最終更新日:2025/5/9

(株)浜学園【進学教室 浜学園/はまキッズ】

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基本情報

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兵庫県

取材情報

事業について伝えたい

伝統を守りながら、攻めの姿勢で創業100年への挑戦!

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時代の先を読み、常に選ばれ続ける浜学園

創業から66年を迎える浜学園の歩み、強み、未来へのビジョンを竹森社長にお聞きしました。自社の成長はもちろん、教育という仕事の価値の再発見に挑む壮大なビジョンは必見です。

■竹森 勝俊
代表取締役社長

進化を続ける浜学園

2025年秋には本社ビルが一新され、まっさらな新築社屋に変身!「最新設備の導入はもちろんですが、本部社員が集えるホールの新設が何よりの目玉です」と竹森社長。
非認知スキル教育を導入するなど、これからの少子化に向けての準備は整っており、次々と新しいことにチャレンジすることができる環境が同社にはある。
分業制を敷く同社は、教科指導は講師が担い、教室運営は職員が担当。役割が分かれているため働きやすいのが特徴だ。

先を見据え、挑戦心を持って中学受験をサポートし続ける浜学園

浜学園が創設された1959年は高度経済成長の初期でした。団塊ジュニア世代が小学生、中学生になる時代背景を追い風に、当社は瞬く間に塾生を増やし、中学受験に的を絞った学習塾として規模を拡大していきました。その発展を支えたのが「7つの学習システム」です。第一義となる「授業は商品である」という考えを核に、教科別の「一流の講師陣」を揃え、授業の質を客観的に評価するために「生徒による授業アンケート」を導入。1980年代、1990年代にはまだ珍しかった大手学習塾として、その知名度を高めていきました。

しかし、現在に至る道のりは順風満帆ではなく、考え方の相違による組織分裂、阪神・淡路大震災での被災・教室閉鎖など混迷した時期もありました。10年余りの停滞期を乗り越え、復活の兆しが見えてきたのが2003年です。2003年に塾生数が増加に転じ、2024年には20年連続灘中合格者数日本一(※)となり、当社は右肩上がりに生徒数を伸ばしてきました。

常に時代の先を読み、必要とされるコンテンツを提供してきた当社は、長きにわたる歴史と実績、中学受験塾としての浜学園の名が世に認められたからこそ、今も昔も選ばれ続けているのだと自負しています。

(※2024年10月30日リセマムより)

来るべき少子化を見据え、差別化に注力!新市場の開拓、産学連携による付加価値を創出

当社は2005年から教育の対象となる年齢層を広げ、中学受験に挑む小学生はもちろん、幼児教育から高校受験、大学受験までを網羅。少子化という壁を乗り越えるため、次々とグループ企業を増やして事業の水平多角化に取り組み、新たな市場の開拓を実現してきました。

また、少子化による業界の競争激化を見据え、他塾との差別化にも力を注いでいます。その一つとなるのが、非認知スキル教育の導入です。非認知スキルとは知能検査や学力検査では測定できないスキルのことで、総合型選抜や公募推薦など、一般入試とは異なる大学入試がますます増えてくるであろうこれからの時代に必要となる能力だと当社は考えています。当社は2024年2月から非認知スキルを育み、伸ばす「WEBSTAR_SDGsプログラム」を塾生全員に提供しています。このほか、大阪大学と連携したデジタルクローン開発では生徒一人ひとりに寄り添うAGIプラットフォーム「Think eye」の研究が着々と進行中。横浜市立大学とも、不登校の児童の支援に向けた共同研究を実施しています。

