最終更新日:2024/10/9

明石機械工業(株)【ダイハツ工業グループ】

業種

  • 自動車・自動車部品
  • 輸送用機器(船舶・航空・宇宙関連など)
  • 機械
  • 機械設計

基本情報

本社
兵庫県

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

私たちが自動車の未来をつくる!熱意と使命感を持って新しいことに挑戦

  • 機械系 専攻の先輩

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クルマ好きな先輩たちが学生時代から現在までを熱く語ります

ダイハツ工業グループの一員として、日本のスモールカーの進化を担う明石機械工業。好きなことを仕事に選び、熱い想いで挑戦を続ける若手社員たちに学生時代から入社理由、仕事のやりがいを語ってもらいました。

■神田 さつきさん
2021年入社
技術統括本部 ステアリング開発室 設計グループ
化学生命工学部 化学・物質工学科卒

■神原 太一さん
2023年入社
技術統括本部 ステアリング開発室 実験解析グループ
工学部 機械システム工学科卒

仕事シーンを紹介

「品質管理や工場の組付ラインでの現場研修を経て、設計する上で必要なポイントなどを知ることができました。各現場で得た経験を今後の設計に活かしたいです」神田さん。
「もし、事故が起きても衝撃で製品が壊れることなく、きちんとハンドルを切ることができるか。そのような状況を想定し強度や耐久性の実験や分析を行っています」神原さん。

重要保安部分に携わるやりがい。国内はもちろん、世界に視野を広げてモノづくりができる環境がここに!

企業研究で重視していたのは、自分が興味のある分野で働くことです。当初、大学で専攻していたガラス素材の知識を活かせる会社を探していました。しかし、「本当に自分が興味があることを仕事にしたい」と思い、乗り物に関わる仕事ができる会社を探している中、当社と出会いました。車の部品のなかでも、ステアリングギヤというクルマの中でも重要保安部分に携われる仕事に惹かれましたね。

入社後2週間は、社会人としてのマナーや工場の安全や製品の品質などついて学び、その後3ヵ月間は現場研修として品質管理課へ。部品を測定し、「図面通りにできているか」「公差が基準値内であるか」などを調べ、表に落とし込む仕事を中心に、不具合品の原因解析まで携わりました。品質管理の仕事を通じてデータのバラツキなどを具体的に知ることができ、現在の設計業務でも公差の基準値を判断する上で役に立っていると感じますね。設計部門に配属された後も、九州工場で3ヵ月間現場研修として組付という生産ラインの仕事に従事。型式により部品の組み合わせが変わりますが、現場で扱う種類が増えれば増えるほどミスにつながりやすいことに気づくなど、貴重な経験ができたと思いました。

入社して改めて感じたのは、会社規模の大きさです。土山地区と明石地区にある本社工場をはじめ、滋賀工場や九州工場など、国内のさまざまな場所に拠点を持ち、さらには海外拠点を持つ当社には、国内外の多くの人と一緒に仕事できる環境があります。ある生産技術グループの先輩に、「次の設計でこのような部品をつくりたいのですが…」と相談すると、海外での経験を含め、設計する上での注意点などをアドバイスしていただけました。国内での要求値が上がれば海外ではさらに基準値を高める必要があるなど、広い視点が求められるモノづくりの難しさを感じることもありますが、だからこそお客様の要望を満たす設計ができた時には大きな達成感が得られます。〈神田さん〉

ステアリングギヤの耐久性や強度の実験・解析を行い、自動車の安全性にダイレクトに貢献できる!

子どもの頃からモノづくりに興味を持ち、将来は自動車関連の仕事に就きたいと思っていた私は、大学は機械システム工学科に進学。企業研究を意識したのは大学3年生のとき。できれば関西で自動車に関われる会社を探しているときに、マイナビで当社を見つけました。完成車メーカーよりも部品メーカーの方がつくる製品が特定されている分、自動車部品の機能を深く追求していけると思ったことと、そのなかでも車の走る機能や曲がる機能の製品をつくっていることに魅力を感じました。インターンシップでは、車が電動化や自動運転に変わったときに部品がどう変わっていくのかを座学で教えてもらったり、車をリフトアップして真下から構造や当社の製品の取付場所を見せてもらう貴重な体験をし、先輩方からも仕事について詳しく説明を受けました。話しやすい雰囲気に好感を覚えて「明石機械工業で働きたい」と思った私は、第一希望の会社だと思い学校推薦で選考を受けました。最終面接では、社長に今後の会社の将来像やビジョンについて熱く語っていただいたことが印象的でした。その熱量に圧倒されたことは今でも鮮明に覚えています。

