最終更新日:2025/7/24

中央工機(株)

業種

  • 商社(機械・プラント・環境)
  • 商社(鉄鋼・金属)
  • 機械
  • 機械設計
  • 自動車・自動車部品

基本情報

本社
愛知県

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

機械工具等の専門商社として多種多様な製品・サービスを提供、活躍フィールドも多彩!

  • 理系学科系統 専攻の先輩

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挑戦する社風のもと、自分の可能性にチャレンジできます

モノづくりを支えるパートナーとして、単に商品を提供するだけでなく、治具や検査ゲージの設計、計測ソリューション、自動化省人化の面でも貢献を続ける中央工機。社内には、成長意欲の高いメンバーが揃っています。

(写真右から)
★S.T.さん
企画部 営業革新課/2014年入社/工学部知能システム工学科卒
学生時代は、モノを持つときに手にかかる負荷を測るセンサーづくりに携わり、地元・愛知県に本社がある中央工機へ。

★O.A.さん
営業本部 第二営業部 営業二課/2020年入社/外国語学部英米語学科卒
地元である愛知県は製造業が盛ん。中でも自動車分野で、営業として貢献したいという夢を学生時代から持っていた。

★Y.H.さん
営業部/2024年入社/人文学部日本文化学科卒
サークル活動などを通して学部学科に関係なく積極的に人と交流してきた経験を糧に、営業として商社で働くことを志望。

専門商社の立場から、AIを活用して省人化を図り、モノづくりをサポート!【S.T.さん】

私は入社から約10年にわたって、企画部計測機課にて文字通りモノを計測するための各種計測機器を扱っていました。2024年の9月からは営業革新課に異動し、無人搬送ロボットや、人と一緒に作業を行う協働ロボットなど自動化省人化に貢献する商材の提案を行っています。中でも、私が手がけているのは、AIを活用した外観検査の提案です。これまでは人の目で行っていた”キズ”や”打痕”の検査をカメラとAIを用いてスピーディかつ的確に検査が行えるようにし、納品・設置まで携わっています。

入社当初は、計測に関しての必要な知識はほとんどありませんでした。社内外の研修や先輩との同行を通じて現場で実践的に学んできました。わからないままにせずすぐに聞くことが、知識の吸収につながったと思います。特に、お客様から製造業の品質保証の考え方を学べたことが、現在の外観検査の提案にも役立っています。
異動後も基本的な仕事の進め方は変わりません。営業担当と共にお客様の工場を訪問し、先方ご担当者様や現場で働く方からヒアリングを行い、課題を明確にしたうえで、最適な製品やシステムを選定し、メーカーと連携して導入までをサポートします。技術担当としての専門性はもちろん、相手の立場に立って考える力や要望を正確にくみ取ることが求められる仕事です。

当社は商社なので、さまざまなメーカーや製品を提案できることが強みです。お客様のニーズにあわせたメーカーの選定、時には複数のメーカーを組み合わせた提案を行うこともあります。その際は、各メーカーと連携しながら、お客様への提案や設置作業を進めていきます。

良い提案をするためには、日頃から情報収集が欠かせません。お客様との会話や展示会などを通じて、最新の技術やニーズをキャッチし、これからも時代の変化に対応した提案を続けていきたいと思っています。

これが私の入社の決め手

製造業ではない立場からモノづくりに携わりたいという思いが入社理由です。(S.T.さん)

じっくりと育て、将来の働き方にも気を配ってくれるから、向上心が芽生えます【O.A.さん】

私が入社した年はコロナ禍の最中。オンラインで会社のルールについての研修を受け、その後は発注や見積り作成などの事務ワークを1か月ほど体験しました。この目的は社内の仕組みや商社の役割を学ぶことです。そして次の1か月では倉庫での入出庫作業を行い、商品知識や営業が受注した後の流れなどを覚えていきました。営業に配属されてからは、教育担当の先輩に同行して活動の基礎を教わり、2021年1月に先輩のサポートを受けつつ担当を持つように。本格的に独り立ちをしたのは2022年3月のことでした。当社が2年近くをかけて新人を育てるという姿勢であるのは、商品知識が備わっていないとニーズを引き出すことができず、提案につながりにくいからです。もちろん新人時代は、教育担当をはじめとする先輩たちが丁寧にサポートしてくれます。不明点や質問があればすぐに答えてくださるのでとても助かりましたね。

現在はエンジンまわりの部品を手がける、自動車部品メーカーの10工場を担当。切削工具に付ける刃物や測定機器などを提案しています。お客様からいただく「こんな加工をしたいけれど、どんな形状の刃物がいいかな」「これを検査するのに必要な測定機を教えてほしい」といったご要望に対し、最適な製品を提供します。また近年、当社では自動化・省人化に向けた設備の提案に力を入れており、社内の専門部署とも連携をして進めていきます。つねに感謝の気持ちを持ちつつ、スピーディに対応するのが私の信条。私たちの仕事ではデスクワークも多く、優先順位を決めて効率良く進めないと、手一杯になってしまいます。そうした努力の結果、お客様から「ありがとう」の言葉をいただいたり、「頑張ってくれたから、次も注文するね」と言っていただくことがやりがいです。

当社は、社員の今後のライフステージの変化などに関しても、考慮し柔軟に対応してくれています。人事や上司から「育休後に復職する際に、どんな仕組みがあればやりやすいかな」と何度か質問を受けました。私も他社の事例をもとに意見を述べさせていただきましたので、ますます働きやすい環境になると思っています。仕事に関しては、まだ助けてもらうことも多いため、ひとりで完璧にこなせるようになりたいです。そして、いずれはトップ営業の座をめざします。

