになった」といった声が聞かれます。

更に一人ひとりに合った働き方を広げていくために、人事部では「仕事と育児の広げ方フォーラム」という社内イベントを開催。このイベントは、女性社員が仕事と育児を両立しながらイキイキと働き続けられるように、理想のキャリア・ワークライフマネジメントについて仕事と育児を両立している先輩たちの経験談を座談会形式でシェアしながら、自分のキャリアの広げ方を考え、今後アクションを起こすためのヒントを得る機会を提供しました。社員同士がワークライフバランスの重要性を共有し、新しい働き方のヒントを得られる場として大変好評でした。今後も、ダイバーシティ&インクルージョンの理念をもとに、仕事と生活の充実を支えるような新たな取り組みを進めていきたいと思います。
(小野寺さん)

学生の方へメッセージ

当社の強みとして、西武グループの広大な土地を扱う点が挙げられますが、社員一人ひとりにしっかりと目を向けていることもぜひ知っていただきたいポイントです。柔軟な働き方を支援する仕組みだけでなく、社員の健康状態にも配慮し、ウォーキングイベントの開催やオンライン診療費の補助など、心身ともに健やかに過ごせる環境づくりに力を入れています。きっと自分らしさを発揮しながらのびのびと働けるはずです。
(木田さん)

特定の働き方に人を合わせるのではなく、それぞれに合った働き方を選択できること。それが当社の働き方に対する基本的な考え方です。ここ数年で取り組みは大きく進化しましたが、まだ完成形ではありません。結婚、育児、介護など、様々なライフイベントに直面した際にも「こういう働き方で対応しよう」と柔軟に考えられる企業であり続けるために、これからも従業員の皆さんが働きやすい環境と制度を整えていきます。
(本間さん)

私が入社してからも、社員の働きやすさや成長を支える制度は着実に進化しています。現在も、社員が「学びたい」「参加したい」と思える学びの場を提供することを意識しており、ダイバーシティに関する研修の企画にも積極的に取り組んでいます。また、資格取得支援制度も充実しており、「このスキルを身につけたい」という目標を持つ社員をしっかり支えています。
(小野寺さん)

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若手のうちからプロジェクトの中核に携わる機会を豊富に与えられる。挑戦を通じて実践的なスキルを磨き、不動産のプロフェッショナルへと成長できる環境が整っている。

マイナビ編集部から

西武リアルティソリューションズは、西武グループが保有する広大な土地の有効活用に取り組むディベロッパーだ。2025年4月には組織再編に伴い「西武不動産」へと社名を変更し、不動産経営を軸に物件のバリューアップなどに特化した活動を本格化させる。

同社では、都心やリゾート地、西武鉄道沿線といった特性の異なるエリアでの不動産経営に携わる中で、専門性を高められることが大きなやりがいを生み出している。特に若手社員にも積極的に意見を求める風土があり、早い段階から実践的な経験を積めることが大きな成長につながっているようだ。

第一線で働く社員を支えているのが、先進的な職場環境だ。フレックス制度やサテライトオフィスの利用、在宅勤務といった選択肢が整い、業務の状況やプライベートのニーズに応じて柔軟に働き方を選べる。こうした仕組みが働きやすさを高めるとともに、業務の生産性や効率性の向上をもたらしているようだ。また、全社的にダイバーシティの推進に取り組み、社員がそれぞれの持ち味を生かせる環境を整えることにも注力する。

その結果として、同社では直近3年間の新卒採用社員の定着率が100%という実績を誇る。仕事のやりがいに加え、働きやすい仕組みが充実していることが、こうした結果を支えているのだろう。自分らしく働きながら成長し、可能性を伸ばしていける環境がここにはあると感じられた。

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ダイバーシティ&インクルージョンの理念を大切にし、社員一人ひとりが自分らしく働けるように環境や制度を整備。ワークライフバランスの向上を積極的に支援している。

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