最終更新日:2026/4/21

(株)新来島サノヤス造船

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 輸送用機器(船舶・航空・宇宙関連など)
  • 機械
  • 金属製品
  • 機械設計
  • 情報処理

基本情報

本社
岡山県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

巨大な船やガスタンクの製造に挑み、技術者としてのやりがいを感じながら成長できる

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仕事の楽しさや自社の魅力を先輩社員が語る

1911年の創業から1世紀以上にわたって造船業に取り組み、現在では「新造船」「修繕船」「ガスタンク」の3事業を展開する新来島サノヤス造船。設計と現場係員、それぞれの職種で活躍する先輩2人に話を聞きました。

■徳竹 柑南/2025年入社(写真左)
技術設計本部 生産設計部 艤装生技課

■土居 大貴/2021年入社(写真右)
造修本部 工作部 外業課

未経験から飛び込んで1年間で着実に成長。巨大な船の配管設計に挑む。【徳竹さん】

元々は事務系の仕事を探していたのですが、船の設計職という当社の募集職種を見て、興味をもったことが入社のきっかけです。職場見学をしたことで、「面白そう」という興味が「この会社で働きたい」という思いへと変化。想像以上に大きな船を造っている工場の迫力明るい職場の雰囲気に魅力を感じ、入社を決めました。

入社後はまず、愛媛県にある「新来島どっく」で、グループ会社の合同新人研修に参加しました。社会人としてのビジネスマナーや船舶について、設計で使うCADの基本などを段階的に学んだ後、配属部署での研修がスタート。私が所属する部署では「艤装(ぎそう)」と呼ばれる船全体の装備品を設計しています。「燃料や水、蒸気などを通す配管設計」、「操舵室、居住区などの設計」、「船内に取り付ける手すり、はしご、クレーンなどの設計」の3グループに分かれており、私は配管設計チームに配属されました。先輩社員によるマンツーマンでのサポートを受けつつ、配管設計のやり方を段階的に学習。最初は図面の書き方を一から丁寧に教わって、その通りに作業を進めるところから仕事に慣れていきました。

私が設計を担当しているのは全長200mを超えるばら積み貨物船です。巨大な船の内部に細かく張り巡らされた配管を緻密に設計するには数か月かかります。最初は1日かかっていた作業が半日、数時間と短くなっていくたびに成長を実感できて励みになります。専門用語が飛び交う先輩方の話が徐々に理解できるようになり、最近は会話に参加できるようになってきたことも、やりがいにつながっています。船のことも、設計のことも、まったく知らない状態で入社したので、1年間でここまで成長できたことは想像以上でした。

1年目は先輩から指示されたことをミスなくやり遂げることに注力してきたので、2年目からは自分の考えで設計を進められるようになるのが目標です。当社の設計技術の高さは新来島どっくグループ内で認められており、グループ内の他社が手掛ける船舶の設計も手掛けています。いずれは、グループ船の設計も任されるように知識や技術を高めていきたいと思っています。

先輩社員の仕事風景

「設計をしているすぐそばで、実際に船が造られています。設計に携わった船が完成した経験がまだないので、進水式の時にどんな気持ちになるのか楽しみです」(徳竹さん)

「いい船を造ろう!」と一致団結し、チームをまとめる現場の司令塔。【土居さん】

全長220~230メートルに及ぶ大型貨物船の造船現場で、事故が起きないように安全管理を徹底しつつ、作業の内容やスケジュール、クオリティなどを管理し、作業員と協力しながら船を完成へ導くのが現場係員の役目です。この仕事を始めた当初は、今進行している現場をうまく収めることで精一杯でしたが、経験を重ねることで視野が広がり、1年先、2年先の仕事にまで意識が向くようになりました。効率化やコスト削減、利益向上のために、どうすれば作業時間や人手を減らせるかといった検討も進めています。

船が完成するまでにはいくつかのステージ(段階)があり、私が担当するのは小さなパーツに分かれていたものをドックで1つの船へと組み上げていく工程です。予定通りに作業が進んでいくに越したことはありませんが、約80名もの作業員が同時に動く現場では日々何かしらの予期せぬ出来事が起こるものです。そんなときこそ現場係員の腕の見せ所。トラブルに柔軟に対応できたときに、やりがいを感じています。現場経験を積むにつれて、さまざまな対応策の引き出しが増えていくので、若手の頃よりも的確な判断が下せるようになってきました。

数年前に、新しい設計方法による船を造ったことが思い出に残っています。船の構造も造り方もこれまでとは異なり、作業品質の基準を定めるところからのスタートでした。「まごころこめて生きた船を造る」という理念の下、決して妥協せずに高品質な船を造るというのは当社の伝統的なこだわりです。厳しい目で作業の精度をチェックし、作業員に指示を出すこともありますが、私だけではなく作業員もプライドをもって船に向き合っています。「みんなでいい船を造ろう」という思いを共有して、チームワークが感じられる心地よい職場です。

大きな船が形になっていく様子を目の当たりにできる仕事のスケール感は、200メートル級の大型船を造る当社だからこそ味わえるものです。これまでに30隻ほどの船に携わってきましたが、1隻1隻に思い入れがあります。ドックから世界の海へと旅立っていく船を見送るたびに造船中の思い出を振り返りながら感慨に浸っています。

