最終更新日:2026/1/27

三和電子機器(株)

業種

  • コンピュータ・通信機器
  • ゲーム・玩具・アミューズメント製品
  • 半導体・電子・電気機器

基本情報

本社
大阪府

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

遠隔制御技術に定評あり。リモコン・ラジコン製品を通じて、日々の暮らしを便利に。

  • 電気・電子系 専攻の先輩

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部署を越えて相談しやすい風通しの良さも魅力です!

照明のリモコンからスマートハウスの操作パネルまで、遠隔制御技術を活用したリモコン製品やラジコン製品を手がける三和電子機器。今回は、機構・電気の各部門で設計を担う社員3名に、仕事の魅力を伺った。

◆高岡 樹さん(写真中央) 電気電子工学科卒業
OEM技術部電気課/2023年入社

◆吉原 圭悟さん(写真右) 電気電子工学科卒業
OEM技術部電気課/2022年入社

◆的場 永樹さん(写真左) 電子機械工学科卒業
OEM技術部機構課/2021年入社

【高岡さん】さまざまな部署や人と関わって一つの製品を作り上げる面白さ。家電店を訪れる回数も増えました

学生時代に学んだ電気電子工学の知識を生かしたいと考え、就職活動では製造系企業を中心に探してきました。当社に惹かれたのは、家電製品のリモコンやラジコンのコントローラーなど、一般のユーザーにもイメージしやすい製品を開発している点です。生活に密着した製品なら、自分自身も作っていて面白そうだと感じ、志望を決めました。

入社後は電気設計に配属され、最初は先輩のアシスタント業務からスタート。2年目からは少しずつ、主にリモコン分野の担当製品を持ち、図面作成を行っています。学生時代との違いは、一つの図面・一個の製品に関わる人の数が非常に多いことです。研究室ではひとりでパソコンに向かって作図していましたが、会社では他部署や社外とも随時コミュニケーションを取る必要があると感じています。特に機構設計者とは1対1でペアを組み、一つの製品を完成させるスタイル。「この基板をはめ込むには筐体のサイズはこのくらい必要」といった調整を、月1回の社内報告会にとどまらず、同じフロアで密に話し合いながら進めています。ほかにも購買関連の部署に部品の納期を確認したり、営業担当者と同行してお客さま先に仕様の確認に伺ったりと、「こんなところでも人と関わって確認するんだ」と改めて感じることが多く、その分、チーム一丸となってモノづくりを進める実感も大きいです。

大手電気メーカーの製品をOEMで手がけているため、家電量販店などで自分たちが関わった製品を目にする機会も多くあります。最近では自分で購入する予定がなくても、電気店に立ち寄って売り場を見て回ることが増えました。他社が手がけたリモコンについても、搭載されている機能やデザインなどを意識してチェックしています。

基本的に一人で一製品を担当するため、スケジュールを調整しやすいというメリットがありますが、その分、責任も大きくなります。私も直近では電動アシスト自転車のリモコンを担当。分からない点は先輩に相談しながら進めてきました。当社には、自分がまったく触れていない製品でも、仕様書や回路図を見てすぐに「ここを直した方がいいよ」と丁寧に教えてくれる先輩が多く、とても心強く感じています。私も早く経験を積み、先輩方のように頼られる設計者を目指したいです。

三和電子機器で働く魅力

一人一製品を担当するので、仕事を自分で管理しやすく休みも取りやすい環境。「先日も有休を使ってライブ参加のため東京まで出かけました」と高岡さん。

【吉原さん】家電のリモコンもラジコンプロポも。経験の幅を広げてニーズに応えられる技術者を目指します

学生時代は電気電子工学科で、主に電子回路の設計・構築の技術を学んできました。当社を志望したきっかけは就職活動中に参加した座談会で、実際に働いている先輩から直接仕事の話を聞けたこと。「自分が携わったリモコン製品を、電気店などで見かけるとモチベーションになる」など、やりがいについて分かりやすく話していただき、誰もが日常的に使う身近な製品に関われることに興味を持ちました。

