最終更新日:2025/6/6

(株)澤村(SAWAMURA)

業種

  • 建設
  • 建築設計
  • 住宅
  • 住宅(リフォーム)
  • 設備工事・設備設計

基本情報

本社
滋賀県

取材情報

先輩達の”キャリアアップ”

“やりたいこと”や“得意分野”を伸ばしてくれる環境で、のびのびと活躍!

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部署の枠を超えた仕事や新しい挑戦で、自らの可能性を広げる。

滋賀県高島市に本社を構える「(株)澤村(SAWAMURA)」は、新築住宅・リフォーム・店舗・土地活用・土木・公共施設などを手がける総合建設会社です。

入社5年目から17年目までの先輩社員3名にインタビュー。入社からこれまでのキャリアアップ、各キャリアで何を感じ、学んだのかを掘り下げ、SAWAMURAの魅力についてもたっぷり語っていただきました。

●H.Y.さん(住環境事業部 工務課 課長/2007年入社)左
大型非木造物件の施工管理→木造物件の施工管理→課長兼敦賀オフィス店長

●K.S.さん(ソリューション事業部 営業企画課/2019年入社)右
法人の営業企画(建築の営業を担当→部門横断したプロジェクトリーダー)

●H.C.さん(住環境事業部 新築課 課長代理/2016年入社)中央
新築住宅の設計営業→課長代理職となり、自社モデルハウスの設計&新商品の開発も担当

幅広い経験から多くのことを吸収することで、着実に成長できる環境です。

■非木造物件と木造物件の違い
入社してから5年目までは、大型非木造物件の施工管理を担当していました。手がけた建物は主に工場や倉庫、企業のオフィスです。その合間に鉄骨のアパートやマンションの改修にも携わることで、幅広く経験を積みました。もちろん入社したばかりの頃は、右も左も分かりません。まずは現場全体の流れや施工管理の動きを覚えながら、現場の職人と関係を深めていきました。6年目には木造を担当する部署に異動して、個人住宅をメインとした木造物件に挑戦することに。施工管理の仕事自体これまでと大きな違いはないのですが、大型非木造物件と比べると職人との距離が断然近いことに驚きました。さらにこれまで打ち合わせは主に設計士と行っていましたが、個人住宅では職人ともお客さまとも打ち合わせをします。この異動により、コミュニケーションスキルが向上し、皆で協力して建てるという意識が芽生えました。

■若手社員の育成にも注力
現在は3課の課長として、部下の育成だけでなく、業務の効率化など課全体に関わる新しいアクションに取り組んでいます。その一つが「共育カレッジ」の講座制作です。入社3年目までに身につけてほしいスキルを、階層ごとに分けて学べる社内大学なのですが、いつでも・どこでも学べるように基本的に動画で制作しています。動画では相手の反応が見えない分、わかりやすい言葉で伝える大切さを痛感しながらも試行錯誤の日々です。昨年には敦賀オフィスの店長にも就任し、営業と設計と協力して、半規格型住宅商品のリニューアルに取り組んでいます。これは若手社員の設計スキル習得をあと押しし、さらにお客さまのコストダウンも叶えるというもの。とてもやりがいのあるプロジェクトなんですよ。

■社員の成長を促す環境
当社には、若手のうちから仕事を任せてもらえる風土が根付いています。分業化が進む大手とは異なり、一人でひと通りの工程を経験することもできます。さらに、先輩方が培ってきた地域との信頼関係があるからこそ、自由にのびのびと活躍できる。もちろん「SAWAMURAに任せておけば大丈夫!」というお客さまからのプレッシャーも感じますが、それが成長の糧にもなっているのだと思います。
(H.Y.)