少子化という時代の変化を避けることはできませんが、保護者や子どもたちから選んでもらえる学習塾であるために努力を続けています。

未来を担う子どもたちを育み、可能性を広げる。それが浜学園の仕事です

創業66年を迎える当社が目指すのは、100年企業という新境地です。この新境地に挑むため、当社は2023年にコーポレート・アイデンティティを制定。「未来に響け」をSLOGANとし、「最上の学びで社会の伸びしろに挑む力を育てる」ことをMISSIONに、「学びと成長の循環で幸せあふれる社会に」というVISIONを掲げています。中学受験だけにとどまらない当社の新たな取り組みは前述したとおりですが、今後もさらなるチャレンジを続けるためにはみなさんのアイデアや行動力が必要です。日本を背負って立つ子どもたちと未来をつなぐために、さまざまな角度から子どもたちを支え、伸ばす仕事をしませんか。

2025年には浜学園ブランドでの首都圏進出が控えており、今まで以上に広がる中学受験市場で当社が培ってきた実力を試すチャンスが待っています。また、六本木という稀有な立地に、当社が最も得意とする算数の専門塾と幼児教室をオープンすることも決定。西宮の本社ビルも近隣に新築移転し、大ホールを備えた自社ビルが2025年秋に竣工します。このように新たなフィールドが次々と広がる環境は、みなさんにとってもきっと大きなチャンスになるでしょう。

そして、最後にもう一つ。私にはみなさんと一緒に叶えたい夢があります。それは教育という仕事の価値を高め、教育に携わるすべての人の環境、処遇、ステータスを改善することです。未来を担う子どもたちを育てる仕事は、日本という国の未来を育むことにも通じるはずです。そのためにも働きやすい環境の整備を進め、教育に携わる仕事の尊さを当社から日本、そして世界に発信したいと思っています。

学生の方へメッセージ

前述したように、「授業は商品である」というのが当社の考え方です。こうした考えに基づき、当社は創業当時から教科ごとの専任講師を置いてきました。現在も子どもたちへの教科指導は講師職が担い、総合職は教室運営や営業を、一般職は接客や事務などを通じて子どもたちを支える分業制を敷いています。兼務ではなく、それぞれの適性に応じたポジションで子どもたちと関われること。これが当社で働く魅力です。

分業制のため、自分自身がどう働きたいか、どうなりたいかを主体的に考え、自分のキャリアを自分で描いていけるため、やりがいはひとしおです。中学受験塾から幅広い年齢層に向き合う学習塾へと進化する当社で、さまざまな世代の子どもたちの未来を拓く仕事をしませんか。可能性にあふれる子どもたちの未来同様、みなさんにも当社で多彩な未来にチャレンジしてほしいと思っています。
(代表取締役社長/竹森 勝俊)

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浜学園を核とする浜学園グループはさまざまな角度から子どもたちの未来を拓き、日本の未来を背負って立つ子どもたちの可能性を大切に育んでいます。

マイナビ編集部から

1959年の創業以来、常に選ばれ続ける中学受験塾として歴史を重ねてきた浜学園。現在は幼児教育から高校受験、大学受験まで市場を広げ、幅広い世代に向けた教育を提供している。また、もともとは兵庫県を本拠地としていた同社だが、東京から沖縄、さらに海外まで拠点を拡げ、今では国内外に184教室を展開している。

今回、竹森社長にお話を伺う機会をいただき、直接、同社が目指す未来をお聞きした。中学受験塾としてさらなる飛躍を狙うのはもちろんだが、付加価値の高い教育サービスで他社との差別化を図ること、教育という仕事の価値や魅力の向上を目指すことなど、興味深いテーマが次々と飛び出した。

取材を終えて実感したのは、これまでもこれからも時代のニーズを先取りし、どこよりも早くそれを提供するのは同社だろうということだ。アンテナ高く情報収集を行い、保護者や子どもたちの期待に応えるのは創業以来の大きな強み。竹森社長の内に秘めた教育への情熱が言葉の端々からあふれていたからこそ、浜学園の未来、日本のこれからに思いを馳せる社長の言葉がより胸に響いてくるのだと感じる取材だった。

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創業以来、無借金経営を続けている盤石な経営基盤も同社の強み。競争が激しい業界で確かな実績を残し、存在感を示し続けている浜学園。
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