入社後は1年目から電気回路の設計に携わっています。研修を経て、最初に関わったのは浴室暖房用リモコンの改修。既存のリモコンで使用していたマイコンが生産終了になることを見越し、マイコン基板周りのリニューアルを担当しました。もとのリモコンを担当していたのは、当時教育係として指導してくださった先輩だったため、同じ性能を再現するにはどうすればよいか、必要に応じて相談しながら図面を作成。細かいピン配列には特に注意を払いながら改修を進め、最終的に一つの製品としてお客さま先に納品できたときは、大きな達成感がありました。最近では、ラジコンプロポ(コントローラー)のリニューアルも担当。これはマイコンの変更を中心に、基板を一から設計し直して性能向上を図るもので、以前のレベルを維持しつつ、処理能力を高めるために機構設計担当者と試行錯誤を重ねました。自社ブランド「SANWA」のプロポは、ラジコンの世界大会でも広く使用されており、自分もその一端を担っていると感じると、大きなやりがいを感じます。

リモコンとラジコンプロポに携わる割合はほぼ半々です。ラジコンでは、営業担当者が実際のコースを訪れ、「こうしてほしい」という声を汲み取ってくるため、エンドユーザーの意見を製品に反映できるよう心がけています。一方、リモコンでは基本的にお客さまの仕様に従い、求められる性能を実現することが第一です。いずれもニーズに的確に応えるためには、自身の知識の幅を広げる必要があると感じています。また、学びたいことがあれば積極的に手を挙げて、通信講座などを利用できるのは当社の魅力の一つです。昨年、製品の仕様書を作成する際に必要なソフトの関連講座を受講しました。今後はさらに知識を深め、資格取得も目指していきたいと考えています。

三和電子機器で働く魅力

「改修では前製品の機能を保ちつつ、さらにレベルアップさせることを心がけています」と吉原さん。上司や先輩に相談しやすい風通しの良さも自社の魅力とのこと。

【的場さん】電動アシスト自転車のリモコンから発電パネルまで幅広く経験。色味からデザインまで携われます

入社の決め手は、開発者として誰もが一度は使ったことがあるとされるリモコン製品に関われることに魅力を感じたからです。祖母がリモコンの操作に苦労している様子を見て、年配の方でも使いやすいリモコンを作りたいという思いが理由の一つとしてあり、早い段階で志望を絞り込んで、就職活動を進めました。選考中に出会った先輩や役員の方々の人当たりの良さや、しっかり意見を聞いてくれる雰囲気に惹かれたのもきっかけです。

入社後は、主にリモコンの筐体設計を手がけています。学生時代も機械設計を学んできましたが、正直、実務には大学で習っていたこと以上の知識を求められることばかり。一つの図面作成に集中するというより、お客さまと価格や納期について打合せをしたり、試作品に対して新しい要望を伺ったり、常に総合的な視点を持つことが必要で、最初はとても戸惑いました。少しずつ経験を積むにつれ、今では社内外との打合せと同時に、仕様に関する確認書類や環境マネジメントに関わる報告書を作ったり、新規部品の依頼に対して見積もり図面を出したり、設計に付帯する書類仕事にも臨機応変に対応。2つ3つの製品を平行して担当する大変さはありますが、自分で自由にスケジュールを組んで進められる点に、働きやすさを感じています。