「(株)澤村(SAWAMURA)」の魅力

「社内イベントやサークルで、部署の垣根を超えた交流が生まれています。仕事においても、どの部署のメンバーとも気兼ねなく話ができる環境です」(H.Y.さん)

さまざまな部署と協力することで、自らも大きく成長することができます。

■社歴関係なく笑い合える関係
建築学部を卒業後、前職ではリフォーム住宅の営業から設計、施工管理までひと通り経験しましたが、プライベートの時間がとれないのが悩みでした。家族との時間を大切にしたい、そして住宅以外にも経験してみたいとの思いから転職を決心。転職活動を行う中で、当社の会社見学に参加したのですが、社長や部長自らが対応してくれたことをいまでも覚えています。ベテラン社員も若手社員も一緒になって笑い合う職場に惹かれ、ここで一緒に働きたいと強く感じました。

■得意分野を生かしたチームプレー
入社後は法人の営業企画として、民間企業の工場や倉庫、店舗、オフィスの新築や改修の営業活動に取り組んでいます。その中で私が大切にしていることは、営業がすべて理解する必要はないということ。前職では営業・設計・工事すべてを管理していたので自分自身の能力に左右されることが多く、得意分野を伸ばすより広く全般的な知識が必要でした。しかし現在は、社内でプロジェクトチームを組んで取り組んでいるため、お互いの得意分野を生かしたチームプレーができるのです。そしてお客さまの社内でも、プロジェクトチームを組んでもらうようにお願いをしています。例えばオフィスを新築する場合、役員の意見だけでは快適な環境は決して生まれません。オフィスを活用する現場の方々を巻き込むことで、よりよい環境を創造することができるのです。

■コミュニケーションの大切さ
当社として初めて取り組んだ食品工場の新築では、社内チームに外部コンサルタントをメンバーとして招集。当社が持ち合わせていない食品工場のノウハウを補ってもらいながら、先方と度々打ち合わせを繰り返しました。同時に競合他社にも声がかけられていたのですが、他社の打ち合わせは営業一人。それに対して当社はチームで臨んだため、内容がより濃密に。グンと距離も縮まり、無事受注に結びつけることができました。3年後にオフィスの新築を予定している精密機器の企業さまに対しては、関係が途絶えてしまわないよう当社の広報部門の社員を紹介。お客さまの課題やビジョンを深く理解することで、会社パンフレットの制作を任せてもらいました。ほかにも小さな改修工事を発注いただくなど、3年後に向けて太いパイプを築いています。営業に必要なコミュニケーション力を養うことができたのも、当社のチームプレーのおかげです。
(K.S.)

「(株)澤村(SAWAMURA)」の魅力

「言いたいことが遠慮なく言える環境が自慢です。部署が違っても、年上でも年下でも、誰にでも話をすることができ、必ず耳を傾けてくれますよ!」(K.S.さん)

“やりたい!”と思ったことに挑戦できる環境に感謝しています。

■笑顔で働く先輩が支え
入社してから半年間は、新築住宅の設計士として図面の作成や敷地調査、申請用書類の作成などを担当しました。大学で建築を学んできましたが、都市計画など規模の大きいものが中心だったため、新築住宅の設計に本格的に取り組んだのは社会人になってからです。周囲に助けてもらいながら、少しずつ仕事の幅を広げ、半年後には先輩の打ち合わせに同行するまでに成長しました。最初の頃は学ぶことだらけの毎日で大変でしたが、先輩方がとても楽しそうに働く姿を見て、「いつかは私も!」と励まされていました。入社8年目の現在は、毎日がとても充実して楽しい!先輩の「仕事は3年目から楽しくなるよ!」という言葉は本当でした。

■初のリノベーションに挑戦
2年目には設計営業として、お客さまとの打ち合わせを担当するように。それまで打ち合わせといえば社内が中心だったため、世界がグンと広がった瞬間です。この時期に、コミュニケーション力が向上し、時間の大切さを学ぶことができました。設計営業として奮闘する中、旧本社を「HAARU」という自社運営のグリーンショップにリノベーションするプロジェクトを任され、設計を担当する機会に恵まれました。これまでの新築木造住宅とは異なり、初めての鉄骨物件でありリノベーションです。さらにアスベストが使用されているかもしれないなど、前途多難なスタートでしたが、周囲の期待に応えたいとワクワクしたのを覚えています。リノベーションは躯体を再利用するため、すべて自由に設計できません。約20年の経験をもつ施工管理スタッフにたくさんのことを教わりながら素材選びを追求し、納得のいく空間を完成させました。仕事は一人ではできない、そんなことを学んだ時間でもありました。

