最終更新日:2025/6/1

(株)東城

業種

  • 建設
  • 建築設計
  • 住宅
  • 住宅(リフォーム)

基本情報

本社
富山県

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

よりスマートで質の高い業務の追求、多様な働き方実現のため、変わり続ける建設企業!

  • 土木・建築系学部 専攻の先輩

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実際の仕事、やりがい、働き方…今の建設業界のリアルとは?

地域の総合建設企業として、確かな技術と一貫体制で信頼を獲得している(株)東城。施工管理と地質調査、それぞれの立場で事業の根幹を支える技術者たちの本音トークを通して、理想の働き方を探りました。

(写真左から)
飯田 貴希さん/土木部 土木課
工学部卒/2013年入社

土井 結衣さん/土木部 地質調査課
土木科卒/2018年入社

【施工管理技術職】様々な案件で経験値を高め、資格取得にも挑戦しながら技術者として成長!

道路、河川、橋梁、トンネル、上下水道など、インフラ整備に関わる様々な土木工事の案件をマネジメントするのが私の仕事。施工計画の立案をはじめ、現場の調査、協力会社との連携、予算管理、工程管理、安全管理などをトータルに手掛け、プロジェクトを円滑に進めます。

入社当初は先輩が担当する現場に同行し、施工方法や作業の進め方を実地で学びながら、徐々に予算管理や協力会社への発注などマネジメント業務も覚えていきました。3年目頃から補修といった小さな工事を担当するようになり、様々な案件に携わりながら経験値を高め、5~6年目以降はコンクリート擁壁工事など、規模も予算も大きな案件の現場管理を任されています。

規模が大きいほど工事の難易度も高くなるため、完遂した時の達成感は、より格別です。また、施工内容や手法によって、最新の技術や仕事の進め方を学べるのも魅力。近年、土木の世界ではICT重機を活用した工事が主流で、3D設計データを重機に取り込み施工に必要な動きを自動で調整し、作業効率と精度を高めています。県の土木工事で初めて経験した時は、図面や重機オペレーションなど様々な企業の担当者と連携し、情報収集しながら学びました。これからの現場管理者にとって不可欠な知識や進行管理のノウハウを若手のうちから現場で身に付けることができ、良い経験をさせてもらえたと思います。

当社では、計画的に資格取得しながらキャリアアップが可能。本人の目標や希望を定期的にヒアリングして、技術者としての成長につながる資格取得を促し、費用のサポートもしてくれます。私自身も、現場管理に不可欠な2級・1級土木施工管理技士はもちろん、地すべり防止工事士、コンクリート診断士という難関資格に挑戦し合格。これにより、法面工事、橋や橋脚といったコンクリート建造物の補修・リニューアル工事など、より大きな案件に携われるようになりました。

私は大学で土木を専攻していたので、基礎知識を資格取得や現場での測量作業に生かせることもあります。ただ、業務に必要な専門知識・スキルは、入社後に身に付けました。学部学科問わず、誰もが仕事を通して専門性を養い、成長できる環境だと実感しています。(飯田さん)

それぞれのワークスタイル・東城らしさ

「丁寧に早く」がモットー。例えば書類作成の場合、誰が見てもわかりやすい書式・表現を工夫。かつ、できるだけ早く完成させ、チェックに余裕を持たせます。(飯田さん)

【地質調査技士】出社とリモートを臨機応変に使い分け、育児とキャリアを無理なく両立!

入社以来、土木建設工事における地質調査に携わり、キャリアを積んできました。建設現場の地盤調査、土質や岩石の密度などの試験、道路の締固め度や構造物に対する地盤支持力を確認する施工管理試験のほか、多様な調査・分析に携わっています。

最初の2年ほどは現場での調査・試験を経験。コンクリートやアスファルトによる舗装前の路体盛土、粉砕地盤の強度試験、大型の試験器を用いた平板載荷試験などを通して、専門知識・スキルを身に付けました。自社で工事を手掛ける現場だけではなく、ほかの土木建設事業者さまから受注する案件が多く、宅地造成地、駐車場建設、河川や砂防工事など、様々な現場に出向いて経験が積めるのが楽しかったです。現在は、現場で測定した数値の詳細な分析や採取した土や砂の土質試験、調査結果の報告書作成などを主に行っています。

私たちの仕事は全体のうちのごく一部ですが、工事の安全性、建築物の耐久性を確保するための重要な役割を担っています。自分が関わった公共事業や身近なエリアの工事が完了した後、現場近くを通ってその様子を確認すると、達成感とやりがいを感じます。仕事で気を付けているのは、わかりやすい報告書づくりです。参考資料を添付したり、見やすいようファイルにまとめたり、付加価値をつけて期待以上の仕事になるように努めています。それがお客さまの満足と信頼を生み、次も当社を選択していただくことにつながればと思っています。

一方で、私自身、そして会社にも大きな変化がありました。私が結婚・出産し育休から復帰するタイミングで、在宅ワークの体制が整ったのです。Wi-Fi機器の貸し出し、ネットワーク経由でのファイル共有などを通し、オフィスとつながりながら自宅で不自由なく仕事ができる環境を整えてもらいました。そのため、子育てしながら無理なく仕事に復帰できましたし、子どもが赤ちゃんだった頃はもちろん、急に熱を出した時や、保育園に行けず自宅で過ごさなければならない時など、今も必要な時には臨機応変に活用しています。利用する社員も多く、例えば、「子どものお迎えがあるから、今日は午後から在宅で」など、状況に合わせて活用するケースが増えています。また、残業時間が分単位で管理されるため、日々の頑張りが積み重なって残業手当として返ってくるのも嬉しいですね。(土井さん)

それぞれのワークスタイル・東城らしさ

仕事を楽しむことが、良い結果を生むと思っています。ですから、業務で関わる様々な人とのコミュニケーションを楽しみ、学びや成長につなげています。(土井さん)

【社員が実感する会社の魅力】働きやすさを実現する制度、キャリアデザイン支援につながる風通しの良さ!

