最終更新日:2025/6/1

社会福祉法人 龍鳳

業種

  • 福祉サービス
  • サービス(その他)
  • 外食・レストラン

基本情報

本社
東京都

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

利用者さまとともに自分自身も成長していけることが大きなやりがいに!

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入職2、3年目の若手スタッフの仕事ぶりを紹介!

障がい者福祉に特化した、多彩な事業を展開している同法人。その第一線で活躍する先輩たちに、入職のきっかけから現在の仕事内容、やりがい、職場の魅力、今後の目標などを聞いてみました。

■瀬在 菜穂さん(写真左)
「たんぽぽ」生活支援員
2020年入職/環境創造学部環境創造学科卒

■近藤 伸哉さん(写真右)
「ライフパートナーこぶし」生活支援員
2021年入職/社会福祉学部社会福祉学科卒

知識ゼロからスタート!3年目でメイン担当を任されるまでに成長

学生時代は、環境について幅広く学んでいました。この世界に興味を持ったきっかけは、大学のゼミで紹介された「福祉職場のインターンシップ」に参加したこと。そこで初めて知的障がい者の方々と触れ合い、ピュアな心に胸を打たれたのです。私が施設を訪れた際、玄関先で出迎えてくれたり、握手を求めてきてくれたり、自分だったら初対面の相手にそんなことはできない、と思って驚きました。最終日にお別れする際にも、私の姿が見えなくなるまで手を振ってくれていたことが印象的でした。知識ゼロからの挑戦でしたが「知的障がい者をサポートする仕事に就きたい」と気持ちが固まりました。

就職先として当法人を選んだ理由は、「利用者もスタッフも成長できる場所」というスローガンにひかれたから。その言葉どおり、入職後は手厚い研修制度のもと、安心して仕事を覚えることができました。先輩とのペア制によるOJTは1年間で、疑問や不安を一つずつ潰しながら仕事を覚えていくことができました。「頑張りすぎないでね」と常に気にかけてくれるなど、メンタル面のサポートも万全。当法人を選んで本当によかった、と心から思いました。

「たんぽぽ」は、知的障がい者の方々に就労の場を提供する施設。アクセサリーや刺繍、ヘアゴムの制作から、公園や図書館の清掃、お菓子の箱折り、中古ゲーム機の清掃・動作確認までさまざまな作業を行っており、それをサポートするのが私の仕事です。一つのことに集中するのが得意な方には、テグスにビーズを通す作業をやってもらうなど、一人ひとりの特性に合わせて役割を分配。作業でつまずいている方がいたら手を差し伸べています。

やりがいを感じる瞬間は、利用者さまができなかったことができるようになったとき。不得意だった作業をこなせるようになったり、人の名前を呼ぶのが苦手だった方が呼べるようになったりと、変化が目に見えるカタチで表れるのがうれしいです。人とのコミュニケーションが苦手な方には意思表示を示すカードを用意。「トイレに行きたいときはこのカードを提示してくださいね」などとルールを決めることで、意思疎通がスムーズになりました。3年目を迎えてから、先輩のサブではなくメインで担当を任される機会が増えるなど、利用者さまと一緒に私も成長中。日々、大きな働きがいを感じています。
(瀬在さん)

先輩スタッフの横顔

知識ゼロで、この世界に飛び込んだ瀬在さん。3年目を迎えた今は、日中作業のメイン担当を任される機会が増えてきた。利用者さまと一緒に成長できるのが魅力の職場だ。

利用者さまに自主性を促し、自力で課題を乗り越えたときがうれしい瞬間!

中学時代の職場体験を通して、障がい者福祉に興味を持ちました。知的障がいを抱えた親戚がいたことも、この道へ進むことに決めた理由の一つです。当法人の存在を知ったきっかけは、「ライフパートナーこぶし」のSNSを見たこと。日中作業やイベントの写真がたくさんアップされており、利用者さまはもちろん、スタッフも楽しそうにしている様子に魅力を感じたのです。「自分もこの人たちと一緒に働きたい」と思い、入職することにしました。

私の職場である「ライフパートナーこぶし」は、20~70代までの30名の知的障がい者の方々が暮らしている施設。私たちスタッフは、食事やトイレ、入浴といった日々の生活支援を行うほか、日中作業のサポートや行事の企画・運営などに携わっています。生活支援員のミッションは、利用者さまの自立を支えること。できないことがあるとつい手を差し伸べたくなりますが、あえて見守ることも少なくありません。以前、洗濯物を畳むのが苦手だった方と一緒に、折り紙を使いながら練習を重ねました。そのかいあって、自分でタオルを畳むことができるようになったのです。利用者さまが自力で課題を乗り越えたときは、自分のことのようにうれしくなります。

私が大切にしているのは、利用者さまに強要しないこと。例えば日中作業の際「次はこれをやりましょう」とこちらから押しつけるのではなく、「次は何をしましょうか」と利用者さまに考えてもらうようにしています。ネガティブな表現を使わないことも、気を付けていることの一つ。同じことを伝えるのでも、「〇〇するのはダメですよ」と「〇〇したほうがよりいいですよ」とでは、受け取る側の印象が大きく異なります。

そういった心配りをしながらコミュニケーションを重ねるうちに、利用者さまとの距離が少しずつ縮まってきたと実感しています。新人時代はよそよそしかった方が、今では私の顔を見ると近くに来て、話しかけてくれるようになりました。自分の努力や工夫次第で、利用者さまとのいい関係を築いていけるのが、この仕事の面白さだと感じています。
(近藤さん)

先輩スタッフの横顔

大学での勉強やアルバイトで身に付けた知識とスキルを活かして活躍中の近藤さん。失敗を責めない風土が根付いているので、率先して新しいことにトライできる。

手厚いフォロー体制と現場の声を大切にしてくれる風土が魅力!

