(株)村井

【靴のインソール開発】
サンプル作製、モデル作製、素材選定、金型・治工具設計（成型するために必要な金型のデータ作成、材料をトリミングする抜型の設計）をしています
インソールを工場でどうやって生産していくか生産方法を考えたりもします。

【村井のオリジナル製品・OEMや靴メーカー様用のインソールの設計】
商品企画チームからの要望にそって形状設計・材料選定を行います。
年に4～5点ほどの製品を並行して開発していきます。お客様のイメージを形にする仕事です。

入社して7年間、毎年新たなインソールの商品化に携わらせていただいています

開発では1mｍ以下の調整を繰り返し行い、綺麗な形のインソールを設計したり、数百足のサンプルを作り耐久性や機能を確認したりします。
業務のほとんどが開発秘話となり、そのこだわりや工夫をお客様に直接伝えることはできませんが、自身が設計し作り上げたインソールが商品として店頭に並びます。
それを手にとってくれるお客様がいた時、開発時に苦労したところ、工夫したところがお客様のこれからの生活に良い影響を与える一つのアイテムになるのだと思い、やりがいを感じました。

それと同時に商品が並んでいるのを見て、もっとこうしとけばよかったと思うことも。次はもっと良い製品を作りたいと開発に取り組んでいます。
自分の考えや工夫を形にできることも開発のやりがいだと思います。

私は小学生からバスケットボールを習っていましたが、なかなか足に合うシューズが見つからず、調整用にインソールを購入していました。
当時はインソールといってもスポーツ用品店に売っているのは1種類か2種類でしたので選びようがありませんでした。

その頃、父に「自分に合うものが世の中に無ければ自分で作ればいい」と言われたのがきっかけです。
年月を経て就職活動の時期になり、靴に関連するモノや人の健康を助けるもの、ケガを予防するものを作りたいと思い村井の説明会へ行きました。
私が就職活動をしていたとき、インソールを自社で設計・製造・販売していた唯一の企業でしたので村井に入社したいと思いました。