■夢が広がるモデルハウス
現在は、本社の横に計画中のモデルハウスの設計に挑戦しています。いわゆるハイエンド層向けの住宅で、ハウスメーカーや工務店には実現できない高レベルの構造体をめざしています。広い土間や吹き抜け……大きく夢が広がる空間を描きながら、すでにいいものができると確信しています。同時に、私自身もどんなモデルハウスに仕上がるのか、ドキドキしています。入社してから新築住宅、リノベーション、ハイエンド層向けモデルハウスと、部署の枠を超えて幅広く挑戦できる当社の環境には感謝しています。
(H.C.)

「(株)澤村(SAWAMURA)」の魅力

「上司や先輩が、若手の得意なことややりたいことを引き出し、それをあと押ししてくれる環境が自慢です。社員がお互いを高め合えるのって、素敵ですよね(H.C.さん)

企業研究のポイント

企業研究を始めるにあたり、まずは自己分析から取り組んでみてください。どんなときに楽しいと感じるか、夢中になるものは何か……これまでの人生を振り返っていただき、ご自身の強みや特徴を見いだしてください。そして仕事に対して、楽しみながら働きたいのか、能力を発揮したいのかを見極めることで、大切な軸が定められると思います。ただ、実際に企業や仕事を調べる際には、できるだけ視野を広く持ち、興味のない業界にもアンテナを張ってください。最初から絞り込んでしまうと、企業研究での軌道修正が難しくなります。

少しでも気になった企業があれば、積極的にインターンシップや説明会に参加してください。当社でも開催予定ですので、ワークショップや仕事体験を通して、先輩社員の生き生きとした表情、楽しく働く姿を間近で感じてください。入社6年目までの社員が運営するため、年の近い先輩のリアルな声を聞くこともできますよ!

また、当社の自慢は、社員の意見に耳を傾ける姿勢です。その姿勢は、インターンシップに参加した学生のみなさんにも変わりません。「こんなこと聞いてもいいのかな?」「恥ずかしいな」そんな思いは捨てて、遠慮なくなんでも聞いてください。みなさんに魅力を少しでもたくさん感じ取ってもらえたら、うれしいです!

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「インターンシップは多くの社員、学生と出会うチャンスです。実際に現場に訪れて、視野を広げてみてください。新しい発見が必ずありますよ」(人事担当者)

マイナビ編集部から

琵琶湖を臨む滋賀県高島市に密着した総合建設会社「(株)澤村(SAWAMURA)」。老舗ゼネコンのイメージのある同社だが、今回のインタビューを通して社員同士の活発なコミュニケーションを感じた。それは社歴や所属する部署など関係なく、誰もが自由に発言できる環境が整っているということ。風土として根付いているものでもあるが、自身の担当業務以外の取り組みの成果でもある。その一つが「SAWAMURAマルシェ」。各部門の若手社員が実行委員として集い、春と秋の年2回開催。すべて社内で企画運営を行うことで、若手の成長の場にもつながっている。ほかにも、バレーやテニス、野球、フットサル…とサークル活動がとても盛ん。そんな活動のおかげで、部署の垣根を超えたチームワークが形成されているのだ。

そんな環境の下、社員の意見を積極的に取り入れているのも同社の自慢。例えば若手社員が学生の頃に活用していたツールの導入を提案したり、転職者が前職での仕事の進め方を紹介したり、誰のどんな意見にも耳を傾け向き合ってくれるという。社員一人ひとりの経験が生かせる場所なのだと感じた。

ほかにも建設業はリモートワークに向かないと思われがちだが、同社はバーチャルオフィスを導入したり、社員にタブレットを貸与したりすることで、多様な働き方を実現している。今後はさらにライフステージに合わせた働き方ができるよう、環境の整備に注力すると話してくれた。

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年次や社歴、部署など関係なく、誰とでもコミュニケーションがとれ、誰にでも相談できる環境が整う。アットホームだけでないのが、同社の魅力だ。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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