当法人は、人間関係の良さが自慢です。30~50代の先輩たちはフランクな人柄で、何でも遠慮なく質問できる雰囲気。わからないことを質問した際、説明してくれるだけでなく、後日役立つ資料を貸してくれた先輩もいました。また、私にとって利用者さまは“支援する相手”というよりも“仕事のパートナー”。忙しくて焦っていたら、「大丈夫?」「無理しないでね」と気遣ってくれる方も少なくありません。知識ゼロからでも頑張ってこられたのは、温かい職場だからこそです。

今の目標は、表計算ソフトlなどパソコンのスキルを高めていくこと。また、メイン担当を任された際は自分一人で抱え込むのではなく、周囲と上手に連携しながら物事をよりスムーズに進めていけるようになりたいです。キャリアアップに役立つ資格の取得も目標の一つ。実務経験を積んで受験資格を得られたら、社会福祉士の資格にチャレンジしたいと考えています。
(瀬在さん)

当法人の魅力は、利用者さまに最も近い現場の声を大切にしてくれるところです。スタッフにやりたいことを募るアンケートを実施し、いいアイデアや提案は即採用。アンケートの内容をもとに、5月には運動会が実施されました。また、積極的に挑戦して失敗しても、責められるようなことはありません。だからこそ、若手のうちから新しいことにチャレンジしやすいと感じています。1年目の11月、私は自ら手を挙げて、気分の浮き沈みがある利用者さまの通院をサポート。一人で無事にやり遂げることができ、少し自信がつきました。

2年目を迎えたこの春からは、日々の業務に加えてSNS担当を任されることになりました。「ライフパートナーこぶし」の魅力を、より多くの方々に届けていくことが直近の目標。かつての私のように、SNSから職場のいい雰囲気を感じ取って入職してくれる方が増えれば、これほどうれしいことはありません。
(近藤さん)

先輩スタッフの横顔

「利用者さまとスタッフの垣根がなく、働きやすい雰囲気の職場」と語る先輩たち。若手でも自分らしさを活かせるシーンが多いため、毎日楽しく働ける。

企業研究のポイント

企業研究では、その会社が何を大切にしているのかをしっかりチェックするようにしましょう。それが共感できるかということも、とても大切なことです。私も「利用者もスタッフも成長できる場所」というスローガンにひかれて当法人を選びました。実際に働き始めて、利用者さまと自分の成長を実感できる機会が多く、その選択は間違いではなかったと実感しています。また、学生時代の勉強と全く異なる分野だからといって、専門職への道を諦める必要はありません。知識ゼロからでも門戸を開いている企業について研究してみてください。当法人も福祉系学部以外の新卒メンバーが約3割。未経験でも、十分活躍のチャンスがあります。
(瀬在さん)

やりたい仕事が自分に向いているかどうかを判断するのは、なかなか難しいもの。ですから、興味がある仕事をアルバイトやインターンシップで経験してみることをおすすめします。また福祉系学部の方であれば、実習でタイプの異なる複数の施設に足を運ぶことで、適性を見極められるでしょう。企業研究を深める際は、職場の雰囲気に触れることも大事。福祉業界を目指すのであれば、スタッフの人柄や利用者さまの様子だけでなく、スタッフと利用者さまの関係性にも注目してください。当法人のように両者が楽しそうに過ごしている施設なら、きっと働きやすいと思います。(近藤さん)

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手厚い教育制度や抜群のワーク・ライフ・バランス、充実の福利厚生が魅力。利用者さまだけでなく、スタッフも笑顔で過ごせる環境が整っているので安心して長く働ける。

マイナビ編集部から

東京都練馬区・東久留米市・清瀬市に根差して、知的障がい者の方々を支援するさまざまな施設を運営している社会福祉法人龍鳳。生活を支え、就労の場を提供することで、知的障がい者とその家族の人生に貢献している。

同法人のスタッフの約3割は福祉系学部以外の出身者だという。教育制度が充実しているので、誰もが安心して一歩を踏み出せる環境がある。新人研修や先輩とペアで実施するOJTのほか、体系的にスキルを学べるコース別研修も用意されている。

新人が安心して働ける風土が根付いているのも特徴。スタッフ同士の距離が近く、面倒見のいい先輩がしっかりフォローしてくれる。また、働きやすい職場づくりにも注力。「やったる課」を立ち上げ、現場がアイデアを出し合って新しい挑戦を続けているという。さらに、若手に積極的にチャンスを与えていく同法人。今回の取材からも、早い段階で幅広い経験が積める職場だということがよくわかった。

人事担当の貝沼さんによると、求める人物像は「当たり前のことを当たり前にできる人」だという。挨拶をする、約束を守る、人に何かしてもらったらお礼を言う、間違ったことをしたら謝る、うそはつかないといった、人としての土台ができている人は周囲から信頼を得られやすい。思い当たる方は、ぜひ同法人の企業研究を深めてみよう。

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それぞれの施設では、20~30代の若手スタッフが多数活躍中。より良い職場づくりを目指して、多彩なプロジェクトが進められており、誰もが施設運営に深く関われる。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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