企業研究を始めるにあたって、まずは自己分析をしっかり行うべきだと私は思います。自分がどういう考えを持っていて、どういう仕事をやってみたいのか。うわべだけのふり返りではなく、より深く掘り下げて自分のことを考えてみることが大事です。
自己分析をきちんとして自分自身について把握しておくことで、会社説明会でも質疑応答の準備をある程度しておくことができます。想定外の質問があった場合でも、自己分析に基づいた芯になる考え方があれば、柔軟に対応できるからです。
自己分析をふまえた「自分に合う会社探し」を意識して仕事内容や社風を調べていくと良いでしょう。会社説明会や会社見学には、できる限り行くことをお勧めします。気になった企業には実際に接して、いちばん自分にしっくり来るところを探すスタイルです。現場の人の声を直に聞くことは、大いに参考になると思います。
どうしても企業研究や会社説明会ではわからない部分はあります。入社してから「思っていたのとちょっと違うかな…」という点も、人によっては出てくるでしょう。でも、芯になる考え方がちゃんとしていれば、「あ、ここは違ったけれど、自分なりにこう対応ができる」となるはずです。しっかりした自己分析に基づく企業研究を進めてください!
【大内さん/理工学部機械工学科出身】