機構設計は、ただ筐体の形を作るだけでなく、例えばボタン部分の数字の色や装飾など、製品を収める箱の形などのデザインにも関わります。お客さまにサンプルを渡した後で、「もっと明るい色がいい」「もう少し赤みを強くしたい」などの要望が来ることもあります。その場合は塗料の配合を変えるなど、確実に求められるカラー数値が出るように対応します。直近では太陽光発電の操作ユニットパネルの設計に携わりました。納品まで1年半かけた大規模な製品で、やりがいは大きかったですが、改めて振り返ると「ボタンをもっと押しやすくすれば良かった」「電源のスライドをこうすれば良かった」などの反省点もあります。試行錯誤する中で、「こんなやり方があるんだ」と新しい経験が積み重なっていくので、改善点は次の製品へつなげていきたいですね。家電のスマート化が進んでいるので、今後はタッチ系の画面や携帯とテザリングできる製品も手がけてみたいです。そのためにも、常に最新技術を学び続けて経験を深めていければと思っています。

三和電子機器で働く魅力

「OEMであっても、一から設計を任せてもらえることも。大変な部分もありますが、試行錯誤しながら、一つの製品を生み出せることにやりがいを感じます」と的場さん。

企業研究のポイント

【高岡さん】私自身は企業研究で「理系分野で活躍できるところ」「モノづくり業界の企業」など、ざっくりした区分から徐々に絞り込みました。最初は自分の得意分野とは異なる企業も広く見ることで、意外と「この仕事は面白そう」と新たに発見できることもあります。働き始めて私が実感しているのは、仕事に関わる知識は社会に出てから学べるということ。将来も長い目で学んでいくという意識があれば、専攻等にとらわれず柔軟な見方ができると思います。

【吉原さん】学生時代にはバイトやサークル活動など幅広い経験を積んで、自分の軸を固めることをオススメします。私もアルバイトを通して飲食や運送業、清掃業などさまざまな仕事を経験する中で、やはり電気に関連する仕事がしたいと気持ちを固めることができました。周りの雰囲気に左右されず、自分のペースでやりたいことを見極めることが大切だと思います。

【的場さん】企業研究を始める際は、何が好きなのか、どんなことに興味があるのかなど、自己分析をすると良いと思います。自分のしたいことを固めてから、企業の理念や思いを見ることができれば、将来もミスマッチを感じることなく納得して働ける可能性が高まります。年間休日や福利厚生、給与面などもチェックして、実際に働いた場合、生活ができるのか、イメージしてみるのもおすすめです。

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分からないことは先輩や他部署のメンバーにすぐに相談・質問できる社風。一人で抱え込まず、早いうちから誰かを頼ることで、スムーズな開発につなげられる。

マイナビ編集部から

遠隔制御技術を核に、住宅設備機器や各種家電のリモコンの研究開発を手がけ、大手家電メーカーや住設メーカーから多くの引合いを得ている三和電子機器。社会のニーズを受けて、近年は特殊な機能を必要とする介護・医療分野やセキュリティ分野でのリモコン製品開発にも取り組んでいる。加えてラジコン事業では、世界的にも知られる自社ブランド「SANWA」を掲げ、プロポ(コントローラー)やレシーバーを数多く発信。世界大会では高い使用率を誇るなど、専門分野で高い評価を受けるメーカーとして知られている。

今回お話を伺った3名の先輩も、「身近な製品に関われることが魅力」「ラジコン分野で世界的評価を得ていることに惹かれた」など、入社の理由を聞かせてくれた。リモコン事業ではOEMが主流となるため、大手家電メーカーの製品に直接関わる機会も豊富。近所の家電店を訪れ、「これが自分の関わった製品だ」と実感できることが、やりがいにつながっているという。

設計は機構担当と電気担当がペアとなり、一製品を手がけるスタイル。一からモノづくりがしたい人にとって、顧客先からの仕様書確認から納品まで、一貫して関われる面白さもある。実務を通じて各部門とコミュニケーションを取りながら、技術者一人ひとりがスキルアップの機会を多く得られる好環境だと感じられた。

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遠隔制御機器の研究開発企業として1959年に創業。OEM中心のリモコン事業と、世界的に展開しているラジコン事業の2軸で、多種多様な市場ニーズに応えている。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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