最終更新日:2026/5/25

村中医療器(株)

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 商社(医療機器)
  • 商社(精密機器)
  • 専門コンサルティング
  • 医療用機器・医療関連
  • 精密機器

基本情報

本社
大阪府

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

製造から物流・販売まで、自社完結の一貫体制で医療現場を守り抜く

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医療の未来を切り拓く攻めの要、バックオフィスで輝く3名の挑戦

製造や営業だけでなく、バックオフィス部門も一丸となり、医療現場を支える村中医療器。今回は販売促進、情報システム、物流の最前線で活躍する3名の先輩に、その使命と挑戦の軌跡を詳しく語っていただきました。

【販売促進】O.Yさん/2020年入社(写真中)

【情報システム】M.Wさん/2021年入社(写真左)

【物流】Y.Wさん/2003年入社(写真右)

【販売促進】膨大な情報を整理し、最適な商品を選択するための入口を創出

私が所属する販売促進部では、全国の医療機関が利用する総合カタログの発刊やECサイトの運営などを担っています。2年に1度発行する総合カタログは、約1700ページという圧倒的な情報量が特徴。「村中医療器のカタログを見ればワンストップで何でも揃う」をテーマに掲げ、各担当者が売上動向や時勢を分析して掲載商品を厳選し、さらに営業部門との連携により、現場の最新状況を反映させた誌面作りを徹底しています。

2025~2026年度版では、医療機器業界の硬いイメージを払拭すべく、表紙に柔らかいタッチのイラストを取り入れることを提案し、採用されました。全国に配られるカタログに自分のアイデアが反映されたことがとてもうれしく、大きな自信になりました。一方で、難しいのは、自分たちがやりたいことと求められることのギャップです。前回、新たな取り組みとして巻頭の特集を充実させたところ、一部のユーザーから「商品以外のページが多くカタログが見づらい」というご意見をいただき、今は次号発刊に向けて特集のボリュームおよび内容を調整しているところです。

近年は、一般消費者向けのECサイト運営にも注力しています。市場のニーズに合わせたラインナップの拡充や掲載画像の工夫、レビューを増やすための施策など、さまざまな取り組みを進めたところ、売上は右肩上がりに増加。「こういった商品がほしかった」「信頼できる会社から購入できてよかった」といった声も届くようになり、誰かの力になれる喜びを実感しています。

医療に貢献するというと、医師や看護師のような医療従事者の方々を連想されるかもしれませんが、医療の現場は専門職だけで成り立っているわけではありません。私は、膨大な情報の中から誰もが必要なものへ迷わずたどり着ける最短のルートを引くことが自らの役割だと考えています。これからも医療や健康を支える最適な導線を作り続けることで、健やかな未来の実現に貢献していくつもりです。
(O.Yさん)

村中医療器の特徴・魅力

「医療従事者から一般消費者まで、多様な声に向き合い、多角的な視点を持って挑戦できる。それが当社の特徴です」(O.Yさん)

【情報システム】前例なきDXの推進。RPAとAIで次世代の働き方をデザインする

社内の基幹システムや物流システムなど、会社全体の業務を支える情報システムの仕組みを整えるのが情報システム部の役割です。当社にはメーカー機能、商社機能、ディーラー機能があり、それぞれの業務フローを理解しながら、データ連携や自動化の仕組みを構築しています。

入社当初はヘルプデスクとして、パソコンのトラブルから基幹システムのエラー対応まで、社内のあらゆるIT関連の問い合わせに対応してきました。その後はデータ抽出業務を担当。営業活動に必要な販売実績や顧客データなどを基幹システムから抽出し、見やすい形に整理して提供する仕事に携わりました。現在は、生産性向上に向けたDX推進を主導しており、導入したRPAを現場の社員自らが業務を自動化できるよう、教育・サポートを行っています。当初はRPAの導入に抵抗を感じるという社員も多かったのですが、丁寧に説明を重ねることで徐々に理解も進み、今では本部内だけで月間60時間の業務削減を実現しました。

さらに、生成AIの全社展開という新たな領域にも挑戦。先日、本部内での先行検証を終了し、本格導入への道筋をつけることができました。その第一弾として、情報システムや総務・経理への問い合わせを一括で解決する「AIチャットボット」の開発が進展し、2026年春のリリースを予定しています。こうした業務の広がりに合わせて、社内の資格取得支援制度を活用するなど、知識を深めることで業務の幅が広がり、対応の質も向上したと実感しています。

社内SEとして働く最大の喜びは、ユーザーとの距離が近いこと。ユーザーは仲間である社員のため、直接「ありがとう」「業務に役立っているよ」と声をかけてもらえることも多く、自分の知識や技術が活かせる手応えが日々の大きなやりがいになっています。
(M.Wさん)

村中医療器の特徴・魅力

「やりたいことへ積極的に挑戦できる環境が整っている当社。社内を支える取り組みはその反響がダイレクトに届きます」(M.Wさん)

