企業研究を行う時に必要なのは、まず「自分が何をやりたいか」という軸。自己分析が苦手という方もいらっしゃるかもしれませんが、自分の得意・不得意な分野や何に興味があるかなど、言葉にして整理できれば、目標を明確にできるかもしれません。モノづくり業界だけに絞っても、半導体や電子、自動車、食品、医療機器等、扱う領域は多種多様。製造の流れやモノづくりへの取組み方も、企業ごとに変わってきます。
例えば、当社の特徴は「1人1製品」のモノづくり。「仕事を面白くする」をコンセプトに、さまざまな業界のお客様からオーダーいただいた開発品や試作品など、単品・極小ロットの部品づくりに、担当者が創意工夫をもって取り組んでいます。時には治具類の設計から、担当者が自ら関わることも。自分の創造力や工夫で難易度の高い製品を完成させたいという方にはピッタリでしょう。
もちろん、ライン作業の中でコツコツとモノづくりに関わりたいという方は、違う働き方を模索することが可能。自分の興味をはっきりさせながら、突き詰めて企業研究をできれば、より深い部分で、会社それぞれの性質も見えてくると思います。(人事部・清水 伸哉)