社会福祉法人侑愛会

主に知的障がいのある人たちの日中活動を支援しています。利用者の方々は主に受注作業やアート活動を行っています。それらの活動の準備や、行事の企画・実施を行っています。その他に利用者の方々の特性を知るための検査等も実施しています。

利用者の方々の多くは自閉スペクトラム症を伴っていたり、その特性を有したりすることが多くあります。言語だけのやり取りだけでは定型発達者のように、同じ情報を同じように感じたり、受け止めたりしていないことがしばしば起こります。利用者の方々に伝え方を合わせ、それぞれに理解しやすいスタイルで情報提供した時、利用者の方々が理解や実際の行動で示してくれた時は、「きちんと伝えられた！伝わった！」と嬉しくなります。

侑愛会には様々なライフステージを支える事業所が存在しています。日中活動、入所施設、グループホーム等、その事業内容も幅広く存在しています。福祉機関だけではなく医療機関も携えています。侑愛会では法人内の年に2回ほどの現任者研修において、それぞれの機関が各々の実践を報告しあっています。これは普段携わることのないライフステージや他の機関のことについて学ぶ絶好のチャンスです。こうした研修を含め、様々な研修を受けさせてもらうことができるところが魅力的です。

先輩職員のみんなはとても優しい人が多いです。どうすれば利用者の方のQOL（生活の質）を向上させることができるのか、そのようなことを考え、真摯に支援を考えている人たちばかりです。真剣に、時に冗談を踏まえながら楽しく仕事ができる雰囲気です。

福祉の仕事は誰にでもできる、なんて言われます。それは一つにおいて良い点ですが、裏を返すと専門性がない誰にでもできる仕事と言われているような気もします。そうではなく、学ぶ意欲のある人なら誰でもできる仕事だと私は思っています。ともに学び、一緒に福祉という仕事の価値を高めていきましょう。