最終更新日:2025/6/12

諏訪倉庫(株)

業種

  • 物流・倉庫

基本情報

本社
長野県

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

日々の業務で、地域経済を支える面白さ。「倉庫業」ならではのやりがいを伝えます。

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温かな社風と手厚い福利厚生で仕事もプライベートも充実!

県内外11拠点・延べ13.5万平方メートルの広大な倉庫と確かな保管技術で、地域の物流を支える諏訪倉庫(株)。今回は当社の入出庫管理の最前線で活躍する若手の先輩3名に、仕事の面白さや今後の目標などを聞きました。

<右から>
■岡谷本店/島田 一輝さん(2022年入社)
■佐久支店/山口 真友花さん(2020年入社)
■上田支店/中村 春輝さん(2022年入社)

店頭で自分が関わった商品を見かけたとき、社会を支える物流業務のやりがいを実感します。

学生時代にアルバイトをしていたドラッグストアで、毎日トラックで商品が運ばれてくる様子を見ていたことが、物流業界に興味を持ったきっかけです。コロナ禍で一時期、マスクやトイレットペーパーが品薄になったときには、店頭に商品が当たり前に並ぶことのすごさや、そのために物流の仕事が無くてはならないことを改めて感じました。当社の、歴史が長く、お客様からの信頼が厚いところや、社宅や通勤手当、地域手当など福利厚生が整っているところに魅力を感じ、入社を決めました。

現在は岡谷本店の入出庫管理担当として、国内外の荷物を扱っています。荷主様から倉庫に商品が入るとき・出るときの連絡を受け、現場の作業担当者へ伝えたり、この商品は何日後に入ってくるかなどのスケジュールを確認したり、伝票と実物の荷物を見比べながら、ミスのない管理業務を心がけています。国内向けには飲料や食品、農産物の荷物を中心に、諏訪周辺のメーカー様の精密部品を扱うことが多く、海外向けには、国内企業様が海外の工場に向けて送る機械部品などを主に扱っています。ときにはスーパーの店頭で、自分が扱った飲料メーカーさんの商品が並んでいるところを目にすることもあります。きれいに陳列されたドリンク類を見ていると、自分も物流担当として暮らしの一端を支えているんだと実感できてうれしいです。

各店舗・倉庫を少人数で回しているため、コミュニケーションを取りやすいのも当社の特徴。ドライバーさんや倉庫内の現場作業担当者も20代30代の人が多く、気軽に相談できる環境なので、プライベートで一緒に遊びに行くことも少なくありません。私はバイクが趣味なので、同じくバイク好きな現場担当の同期と一緒にツーリングに行くのを休日の楽しみにしています。秋には、寒さの厳しい中、県外まで走ることもあります。

今後は管理業務自体やお客様の業態について、知識を確実に身につけて、対応できる仕事の幅を広げていくことが目標です。まだ先輩に教わりながら動くことが多いので、まずは少しずつ自分ひとりで任される案件を増やし、社内からもお客様からも頼られる社員として成長していきたいです。
(島田さん)

先輩の働き方をご紹介

岡谷本店では事務担当6名・現場担当6名で対応。「人数が多くない分、密にコミュニケーションを取って、仕事でもプライベートでも良い関係を築けています」と島田さん。

サポートし合える温かな社風が当社の魅力。新人教育担当として、何でも相談できる先輩を目指します。

私は地元で事務職がしたいという思いを軸にさまざまな企業を見てきました。そんな中、偶然当社の公式HPを見かけ、創業110年以上の歴史がある当社なら安定して長く働けそうだと感じ、入社を決意。当時、物流業界の知識はまったくありませんでしたが、社員の方と話したときに感じた温かな雰囲気も入社を決めた理由の1つです。

希望通り佐久支店に配属となり、現在はお客様の荷物の出し入れの管理やトラックの手配を担当しています。出社したらまずメールやFAXで届いた荷物の内容を確認し、到着したトラックを受付け。ドライバーさんに入出庫どちらなのか確認をして伝票を渡し、倉庫の現場作業担当者とも連携しながら、スムーズな入出庫対応を目指します。荷主のお客様に直接電話をして、在庫やスケジュールの打合せをすることも多いです。大切な荷物を預かっているので、社内でもダブルチェックを徹底し、急な不具合が発生したときは、必ず先輩や上司に相談して、チームで最善策を考えます。気をつけているのは、仕事の全体像を把握して、どれを優先するかを頭に入れてから動くこと。1日単位や1週間単位で自分なりにスケジュールを組み立て、急な依頼があっても柔軟に対応できるように心がけています。

4年目から新人教育を任されるようになり、現在は1名のOJTを担当しています。事務業務の流れや自社システムの使い方をはじめ、ときには倉庫の中を一緒に見学することも。一般にはなかなか見ることのない広い物流倉庫の様子や大きな荷物を扱うドライバーさんの仕事を目の当たりにして、「すごい」と驚いている姿を見ると、自分も初心に返ったような気持ちになります。後輩に伝えたいのは、分からないことは何でも周りに相談して良いということ。支店長を含め、現場はチームワーク良く何でも話せる風土がありますし、既存システムを使った簡単な作業が多いので、パソコンに触れたことがない人も安心して始められます。私自身も、話しやすい先輩を目指して良い雰囲気づくりをしていきたいです。お休みを取りやすく、自分の時間を大事にできる職場環境も魅力です。私も休日には友人と一緒に県外へ出かけたり、趣味に時間を使ったりと、思い切りリフレッシュしています。
(山口さん)