最近、若手社員が増えている当社では、早い時期から現場を任せ、経験を通して成長を促す育成方針を取っています。早く仕事を覚えてキャリアアップを目指す人にとっては、活躍しがいのある環境なのではないでしょうか?私自身も、入社8カ月ほどで小さな案件の現場代理人を務め、現場で一つひとつ丁寧に教えてもらいながらスキルアップしてきました。ベテラン技術者の先輩たちとも話がしやすく、相談や質問も気兼ねなくできたことが早い成長につながったと感じています。

土木建設の仕事というと、私は大変なイメージを持っていました。でも今は業界全体で働き方改革が進んでいますし、当社も完全週休二日制の導入、残業削減などに積極的に取り組み、スマートな職場環境を実現しています。

この仕事の醍醐味は、自然を相手に道路や橋など大規模な構造物を生み出すこと。ゆとりある環境で自身のキャリアとじっくり向き合って専門性を身に付け、スケールの大きな仕事に携わっていけることこそが、当社の魅力です!(飯田さん)


リモートワークだけではなく、完全週休二日制、フレックスタイム制など、ゆとりある働き方を実現できる制度が充実しているのが当社の魅力です。結婚して子どもができた今の方が、仕事とプライベートのバランスが取れているように感じています。今後、子どもが小学生になったら、夏休みや冬休みの期間にフレックスタイム制も利用する予定です。

キャリアの面でも、上司との定期的な面談、日頃のコミュニケーションを通して、相談しやすい環境。会社全体がフレンドリーな雰囲気で、役職のある上司とも話しやすい空気なんです。長期的な視野でのキャリアデザイン、働き方など、なんでも気軽に相談しています。

私の今後の目標は、より広い領域の知識を身に付け、お客さまに求められること以上の働きができる地質調査技士になること。土木建設にまつわる様々な資格取得にも力を入れ、総合的な判断ができるようになりたいです。これまでに、住宅地盤技術者認定資格を取得しましたが、昨年に1級土木施工管理技士の一次試験にも合格しました。引き続き勉強を続け、スキルアップを目指します!(土井さん)

それぞれのワークスタイル・東城らしさ

社員の多様な働き方をサポートする体制づくりを強化。無理なく仕事と家庭を両立し、楽しみながらキャリアアップを目指す若手が増えています。

企業研究のポイント

本当に自分に合った会社を見つけるには、幅広い企業を見比べながら、妥協せず粘り強く探し続けることだと思います。そこで大切にしてほしいのが、いろいろな人の意見を聞くことです。特に、経験豊かな社会人のアドバイスは貴重。周囲の友人だけではなく、親御さんをはじめ、身近な大人たちに相談してみることをおすすめします。逆に、会社見学やインターンシップなど企業とコンタクトする機会には、若手や中堅の社員から意見を聞いてみましょう。現場で活躍している人たちなら、仕事内容や職場環境について本音で語ってくれると思います。(飯田さん)

私の経験ですが、何社か会社見学をする中で、入社したいと思う企業が見つかりました。でも最後に東城を見学し、その和気あいあいとした雰囲気に魅力を感じ、気持ちが変わったんです。専務との面談で「あなたがやりたいことをやればいい」と言っていただき、社員一人ひとりに寄り添う姿勢に強く惹かれたことも、入社の決め手になりました。もし当社を見学していなければ、違う会社を選んでいたと思います。少しでも気になる企業があれば、ぜひ会社見学やインターンシップに参加することをおすすめします。現場を自分の目で見て、その企業の人と直接話すことで、感じることやわかることがあるはずです。(土井さん)

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和気あいあいとした温かい社風が魅力の東城では、個性溢れる若手社員が多く活躍する。互いに切磋琢磨しながら、技術やスキルを高め合う。

マイナビ編集部から

1953年の設立以来、地域のゼネコンとして70年以上にわたり存在感を示してきた東城。道路工事、砂防・護岸工事、橋梁・トンネル補修工事など大規模な公共工事から一般住宅建築まで、幅広い案件で実績を重ね成長を続けてきた。地質や土質の調査から測量・設計、施工・補修までを一貫体制で行える企業規模、体制、技術者たちの高いスキルが強みだ。

最近は、働く環境の整備、業務の変革にも力を入れ、建設業界の改革に向けて果敢に挑戦している。その一つが、ICT技術を活用した工事への対応。富山県内でも早くから取り組んでいる。

今回取材した飯田さんは、最前線で土木工事の施工管理者として、一歩ずつ知識を身に付けながら成長してきたが、プロフェッショナルに活躍できる同社の強みと醍醐味がうかがえた。また、地質調査技士の土井さんは、育休復帰後の働き方について、社内環境や制度の充実ぶりをご自身のリアルな経験を重ねて語ってくれた。社員のための温かい社風が根付いている様子が伝わってきた。自分らしくのびのびと働き、スキルアップしている同社の技術者たちの姿を通し、変革期を迎えている建設業界に希望と可能性を感じた。

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ICT技術を活用した大規模工事への対応、社員のワークライフバランスを保つ社内環境・制度の充実など、時代の変化にフレキシブルに対応して変革を続けている。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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