福井鐵工(株)

機械工学科出身の私は設計職を志望すると共に、地元の福井県で働きたいと考えていました。福井鐵工を知ったきっかけは、企業見学会です。見学会で話を聞き、社会インフラ事業は生活基盤に寄り添う無くてはならない仕事だと認識し、興味を持ちました。
また社長との面接時に、私が3次元CADの資格を保有していることをお伝えしたところ、会議室を抜け出して私の実力を見てもらうことになったのです。そのときに社員の方々が集まって来て、緊張している私に気さくに話しかけてくれました。そういった社員の皆さんの振る舞いなどから職場の雰囲気の温かさが感じられたことや、大学で学んだことを活かせると思ったことが入社の決め手となりました。

当社は入社前のイメージ通り、先輩社員の皆さんが気さくでとても面倒見がいいです。わからないことを気軽に聞けますし、丁寧に指導やアドバイスをしてくれます。右も左もわからなかった1年目は特に助かりました。人間関係や職場の雰囲気の良さは、入社して数年が経った今も変わっていません。さらに言えば、部署間の壁も無く、他部署の上司であっても何か質問や相談をすると親身になって対応してくれます。
もう一つの当社の良さは、自分のペースで仕事ができることです。最終的な納期は決められていますが、納期に向けて計画を立てていけば、自分の裁量で仕事を進めることができます。有給休暇の取得も融通が利き、プライベートも大切にできる会社だと思います。

私が所属しているソリューション事業部は、新規分野の仕事を開拓していく部署です。私自身は新規に受注した製品、例えば原子力関連や舞台装置といった製品の受注から各部分図の作成、材料の購買、生産管理、品質保証まで、製品をお客様に納品するまでの一連の管理を行っています。
ソリューション事業部が手がける製品は一品物で、毎回新しい挑戦をすることになるため、一回でお客様に満足していただける製品を納品するのはなかなか難しいです。それでも、上流（受注）から下流（納品）まで携わるため、無事に納品できたときのやりがいは大きいですし、納品した製品が街中で使用されている様子を見たときに喜びを感じられます。

今後の目標としては、新規の仕事を開拓していく仕事だからこそ、お客様と話をするなかで潜在的なお困り事を見つけ出し、お客様により良い提案を行えるようになりたいです。そのためには幅広い知識が必要になるため、常日頃からアンテナを多方面に張り、新しい情報をキャッチアップする柔軟な姿勢で取り組んでいかなければいけないと思っています。
プライベートでは、私は旅行をするのが好きで、最近は車や電車を利用して毎週のようにどこかへ出掛けています。今後も仕事とプライベートを上手く両立し、国内各地への旅行を楽しみたいですね。

新卒で入社する会社は特別だと思います。ですから、知名度であるとか、近しい人に勧められたとかではなく、業界・業種・企業の研究をしっかり行い、自分に合っている会社を粘り強く探すことをお勧めします。
興味を持った企業が自分に合うか合わないかは、ホームページを見るだけでは十分に把握できない場合があると思います。また、職場の雰囲気などを肌で体感することが大切だと思いますので、見学会やインターンシップなどの職場体験にも積極的に参加することをお勧めします。