【物流】“止まらない物流”への挑戦を通して、医療の現場を支え続ける

当社は日本全国の医療機関へ大切な医療機器を届ける使命があり、物流部はその心臓部の一つになります。大阪府和泉市の総合センター内に高機能物流センターを構え、商品の入荷から出荷までの一連の作業や、出荷・在庫管理、納期調整などを含む物流業務全般を担っています。

安定した物流を守るため、私たちはさまざまな取り組みを継続してきました。その一つが、業務効率化のため、2012年に導入した最新鋭のマテリアルハンドリング設備です。当社としても前例のない挑戦でしたが、2年以上の歳月をかけて準備と調整を重ね、安定稼働を実現。これにより、同梱発送による出荷箱数(配送費)の削減や当日出荷などにも対応できるようになり、お客様へのサービス向上につながりました。また、同時期に業務委託先との連携も強化。庫内作業や車両管理などを外部委託することで、繁忙期にも柔軟に対応できる体制を構築しました。コロナ禍でパルスオキシメーターの需要が急激に高まった際、短納期で数万台規模の出荷を完遂できたのも、こうした仕組みが整っていたからにほかなりません。

長年この仕事に携わる中で物流部に携わる醍醐味だと感じるのは、誤出荷や在庫欠品といった数字を目に見える形で減らしていけることです。私が入社した頃は、トラブルが起きてもその内容を記録・分析する仕組みが確立されていませんでした。そこで、発生状況を記録・分析し、特に多発しているケースに対しては仕組みや人の動きを見直す対策を講じたところ、月に数十件あったトラブルが今では一桁台となり、急な依頼にも高い正確性を持って応じられるようになりました。

物流は「届いて当たり前」という質の高さが求められる厳しい世界です。だからこそ、その中で自分の働きが正常な物流を支え、それが結果として誰かの健康に貢献していると想像することが、私を突き動かす原動力となっています。今後もこの安定稼働をしっかりと守り、医療の未来を支え続けていきたいと思っています。
(Y.Wさん)

村中医療器の特徴・魅力

「物流部は『届いて当たり前』を支える我が社の生命線。業務改善の成果を数字で実感できることが大きなやりがいです」(Y.Wさん)

学生の方へメッセージ

「医療業界に興味はあるけれど特別なスキルを持っていないから……」と躊躇する必要はありません。当社は学べる環境が整っており、私自身も必要な知識はほぼすべて入社後に身につけました。誰かの役に立ちたいという熱意と、医療現場にどのように携わりたいか、社会にどうやって貢献したいかという信念があれば必ず道は開けます。面接では皆さんの思いを素直にぶつけてみてください。
(O.Yさん)

就職活動で悩んだときは、その道を選んだ先輩に相談することが一番の近道です。その道を選んだ理由も、実際に働いてどうだったかという結果も知っている先輩の言葉は解決のための大きな材料になるはずです。また、私は「誰かのために動くことは、巡り巡って自分のためになる」という心持ちを大切にしてきました。そうした想いは必ず相手に伝わり、周囲との信頼関係を築く大きな力になります。
(M.Wさん)

当社は失敗を恐れない社風で前向きな挑戦を尊重してくれます。私自身、大規模設備の導入など、多くの壁にぶつかりましたが、周囲の支えで乗り越えることができました。自ら選んで受講できる外部講座など、学習環境も充実しており、成長したいという強い意欲を持つ人には最適な環境だと思います。
(Y.Wさん)

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「人々の健康や医療に少しでも関心があれば、ぜひ会社見学に来てほしいですね。先輩たちの姿を見れば、仕事への情熱や社内の雰囲気が感じ取れると思います」

マイナビ編集部から

取材を通して感じたのは、村中医療器のバックオフィス部門は単なる後方支援ではなく、医療の未来を切り拓く「攻めの要」であるということ。販売促進部門は、圧倒的な情報量を誇るカタログやECサイトの運営を通じ、医療従事者と一般消費者が最適な商品へ迷わずアクセスできる「情報の入口」を創出している。情報システム部門は、RPAや生成AIの導入といった社内で前例のないDXに挑み、月間60時間の業務削減を実現するなど、次世代の働き方をデザインしている。そして物流部門では、最新鋭の設備導入やミスを劇的に減らす仕組み化を推進し、「正確に届いて当たり前」という高い品質を支えている。

取材に協力してくれた3名に共通していたのは、「医療に貢献したい」という純粋な熱意と、自ら考えて行動する圧倒的な主体性。それを後押ししているのが、失敗を恐れず、やりたいことに挑戦できる、同社ならではの風通しの良さだ。外部講座を自ら選んで受講できるといった学習環境の充実も、個々の成長意欲を強力にバックアップしている。

多様な職種それぞれが高い専門性とプロ意識を持ち、職種の垣根を越えて連携し、現場を支える。その強固な一体感こそが同社の強みであり、医療の未来を支える原動力になっていることを確信した取材となった。

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大阪府和泉市の総合センター内。物流や製品開発など、事業の中枢業務を集約し、高い効率性を実現している。

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