最終更新日:2025/4/15

(株)レデイ薬局

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • ドラッグストア
  • 調剤薬局

基本情報

本社
愛媛県

取材情報

研修・教育について伝えたい

自分らしく、着実に成長できる多彩でフレキシブルな研修カリキュラムをご紹介!

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生み出す側と受け取る側。それぞれの目線で語る『レデイ』の魅力

幅広い業務に挑戦しながら自分らしいキャリアの実現を後押ししてくれる「(株)レデイ薬局」。各種研修の企画・運営を担当する西田さんと、その想いの下で成長中の1年目・橋本さんに同社の研修の魅力を伺った。

橋本 大地さん(写真左)
くすりのレデイ 牟礼店/2024年入社

西田 瑠美さん(写真右)
教育部 教育グループ 係長/2002年入社

先輩たちの仕事風景

「世間が休みのときほど店舗業務は忙しくなる傾向にありますが、繁忙期でなければ有給も連休もとても取りやすく、旅行や趣味の音楽も存分に楽しんでいます」(橋本さん)
「部署内・部署間の関わり方は配属先によっても異なりますが、教育部では各担当者が連携をしっかりとり合うことで、細やかな個別対応を行っています」(西田さん)
研修以外にも、成長や働きやすさを支える制度がさまざま整う『レデイ薬局』。それら制度の社内認知度向上や効果的な運用推進にも努め、長期的継続的な成長を支えている。

知識の補完と実践の両輪で、接客品質の底上げと登録販売者の最短合格を目指す。

学生時代は経済学部で学ぶかたわら、大学のゼミナール大会に登壇したり、商品開発プロジェクトやビジネスプランコンテストに参加したりと、さまざまなことに挑戦してきました。最優秀賞などの高評価をいただいたこともあるのですが、私にとってそれ以上に楽しかったのは、カフェやカラオケでの接客アルバイトでした。成果発表などのゴールがあるわけでも、表彰されるわけでもありませんが、お客様の反応をダイレクトに体感できる楽しさは唯一無二。その舞台としてドラッグストアを選んだのも、販売時の説明責任を伴う医薬品を扱うため、より密度の高い接客ができると思ったからです。なかでも当社は社員研修が非常に手厚く、「ここなら高みを目指せる」と考え入社を決めました。

新入社員にはさまざまな研修カリキュラムが用意されていますが、もっとも特徴的なのは医薬品に関する研修です。店頭で取扱う医薬品の知識の習得はもちろん、お客様への効果的なアプローチの仕方や、登録販売者試験に向けた支援も万全に整っています。週1回のオンライン講習に加え、同じく週1ペースで専任講師が各エリアを巡回し対面で指導してくださるので、分からないことはその都度質問でき、知識が定着するスピードも速いと感じています。また、3カ月毎の本社集合研修では、社内制度について理解を深めたり、社会人スキル、接客スキルの研鑽を図ったり。化粧品や介護用品など、個人差の出やすい商品知識を補えるスキルアップセミナーも用意されているので、心配は不要でした。個人的に面白いと思うのは、一方的に知識を受け取るだけではなく、競技感覚で実践力を磨く場が設けられていること。ちょうど今、ある商品についての販売実績を同期同士で競い合っているのですが、研修の一環ではありつつもどこか楽しみながら取り組めているのは、在学中からさまざまなコンテストに参加してきた経験があるからかもしれません。集計&結果発表まで残すところあとひと月。自分なりにターゲットを設定したりご案内の仕方などを工夫したりしながら、戦略的に勝ちを取りに行きたいと思っています。
(くすりのレデイ 牟礼店/橋本 大地さん)

お客様にもっと寄り添うために。接客の最前線に、幅広い知識とノウハウを。

2002年入社以来20年近く店舗運営の最前線に立ってきた私が、本社の教育部に籍を移した最大の理由は、長年現場で培ってきた経験を次の世代に繋ぎたいといった想いでした。入社当初は、短期間で膨大な商品知識を補完する苦労を味わいましたし、店長として部下・後輩の相談に応じる際は同性の教育専任者不在の難しさも感じてきました。さらに大きな後押しとなったのは、教育部異動1年前に始まった自社主催の医薬品勉強会。店頭スタッフにとって医薬品知識は非常に重要ですが、外部研修に頼れば必然的に主催メーカーの商品に知識が偏るのはある程度やむをえないことです。しかし自社独自の研修が確立され、メーカーにとらわれることなくお客様のご相談内容に寄り添った商品提案を導けるようになったことで、自社研修の意義を実感。同様の取り組みをいっそう加速させたいと考えるようになりました。

2021年に教育部に異動した私が最初に取り組んだのは、漢方勉強会のプログラム確立です。私自身は長らく漢方薬の有用性を実感していたのですが、店頭ではまだまだOTC薬が主流でした。当社の創業者はもともと中医学を学び、開業当初は漢方薬をことさら重用していたそう。そんな創業者の想いにも通じると感じ、ぜひ自社研修に加えたいと考えました。

しかし、いざコンテンツ化しようとすると、想像以上に大変でした。自分の持てる限られた知識を落とし込んでも接客レベルには到底及ばず、また、受講者に「伝わる」内容にするには言語表現にも工夫が必要です。そのため、ひと通りのレジュメを起こした後は、部内の医薬品担当者やメーカーの学術部に協力を仰いで何度もブラッシュアップ。カタチになるまで、半年近くかかりました。