先輩の働き方をご紹介

「地元企業で長く成長したい」と同社を選んだ山口さん。「新人の頃は気が張っていたけれど、周囲の話しやすさのおかげで、気持ちを楽にして仕事に向き合えています」

入社後も学び続けられる環境を生かして、倉庫管理と経理、両方のスキルアップを目指しています。

私は入社後から上田支店で、お客様から預かる荷物の検品や伝票出しなど、入出庫の管理に携わっています。これまでは先輩を手伝うサブ的なポジションでしたが、少しずつ自分が主体となって担当する案件も増えてきました。主担当の方がお休みのときにトラブルが発生した場合、代わりに現場や荷主さんと連絡を取って、対応を考えることもあります。

最近では、ある企業様の贈答用商品の整理・包装作業に関わる管理業務を担当。お客様からいただく毎月の生産表に基づいて1日の作業量を決め、納期までにすべての業務が終わるように、作業担当の方と情報共有を行います。月の途中で追加の依頼や数の変更が生じたときは、その都度スケジュールを調整。ときには管理担当の私たちも作業に入って、決められた期日に合わせるよう進めてきました。月ごとの業務に真摯に向き合うことでお客様から頼りにしていただけたり、定期的なおつきあいを続けられることに、やりがいを感じています。

同時に、口座の入出金や帳簿の入力など簡単な経理の仕事も手がけています。入社するまで経理を専門的に学んだことがなかったので、最初は戸惑いましたが、今では日常業務の一環として数字を扱えるようになってきました。こういう理由でこの数字を入れる、といった作業の意味が理解できてくると、支店全体の業務の流れが分かって楽しいですね。2年目からは経理知識を本格的に学ぶために、簿記の教室にも通いました。仕事終わりに月3-4回、半年ほど通って、日商簿記3級資格を取得。受講・受検の費用は会社負担でしたし、学んだことが業務に直結する面白さもあって、仕事と両立することを苦に感じたことはありません。社会保険関係の仕事にも関わるようになったので、今後は正式な手続きができるよう、社会保険労務士などの資格取得も目指したいです。

入社して気が付いたのは、社会人になってから学べることは、学生の頃に想像していた以上にたくさんあるということ。これからも業務知識やできる仕事の幅を広げ、支店を管理する立場として、お客様や支店メンバーから頼られる存在になれたらうれしいです。
(中村さん)

先輩の働き方をご紹介

「社労士資格や危険物取扱いの資格など、色々な仕事を扱えるスキルを身につけたい」と話す中村さん。倉庫管理の実務で担当する案件を増やしつつ、経理面でも活躍中です。

企業研究のポイント

「物流業界」といって学生の皆さんが最初にイメージする多くは、トラックを使った陸送の企業でしょう。しかし、私たちのような倉庫会社や物流センターの運営企業、国際輸送業務を手がけるフォワーダーなど、モノを運ぶことに関わる仕事はさまざまです。まずは各企業の事業内容を確かめて、業界のイメージを広く持っていただけたらと思います。その中で興味のある分野が見つかれば、インターンシップなど実際の業務の様子に触れることをオススメします。当社は実際のオフィスの様子や倉庫内部を見学いただけるプログラムを用意しています。倉庫会社とはどんなことをしているのか、スムーズに管理するためにどんな工夫をして、どんなことに気をつけているかなどを現場で体感できれば、働き方についても具体的に考えられると考えているからです。

合わせて、勤務地やキャリアサポートの体制、福利厚生などもチェックしてみてください。例えば当社なら、自宅を離れた転勤の際には格安の社宅を用意したり、転勤手当を出したり、安心して働ける体制を整えています。お昼のお弁当や社内食堂を優待利用できる給食制度や、関東居住時に物価に合わせて支給される地域手当など、日々の負担を減らす制度も充実。まだ「何が自分に向いているか分からない」という人は、働きやすさ中心で企業を探してみるのもオススメですよ。

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創業110年以上の確かな保管ノウハウと地域からの信頼を元に、総合的な物流サービスを展開。荷物の特性に合わせたきめ細やかな対応も、顧客から高い評価を得ています。

マイナビ編集部から

諏訪倉庫(株)の創業は約110年前、明治年間までさかのぼる。製糸業が盛んだった諏訪・岡谷エリアで、繭の保管業から始まった同社は、その後、さまざまな顧客の荷物の保管・入出庫管理を手がける倉庫会社として、事業の幅を広げてきた。現在は長野県内と近県に合わせて11の営業拠点を展開。関連するトラック輸送会社や輸出梱包会社等と共に、信州から全国へ、総合的な物流ソリューションを提案している。

スーパーに並ぶ食品や飲料、日々の生活に使われる日用品、企業活動に不可欠な機械の部品など、私たちの日常を滞りなく回すためには、モノを運ぶ物流の仕事はなくてはならないもの。一方で、BtoBの要素が強い倉庫管理業務の様子は、業界以外の人の目には触れにくいことが多い。お話を伺った先輩たちも、「入社するまで倉庫業務について知らなかった」という人がほとんどだ。学生時代のアルバイトで、小売店に荷物を運んでくるドライバーさんとよくやり取りしていたという島田さんも、倉庫の仕事については未知の部分が多かったという。それが今、登場いただいた3人とも、「地域の暮らしに役に立つというやりがいがある」「社会の動きが見えてきて面白い」と、日々の業務を通じて感じるようになったとのこと。信州発・物流の百年企業で働く最も大きな魅力の1つは、自分たちの仕事が直接、社会の動きに関わっていると実感できるところかもしれないと取材を通して感じた。

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部署や世代を超えて話しやすい、温かな雰囲気が同社の魅力。入社1年目の社員の提案から業務フローが見直されるなど、誰もがアイデアを生かせる社風です。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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