これが私の入社の決め手

既製品だけでなく、オーダーメイドも手がけていると知ったのがきっかけ。お客様に大きな満足度を提供できるに違いないと思い、入社を決めました。(O.A.さん)

わからないことは聞き、失敗も成功への道筋の一つと考えて挑戦し、成長していきたい【Y.H.さん】

入社後は約1か月にわたる座学で、扱う商材や図面に書かれた記号の意味、社内システムの使い方などを学びました。配属後は、教育担当である先輩のサポートのもと、OJTが開始。先輩に同行し、商談や打ち合わせへ参加したりお客様先へ訪問したりしました。最初のうちは、商談や打ち合わせの会話の中で出てくる単語がさっぱりわかりませんでした。言葉は聞き取れても、それが何なのかを理解ができなかったので、もちろん会話の内容が理解できませんでした。そこで初めて、仕事をするには、まずはこうした単語を一つひとつ覚える必要があると気付かされました。その後は、商談中に分からない単語が出てきたら、とりあえず聞いた単語すべてをメモに取って、商談後に調べたり、「これってどういう意味ですか」と周りの人に質問したりして覚えていきましたね。とはいえ、本当に知識やスキルが定着し始めたと感じたのは、入社から半年ほど経ち、先輩が主担当のお客様との商談を一人で任されるようになってからです。自分自身で考え、提案を組み立てる経験を通じて、実践的な理解が深まったのだと思います。

学生時代は、人に何か質問をすることに少し抵抗があるかと思います。ですが仕事では、疑問点を解消せずに進めてしまうと大きなトラブルにつながってしまいます。せっかくメモを取っても聞かずにそのまま何もしないと意味がなく、理解するまでがメモを取る意味なのかな、と改めて思います。当社のだれにでも相談しやすい環境のように、メーカーやお客様とも積極的にコミュニケーションを図り、信頼される関係性づくりに努めています

営業として、特に呼ばれていなくてもお客様を訪ねた際に、お困りごとを引き出せることがあります。先輩たちが築いてきた信頼関係があってこそですが、自分もその信頼に応えられていると感じて嬉しくなります。また、任された案件が成約に至り、お客様から「助かった」と言われたことも嬉しいですね。
当社では、本当の意味で独り立ちとなるメイン担当を持つまでに3年ほどかけています。今は先輩の傘の下にいますが、新人の頃と比べると自分なりに成長を実感できているので、少しでも早い独り立ちを目指します。さらにその先、会社として注力している分野である生産工程の自動化などにも関わっていきたいですね。

これが私の入社の決め手

人と話したりコミュニケーションを取るのが好きで、「商社であれば、どこよりもコミュニケーションを取ってニーズを形にする仕事ができる」と考えました。(Y.H.さん)

企業研究のポイント

企業研究では、いろいろな会社を見ることをお勧めします。1社でもいいので、実際に足を運んでみましょう。私自身、最初は「とりあえず名前を知っている会社を」と思い、さまざまなBtoC企業の仕事体験に参加しました。アパレル系の小売店の仕事体験に参加したときに、「小売店は川下に例えられる部分にあたり、川中や川上もある」という、いわゆる業界地図というものを初めて知りました。そこで繊維商社を知ったことをきっかけに、商社業界に興味が湧き、BtoCを知ることがBtoBを知ることにつながりました。また、同じ業界や同じ会社でも人によって合う・合わないがありますので、自分で確かめて判断してほしいですね。

合う・合わないを決めるためには、自己分析が大事だと思います
特に理系の方は、例えば「情報学科だからIT系」のように決めつけてしまい、自己分析をおろそかにしがちではないかと個人的には感じています。そのため、皆さんには自己分析をしっかりして、自分はどの業界に向いているのかを研究していただきたいです。例えば、当社は商社でありながらもDX人材を募集しており、あらゆる方に活躍できるチャンスがあります。あらゆる業界を知った上で、自分に合った業種を探していくといったように、視野を広げてみてはいかがでしょうか。
(人事担当 K.Y.さん)

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「例えば、理系人材は、ロボットやAIを使い自動化ができるシステム開発など、文系人材は営業や海外事業など、社内には自分らしさを活かせる仕事があります」(K.Y.さん)

マイナビ編集部から

機械工具などを扱う専門商社である中央工機は、製造業各社にとって重要なパートナーとなっている。自動車をはじめ、航空機、工作機械、電気機器など各分野の大手メーカーを取引先に持ち、まさに日本のモノづくりを支える存在だ。

モノづくりというと理系のイメージが強いかもしれないが、同社では理系出身者も文系出身者も活躍している。ロボット、設計、情報システムなど理系の学びが仕事に役立つのは間違いないが、今回の取材対象者の中で、工学部出身のSさんは「モノづくりに関心があれば、入社してから学びや気づきが得られるし、わからなかったら聞けばいい」と話していた。文系出身のOさんは先輩たちのサポートについて、Yさんは失敗をフォローして成長を見守ってくれる先輩たちへの感謝を語っていた。取材を通じて、同社の働きやすさや人間関係の良さが感じられた。

商社として単に商品やサービスを提供するだけでなく、社内で設計業務に対応したり、協働ロボットやAIを使用した外観検査設備によって効率化・省人化をサポートしたりするなど、時代を読み、幅広くモノづくりをサポートしている同社。国内はもとより海外とのネットワークも構築しているため、社員の活躍範囲も広く、挑戦の機会は多い。何より今回、仕事についていきいきと笑顔を交えて語る社員たちが印象的であった。

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『未来のモノづくりを支えるCreative商社』として、ロボットなど設備の自動化・省人化に対応する営業革新課もあり、商社の枠を越えた提案力を強みとしている。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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