先輩社員の仕事風景

「私は職人ではないので、作業員へのリスペクトをもって現場係員を務めています。日頃からコミュニケーションをとって良い関係性を構築することが大切です」(土居さん)

先輩社員2人が実感する働きやすさを感じるポイント

【徳竹さん】
船のことも設計のことも分からなかったので、くじけそうになるときもありました。1年かけて自分でも驚くほどに成長できたのは、先輩や上司の温かく丁寧なサポートのおかげです。何度質問しても、私が理解するまで粘り強く教えてもらえたからこそ、一歩一歩着実にステップアップできました。入社前の職場見学で感じた通りに社員同士の距離が近く、何でも話しやすい良好な人間関係に恵まれています。上司が私の仕事ぶりをしっかりと見て、評価してくれるのも励みになっています。
入社1年目から気兼ねなく有給休暇が申請できる点も当社の魅力です。プライベートの予定に合わせて休めるので、地元の友達とも予定が合わせやすいです。体を動かすのが趣味なので、休日はゴルフをしたりバドミントンをしたりしてリフレッシュしています。時短勤務制度を利用して、仕事と育児を両立しながら活躍している先輩の存在が心強く、長い目でみて働きやすい会社だと思います。

【土居さん】
独身寮が月額4,000円で利用できるので助かっています。結婚して寮を出てからも家賃補助があり、個人負担が月18,000円で済むので安心です。水道光熱費も基本料は会社が負担してくれるので、生活費が安く抑えられるという点は当社の大きな魅力です。おかげで趣味の車にお金をかけることができています。私以外にも趣味を満喫していたり、将来のために若いうちから貯金していたりする社員が多いです。
現場では後輩の様子を観察して、困っていそうなときには私から声を掛けるように心掛けています。私自身、若手だった頃に先輩方のサポートに何度も助けられてきました。私の仕事をフォローするために、自分の担当業務ではないのに手助けしてくれた他部署の先輩もいます。部署の垣根をこえて活発にコミュニケーションを取り、誰かがつまずいたときにはみんなで手を差し伸べる温かさや心強さを日々感じています。

先輩社員の仕事風景

現場で手を動かす作業員の声を設計担当に伝えて構造の見直しを検討するなど、設計と現場は密に連携。「まごころこめて生きた船を造る」ために一致団結して取り組んでいる。

職場の雰囲気

  • にぎやか
  • デスクワークが多い
  • 個人プレー
  • 社内の方と関わる仕事が中心
  • 落ち着いた
  • デスクワークが少ない
  • チームプレー
  • 社外の方と関わる仕事が中心
  • 徳竹 柑南さんが感じる職場の雰囲気
  • 土居 大貴さんが感じる職場の雰囲気

学生の方へメッセージ

【徳竹さん】
造船ドックのスケール感に一目で魅了されたことが私にとって転機になったように、ぜひ職場見学に来てほしいと思います。大型船舶を造る当社の仕事を間近で見て、そのダイナミックさを肌で感じてください。そこで興味がわけば、専門知識がなくても成長していけることは私が証明しています。他ではなかなか経験できない仕事にチャレンジしてみたいと考えている方にはぴったりの会社です。

【土居さん】
船は多くの人が力を合わせて完成させるものです。大型船を手掛ける当社の場合、関わる人数はより多くなります。造船に限らず、モノづくりにまつわる仕事は、いろいろな人と連携しながら進めていくことになるので、職場の雰囲気や人間関係はとても重要なポイントです。会社説明会や職場見学などに直接足を運んで、雰囲気を肌で感じることをおすすめします。当社の場合、堅苦しさがなく柔らかな雰囲気の中で働けるので、自分のペースでコミュニケーションがとれる方であれば、職場に溶け込みやすいと思います。

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有給平均取得日数18.1日(2024年実績)、入社3年以内在籍率96.2%(2025年6月1日時点)といったデータからも、働きやすい職場環境の一端がうかがえる。

マイナビ編集部から

設計担当の徳竹さんと係員として現場を管理する土居さん、2人の話に共通していたのは、桁違いの仕事のスケール感だ。工場で初めて巨大な貨物船を目にしたときの驚きや造船所の迫力、そこで働く先輩社員のカッコよさなどを、2人はそれぞれの思い出話として語ってくれた。

新来島サノヤス造船の主力商品は世界の海上交通の要衝であるパナマ運河を通航できる最大の大きさ、通称「パナマックス」と呼ばれる大型貨物船で、船長は200メートルを超えるサイズ。これほどまでに大きなモノづくりに携われる企業は決して多くない。加えて、同社では省エネ船開発において世界トップレベルの技術を誇っており、カーボンニュートラルに向けた取り組みが加速する世の中にあって、強力な武器を有している点も魅力と言える。

「柔らかい」「堅苦しさがない」「いい意味でゆるい」など、取材中にはそれぞれの表現で職場の雰囲気や人間関係についても語られ、その社風に居心地の良さを感じているそうだ。圧倒的なスケール感や働きやすい人間関係、さらには生活支援のための充実した福利厚生など、注目すべきポイントが多い企業だと感じられた取材になった。

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岡山県倉敷市の水島製造所と大阪製造所の2拠点で事業を展開。過去に特殊作業船が「シップ・オブ・ザ・イヤー」を授賞した実績もあり、高い技術力を誇っている。

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