福島信用金庫

私は視野を広げたいと思い、地元から離れた大学に進学しました。夏休みなどに帰省する度に今後何十年も生活していくなら、やはり地元で生活したいと考えるようになりました。また、人と接するアルバイトも経験したことで、人と人とが繋がる楽しさを知り、多くの人と接する仕事でなおかつ地元に密着した企業として信用金庫を志望しました。

現在、融資係として窓口に来店いただいたお客さまからの相談業務を担当しています。相談業務において個人向けと法人向けでは対象商品、商品性が異なり、個人向けでは住宅ローンやマイカーローンなど、法人向けでは運転資金、設備資金と幅広い知識が必要とされ日々勉強が必要です。自身が習得した知識がお客さまのお役に立った時、日ごろの成果を実感でき、更なる自身の向上に繋がっていくと感じています。

以前、渉外係として定例訪問していたお客さまから相談を受けた住宅ローンの案件が強く印象に残っています。当時は、融資の知識・経験共に浅く、的確な対応ができずお客さまを困らせてしまうことがありました。苦い経験ではあるものの、その後同じお客さまからマイカーローンのご相談や事業資金の相談もしていただきました。一生懸命取り組んだことがお客さまにも伝わり、認めていただいたように感じられました。この経験は、今でも忘れらることのできない大切なな財産となっています。