(株)ツルヤ

ツルヤの他の店舗でも製造している商品だったのですが、お客様に「この店の方がおいしい」と言っていただいたこと。全店共通の製造マニュアルを守るだけでなく、いかにきれいに作れるか、おいしそうに盛り付けられるかなど、細かな部分まで気を配っていることが伝わっているんだと非常にうれしく感じました。

力を入れた…とは少し違うかもしれませんが、興味を持ったことには何でも挑戦してみました。大学でラテン語や古典ギリシャ語を学んだり、世界遺産検定を取ったり。世界各国からの旅行者と東京のバーを巡るイベントに参加したこともありました。大して英語が話せるわけではないのに応募してしまい大丈夫かな…と不安でしたが、全員ほろ酔いだったのでカタコトの英語と日本語で何とかなっていました（笑）。

常に成長できる機会を与えてくれる会社だと思います。また、私はこれまで常に「人」に恵まれているなと感じてきました。仕事もプライベートも共に楽しめる上司や同僚に出会えたこと。壁にぶち当たるたびに、店や部門、立場の違いを超えて悩みや苦労を相談できる人がいること。店舗を異動しても見ていてくれる人・気にかけてくれる人がいること。非常にありがたく感じています。

自分の興味のある分野や業界は初めからある程度決まっていたのですが、その中で自分はどの会社で何をしたいのか、どう生き、何に貢献していきたいのか等まで掘り下げると悩んでしまうことが多かったです。

色んな人と出会うこと、話をすること。特に覚えているのは、就活用パンプスを買ったお店の方がご自身の就活時代の話をして下さったことです。その方の当時の気持ちや考え方について、同じ大学の後輩でもない私にまっすぐ向き合って語って下さいました。それが就活の具体的なアドバイスを貰うことよりもずっと嬉しくて、私もまっすぐな気持ちで就活に向き合おうと思いました。どんなことでも、自ら動いて多くの人に出会い、色々な話を聞くことは何らかの形で自分の糧になると思います。