最終更新日:2026/2/16

(株)日新コンピュータシステム

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • ソフトウエア
  • 情報処理
  • 受託開発
  • インターネット関連

基本情報

本社
東京都

取材情報

経営者の視点

最も大切にしているのは「人」。社員主導で新たな試みに挑戦し、進化を続けるIT企業

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文系出身ながら5代目の代表に抜擢!トップが語る同社の魅力

日本のIT企業の黎明期から、技術の進歩とともに発展してきた同社。その5代目代表の深澤さんに、自身のキャリアパスや同社の強み、カルチャー、そして学生へのアドバイスなどを経営者の視点から語ってもらった。


代表取締役
深澤成昭さん
1983年入社
経済学部経済学科卒

大学卒業後、プログラミング未経験で同社に入社。エンジニアとして、複数の大規模プロジェクトを経験する。その後、課長や部長などを経て、営業とシステムの責任者に抜擢。2017年に5代目の代表に就任し、現在に至る。

エンジニアからキャリアをスタート。代表就任後は「人」を第一にした経営に注力

私は、経済学部経済学科出身の典型的な文系です。プログラミング経験はまったくありませんでしたが、卒業論文で「コンピュータ会計」をテーマにしたことと、「ゲームをつくってみたい」と考えたことから、新卒で当社に入社しました。

入社から十数年間携わっていたのは、大手メーカーの工場の生産管理システムの開発。国内外の工場に導入されるシステムだったので、アメリカ出張も経験しました。その次に関わったのが、ある官公庁のビッグプロジェクトです。全国に展開する拠点を管理する、ネットワーク関連システムの設計と開発を行っていました。

大手メーカーの工場の生産管理システムを担当していた当時は、クライアントとの距離がとても近かったため、ダイレクトな反応をもらえることがモチベーションになっていました。官公庁案件を手掛けていた頃は、設計段階でさまざまな提案をしても、なかなか首を縦に振ってもらえませんでした。厳しい担当者さんがたくさんいたのですが、最終的に「君のプランでいくよ」と言われたときは、とてもやりがいを感じました。

その後、課長、部長と役職がつき、営業とシステムの責任者へとキャリアアップ。部下を束ねるポジションになってからは、プロジェクトを完了させることよりも、予算目標を達成することがやりがいになっていきました。また、自分のことだけでなく、「クライアントに貢献すること」「社員のモチベーションを高めること」を強く意識するようになるなど、一つ上の視点から物事を考えるように。部下とは積極的にコミュニケーションを取って、相談に乗るようにしてきました。

戦国時代を代表する軍師・竹中半兵衛など、小学校時代から参謀役にあこがれてきました。ですから、本当は会社のトップではなく参謀役を続けたかったのですが、2017年に5代目の代表に指名されたときは、「やるしかない」と気持ちを奮い立たせました。以来、経営者として大切にしているのは、人材育成と社員たちの士気を高く保つこと。モノではなく技術を提供している当社にとって、一番の財産は「人」であると考えております。

会社のトップが語る「同社ならではの魅力」

「私を含めて、プログラム未経験者が数多く活躍中。私の同期の7~8割が文系出身者でした。手厚い研修と指導体制が確立されており、文系がハンデになることはありません」

高い技術力と期待を超えるサービスの提供で、大手クライアントから厚い信頼を獲得

1967年という日本のIT業界の黎明期に設立されて以来、当社は業界の発展とともに成長を遂げてきました。現在は、システム開発・運用保守、ITインフラ・ネットワーク構築の両分野を中心に、多彩なソリューションを提供しています。クライアント企業の業界は、生損保・銀行・製造・流通・官公庁・公共など、実にさまざま。学生の皆さんに身近なところでは、コンビニやネットショップ、緊急地震速報などのシステムを手掛けたことがあります。

当社はこれまで、世相やニーズの変化にフレキシブルに対応してきました。創業当時は、まだ日本企業にコンピュータが普及していなかった時代。そんななかで、電算機にデータを入力する「キーパンチャー」として事業をスタート。今でいうデータ入力オペレーターのような仕事です。その後コンピュータが普及するにつれて、システム開発やネットワーク構築を手掛けるようになりました。

当社の強みは、日立グループやNECグループなどの大手クライアントと、長年にわたって強固な信頼関係を築いてきたこと。プロジェクト全体の実に約7割がそのような大手の案件ですから、エンジニア時代の私のように、スケールの大きなプロジェクトに携われるでしょう。

どのような状況に陥っても決して投げ出すことなく、最後までやり抜く姿勢も、当社が高評価を得ている大きな要因。目先の利益よりも、クライアントの期待を超えつづけることを優先するカルチャーが、多くの企業から認められていると自負しております。どの企業グループにも属さない独立系ベンダーであることも、大きな強み。親会社などから口を出されることなく、適正と信じるサービスを自己責任で展開しております。

IT業界は、変化が非常に激しい世界。当社もAIやIoT、クラウドなどの新しい技術を積極的に取り入れています。今後はビッグデータを活用するデータサイエンティストの分野やDX(デジタルトランスフォーメーション)対応も成長させていく計画です。変化こそ、成長の最大のチャンス。現状に決して満足することなく、貪欲に新しい技術を取り込むことで、クライアントの期待を超えていきたいと考えています。