入社後は、1ヵ月の基礎研修、その後に品質管理課で約2カ月半の工場研修を通じて製品の構造や測定方法を学び、その後は1カ月にわたり本社研修を受けました。そのなかで技術研修も受け、設計や生産技術の仕事を教えてもらうなかで自分に一番向いていると思った実験解析グループに8月から配属されました。現在、主にステアリングギヤの強度や耐久性などの試験やデータ解析を行い、報告書を作成しています。製品の大きさやサイズは車種ごとに異なり、求められる性能も異なる分、解析のやり方が変わることが難しいですね。また、自動車の安全性に関わるため、解析時に間違った数値を入力しないように細心の注意を払っています。市場クレーム(リコール)を出さないための最後の砦となる仕事で常に緊張感のある責任重大な仕事ですが、安全な車を世に送り出すことに貢献できていると思うと嬉しくなります。在学中は材料力学が好きで、その知識を仕事に役立てることもできています。これからもできる仕事の範囲を広げ、上司から信頼される技術者を目指して頑張っていきます。〈神原さん〉

企業研究のポイント

◎自分の性格を客観的に把握するのが苦手な私は、企業研究の前に自己分析からスタートしました。飲食店でのアルバイト経験から人と接する仕事が向いていると思っていましたが、自己分析を進めると、意外にもデスクワークも向いていると気が付きました。それで設計の仕事も向いているのかなと自身の傾向を知り職種を選んだことで、企業研究をスムーズに進めることができたと感じています。〈神田さん〉

◎社会人になると仕事はもちろん大事ですが、プライベートとの両立も大事だと思っています。私は学生時代から釣りが趣味で、休みの日によく友人と一緒に海や川へ出かけていました。入社前に奄美大島に出かけて熱帯の魚を釣ったことは、楽しい思い出として記憶に残っていますね。趣味を大事にすることはリフレッシュにもなる上、仕事のモチベーションアップにもつながりますので、企業研究ではワークライフバランスの観点も大事だと思います。〈神原さん〉

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上司や先輩だけでなく、グループが異なるメンバーとも積極的に意見交換をすることができ、幅広い視点で仕事に取り組めます。

マイナビ編集部から

明石機械工業はダイハツ工業グループの一員として、主にスモールカー向けのトランスミッションやエンジン部品などの駆動系部品や、ステアリングギヤなどシャシ系部品の設計から生産までの一貫体制を構築。小型軽量化や高品質化、ミクロン単位での精度が求められるなか、設計開発や生産技術はもちろんのこと、一部の設備は自社で製作して小型部品に特化した独自技術に磨きをかけてきた。また、インドネシアとマレーシアに海外拠点を置き、グローバル化を進めながら、国内では電気自動車向けの製品開発にも着手。100年に一度の大変革期を迎えた自動車業界において、次世代に向けて着実に歩んでいる。

今回の取材で感じたのは、和やかな社風とチームワークの良さだ。本社に工場が隣接しているため、設計・開発部門と生産部門の連携は円滑。日頃から相談や意見交換がしやすく、仕事を通じて視野とスキルを広げている。クルマ好きな社員たちは共通点が多く、仕事以外の話でも盛り上がるそうだ。また、社員食堂では1食226円でボリュームのあるおいしいランチを提供。家具家電付の個室独身寮を月3万円負担で利用できるなど、新入社員も経済的な不安がなく仕事ができるように配慮。育児休暇も男女ともに実績があり、ワークライフバランス実現できる点も魅力だ。腰を据えて好きな仕事に集中できる、モノづくりに携わりたい人にとって絶好の会社であると感じた。

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「新人研修はわかりやすく、楽しく学べると好評です。じっくり学び、専門的な仕事の理解を深められるようなカリキュラムにしています」コーポレート企画グループ人事責任者

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