そんな経験を経て実感したことは、医薬品も漢方も基本的な知識だけ補っても、伝えたいことがお客様のニーズにリンクしなければ意味がないということ。商品知識や理論を店頭商品とどう紐づけて説明するのがベストなのか。知識ではなくその手法を“見える化”するところに、私たち教育部の最大の存在意義があるような気がしています。
(教育部/西田 瑠美さん)

背を押すより、手を差し伸べ合う。その社風が、主体的な成長力を育んでいく。

まもなく入社丸1年を迎える私が一番成長を感じることは、知識や接客レベルの向上はもちろん、“人に頼れる”ようになったことです。昔から何でもひとりで抱え込むタイプでしたが、学生時代は特に困ることはありませんでした。しかし、社会人1年目、さまざまな研修に参加しながら、配属先の店舗でも次々と新しいことを覚え始めていたさなかに任された売り場担当。「これから棚替え」というときになって、一気にやるべきことの整理がつかなくなってしまいました。優しい上司や先輩ばかりなので、すぐに相談すればよかったのですが、私は自分で何とかしなければと思い込みパンク状態に。そこでようやく周りに助けを請うことの大切さを痛感しました。以来、困ったときや不安なときは臆せず相談するよう心がけています。そして今後は、積極的に周りの力をかりながら、接客にとどまらない多彩なスキルの獲得を図り、店舗運営やマーケティング、バイイングなど新しいポジションにも挑戦してみたいと思っています。
(橋本 大地さん)

精力的に取り組んできた漢方薬研修をはじめ、今後も自社研修はより手厚く、より充実させていきたいと考えていますが、その一方で、それが育成する側の押し付けにならないようにしなければ、といった想いもあります。近年急速に成長を遂げてきた当社では、私が入社したころに比べ、従業員一人当たりが担う業務も大きくなっています。それをやりがいと捉えてもらえたら良いですが、「目の前の仕事で精いっぱいで、自分自身のレベルアップや新たな知識の獲得に意欲を燃やす余裕もない」となってしまったら、元も子もありません。私は「働いている人が、いかに働きやすくなるか」といった視点で店舗運営にも研修づくりにも取り組んできたので、そこは今後も大切にしたいところです。そのため、一旦基本に立ち返り、まずはお客様の質問にしっかり答えられる基礎教育の徹底を重視。同時に、個別に抱えている課題には積極的に現場に出てより深く関わることで、課題解決に向けていっそう細やかに支援していきたいと思っています。
(西田 瑠美さん)

学生の方へメッセージ

社名に「薬局」とあり、実際医薬品を多数扱うので、専門性の高さやハードルの高さを感じる人もいるかもしれませんが、ドラッグストアは人との関わりが中心。はじめはまったく知識がなくても、学びの機会や資格取得支援制度などの成長環境が整っていれば、すぐに第一線で活躍できるようになります。また、業界自体がますます大きくなっているので、キャリアの可能性も想像以上に多様です。いろんなことに挑戦してみたいという人にも、とても魅力的な舞台ではないでしょうか。接客が好きな人や人と関わることが好きな人には、ぜひチャレンジしてほしいですね。
(橋本 大地さん)

学生時代の進路決定は、家族や学校、周囲の環境に導かれるところも大きいため、いざ「社会に出る」という場面になって急に未来の選択を迫られ、今までに見たことのない広い世界を見渡すことになり、戸惑っている人も少なくないでしょう。けれど、この先はとても長いですから、選択・決断を焦る必要はありません。たっぷり時間をかけて考えて、自分の望む未来を見極めることが大切です。そのうえであえて言うなら、この業界に向いているのは、「人の役に立ちたい」「人の助けになりたい」といった想いのある人。その気持ちがあれば、いくらでも挑戦・成長できると思います。
(西田 瑠美さん)

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一方的に知識やノウハウを受け取るだけの詰め込み教育ではなく、ロールプレイングやグループワークなどを通じて実践的にスキルアップできるため、成長スピードも速い。

マイナビ編集部から

今回の取材を通してもっとも強く感じたのは、ここ『レデイ薬局』の教育制度が非常に行き届いているということ。自社人材として一定の基準を満たすことが求められる新入社員研修においては、一律横並びの定番教育が実施されることが少なくない。しかし同社では、必要十分な基礎教育をベースにしつつ、一人ひとりのキャリアプランあるいはそれまでの知識や経験に応じたとてもフレキシブルなコンテンツが用意されている。業務上必要な知識はしっかりとカバーしつつ、自分らしくキャリアアップできる環境が豊かに整えられていると感じた。

登録販売者を目指す1年目から徐々に商品知識を深め、2年目までにひと通りの医薬品の知識を身につけられるカリキュラムに加え、個々の得手不得手を考慮した分野ごとのスキルアップセミナーも完備。その後は、一人ひとりの成長に合わせた研修やキャリアアップのチャンスがあり、専門知識を深めながらスペシャリストとして活躍することや、本部でバイヤーや経営企画など会社の中枢を担う仕事に挑戦することもできる。

“すべては「お客様」のために”を理念に、地域のかかりつけ薬局としても存在感を放つ同社。地域の人々に感動と満足を届ける店づくりを通じてまずは店舗経験を積み、自身の目指す未来へどこまでも大きく羽ばたいてほしい。

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「自宅でもいろんな商品を試すようになった」と橋本さんが語ってくれたが、医薬品から生活雑貨、食品まで幅広い商品を扱うことによる学びの広がりも仕事の魅力のひとつ。
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