会社のトップが語る「同社ならではの魅力」

「トップダウンではなくボトムアップで事業展開を行っているのも特徴。経営陣と社員の距離が近く、フランクに話ができる会社だと自負しています」

ボトムアップの自由な社風。高いモチベーションで働き、スピーディに成長できる

「人・モノ・金」のなかで一番大事なのは人であるという考えから、当社は「社員の 社員による 社員のための会社造り」を大切にしています。社員会や委員会などの社内プロジェクトが次々と立ち上がり、社員主導で新しいことに挑戦していく自由なカルチャーがあるのです。

また、社員はさまざまなテーマで勉強会を開催しています。アプリを自社開発したり、挑戦したい分野のプロジェクトを発足しています。福利厚生も同様で、お花見、スポーツ合宿、ボウリング大会、バーベキューなど様々なイベントを社員が企画・運営しています。半世紀以上の歴史を誇る老舗ながら、社員がそれぞれの役割で主役になれる会社なのです。皆が高いモチベーションで働くことができ、それがプロジェクトの成功につながり、会社が発展する。当社は、こうした好循環を目指しております。

そういう理念から、若手の成長を支援。入社2~3年でプロジェクトリーダーを任されている先輩もいます。そのほか、ある女性社員は8年間エンジニア経験を積んだのちに、ITコンサルタントに近い役割を担うようになり、現在は営業部の部長職として活躍中です。また、当社は一人ひとりの理想のキャリア形成をサポートする自己申告制度も用意しています。

成長を遂げている社員の共通点は、「負けん気の強さ(特に自分にまけない)」があること。壁にぶつかっても、乗り越えていく粘り強さを持っています。「IT業界への興味・関心」が強く、常に好奇心をもって学んでいく姿勢も同じ。さらに、「トライ&エラー」を重ね、失敗から多くのものを得ている点も共通しています。

プログラミング未経験者が新入社員の8割を占める当社は、3カ月間の新人研修や2年間の指導員制度、資格取得支援制度、書籍購入費負担など、さまざまな教育制度を整えています。けれども、ただ受身でいるだけでは成長できません。また、入社当初はギャップを感じることがあるかもしれませんが、いかにそれを「住めば都」にしていけるかが大事。そのためには、会社に自分の居場所をつくる必要があります。自らの役割やポジションを確立して、「この分野なら○○さん」と周囲に思われるエンジニアへ成長できると理想的でしょう。新卒入社以来、40年近いキャリアを築いてきた一人のエンジニアの言葉として、ぜひ心にとどめておいてください。

会社のトップが語る「同社ならではの魅力」

「社員が主体的に働ける環境だから、高いモチベーションをキープして成長を続けられます」

企業研究のポイント

企業研究をスタートさせる前に、まずは自分のやりたいことや理想とする未来像を、しっかり考えることが大切。適性検査などを通じて、自分の意外な一面を発見することも大事です。

「IT企業」と一口にいっても、取り組んでいるITのジャンルや領域、クライアントの業界、働くスタイルなどは、それぞれの会社でまったく違います。当社の場合は、システム開発・運用保守、ITインフラ・ネットワーク構築の両方を手掛けており、客先常駐だけでなく、自社での受託開発も担当。また、案件の7割は大手クライアントのプロジェクトです。こういった各社の特徴を自分で調べたり、OB・OGに聞いたりしながら、比較検討を進めるといいでしょう。

会社の現在だけでなく、創業以来たどってきた軌跡や未来の展望などをあわせてリサーチすることも大切。コーポレートサイトなどで、会社の沿革や理念、社長のインタビューなどをチェックしてみてください。これらを行うことで、興味のある会社をより多角的に捉えられるでしょう。

〈代表取締役/深澤成昭〉

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クライアント先に常駐して働くほか、自社オフィスで受託開発に携わるという働き方も。両方のスタイルを経験できるチャンスがあり、自らの市場価値を高めていけるだろう。

マイナビ編集部から

50年以上の歴史を誇り、日本のIT業界とともに成長してきた同社。社員数100名強の少数精鋭体制で、時代やニーズの変化にフレキシブルに対応してきた。積極的に最先端技術などを取り入れたITサービスを提供し、大手クライアントから絶大な信頼を得ている。

今回、代表へのインタビューを通じて伝わってきたのは、文系・理系を問わず、平等にチャンスが与えられる環境であること。文系出身で社長にまで登り詰めた深澤さんのキャリアパスからも、そのことがよくわかった。

また、社員ファーストの風土がしっかり根付いており、3カ月間の新人研修や2年間の指導員制度、資格取得支援制度など、スピーディな成長をバックアップしてくれる体制が整っているのも大きな魅力。未経験でも、安心してキャリアの第一歩を踏み出せるだろう。

完全週休2日制で、有給休暇取得日数の平均は11.5日。残業は月平均24.1時間と、働く環境も抜群だ。しっかりメリハリをつけて働けることからも、同社の「人」を大切にする姿勢が伝わってきた。実際、人の入れ替わりが多いIT業界において、平均勤続年数13年という高い社員定着率を誇っている。

同社を研究する際には、手掛けている案件の大きさや自由度の高い社風だけでなく、こうした働きやすさにも目を向けてみてほしい。実際に働いている先輩たちとコミュニケーションをとることで、きっとさらなる魅力が見つかるはずだ。

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入社時のプログラム未経験者は約8割だが、手厚い教育制度でダイナミックな仕事を手掛けられるまでに成長できる。(写真は入社後各種手続等で関わる管理本部の皆さん)

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