最終更新日:2025/6/1

(株)GSI

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基本情報

本社
北海道、東京都

取材情報

先輩達の”キャリアアップ”

手厚い教育制度や公平な評価制度のもと、3年でプロジェクトリーダー、7年で課長に

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IT知識ゼロからスピーディにキャリアアップ!

独自の育成ノウハウを強みに、多くのプログラミング未経験者を“ITのプロ”へと育ててきた同社。知識ゼロで入社し、スピーディにキャリアアップしてきた先輩の、これまでの仕事ぶりを紹介します。

★ソリューション部 課長
 古賀 貴文さん
(2017年入社)

入社の決め手は知識ゼロからの挑戦を応援してくれたから!4カ月の新人研修も魅力

もともとの専攻分野はITや情報系ではなく美容系だったので、IT用語の知識やプログラミングのスキルがない状況でした。ですが、趣味としてパソコンをいじったりすることが好きだったことから、IT業界に強く興味を惹かれました。情報化が進む現代社会において将来性の高い仕事にチャレンジしたいという気持ちと、なにより「プログラマーという響きがかっこいい」と思ったことも、この業界の企業研究を進めるきっかけになりましたね。

数多く存在するIT企業の中から当社に注目したポイントは、知識ゼロからの挑戦を応援してくれる企業だったからです。4カ月間に及ぶ技術研修が用意されており、プログラミングの経験が全くない私でも安心して新たなキャリアをスタートできそうだと思い、入社することにしました。

技術研修では、まず「プログラミングとは」「HTMLとは」というような基礎的なカリキュラムからスタートし、ITの基礎知識を一つずつ丁寧にインプットする時間が設けられました。その後、実際に手を動かしながらプログラミングを行う課題に発展し、課題提出後に講師からフィードバックを受けて修正していく流れは、実戦さながらのスタイルでした。研修の後半では、模擬開発にもチャレンジするため、多くの学びを通して入社前の不安が安心に、そして自信へと変わっていきました。

当社の技術研修の特徴は、全て自社完結で実施されているところです。講師は先輩社員なので、わからないことがあった際は気軽に質問ができるので助かりましたね。また、研修期間内での資格取得を推奨しているのもポイントです。基礎的なIT資格の一つである、「Java Silver」を取得する研修社員も少なくありません。さらには、社内制度により、合格すれば報奨金がもらえるので、研修社員のみならず、全社員が高いモチベーションで学習に取り組んでいます。
4カ月間の技術研修は年々ブラッシュアップされており、現在は私が受講した時よりもさらにカリキュラムが充実しています。十分な時間をかけて学んでいけるので、元々ITの知識がなくても問題なく業務をこなせるような知識と技術が身につきました。

GSIの魅力を紹介!

頑張りが評価にダイレクトにつながる社風。古賀さんはまったくのゼロからのスタートだったが、3年目にプロジェクトリーダーを担当し、現在は課長に昇格し、活躍している。

自ら手を挙げて難易度の高い仕事にチャレンジ!頑張りが認められて、3年目で昇格

技術研修後、一番初めに配属されたのは食品会社の在庫管理システムを手掛けるプロジェクトでした。その中でも私が任されたのは、先輩たちがつくったシステムが想定どおりに動作するかチェックするテスト業務です。また、同時にシステムの使い方をまとめたお客さま向けマニュアルの作成にも携わりました。
このプロジェクトで使用したプログラミング言語は、技術研修で学んだ言語とは違う言語であったため、最初は戸惑いましたが、研修の知識を要所で活かしながら疑問点を解消していきました。研修期間を通して、問題解決力も身につけることができたため、発生した問題に対しても柔軟に対応することができたと感じます。

以降は、金融系のプロジェクトを担当することが多くなりました。実際にシステムを利用するユーザー企業はそれぞれ異なるのですが、ローンやクレジットカードの申し込みを受け付けるWeb画面や、審査結果を管理するシステムなどの開発を担当しています。

スキルアップを図るために心掛けていたことは、自ら積極的に手を挙げて新しいことにチャレンジする姿勢で、あえて難易度の高い業務を率先して担当するようにしていました。知識やスキルが足りず失敗することはありましたが、失敗から多くの学びを得ることで、スピーディに成長できたと思っています。
また、先輩たちの存在も成長に欠かせない要素でした。ある時、自分の未熟さが原因で納品が大幅に遅れそうになった時に、先輩たちが途中からサポートに入ってくれたおかげで、遅れた分を挽回することができました。その後、要因を一緒に分析し、次回に活かせるようアドバイスをいただきました。

積極的にトライ&エラーを繰り返した結果、入社3年目でプロジェクトリーダーを担当しました。お客さまと直接やりとりするのは東京拠点の開発チームですが、私は福岡拠点のプロジェクトメンバーへの仕事の割り振りや進捗管理などを任されました。
入社4年目からは、お客さまと東京拠点との打ち合わせにWebで参加し、システムにどのような機能を持たせるかなどを決める要件定義にも携わるようになりました。印象に残っているのは、プロジェクトリーダーとして関わったシステムが高く評価されて、お客さま先で表彰されたこと。マネジメントに携わり始めたばかりの頃だったので、大きな自信と達成感を得ることができた印象深い出来事でしたね。

GSIの魅力を紹介!

独自カリキュラムで実施される4カ月の新人研修が魅力。講師も自社の先輩社員なので、疑問点などを紐解きやすい環境が整っている。研修の最後には、模擬開発も経験できる。

この春からは課長として一段上のステージへ!今後は会社の利益に貢献していきたい

金融系プロジェクトの面白さは、暮らしの身近なところで活躍するものをつくれることです。誰もが知っているクレジットカード会社などのシステムに携われるので、やりがいは十分です。開発業務の性質上、スマホやPCで自分たちが手掛けたサービスやシステムを見られるのも魅力的ですね。直近の例を挙げると、成人年齢が引き下げられた法改正に関連し、申込画面や内部処理なども連動させる対応を実施しました。日々、自分たちの取り組みと社会が連動していることを強く実感できることがこの仕事の醍醐味です。

私のキャリアパスからもわかるように、当社ではIT未経験者や専攻分野が異なる人であっても、スピーディにキャリアアップしていくことができます。しかも、たとえ難易度の高い業務であっても先輩たちが手厚く、しっかりフォローしてくれるので安心して業務に取り組め、私自身も失敗を恐れることなく新しいことに積極的にチャレンジすることが出来ました。

私がプロジェクトリーダーとして心掛けていることは、メンバーたちに実力よりも少し高いレベルの案件を任せることです。私がそうだったように、失敗を次に生かして自分をバージョンアップさせていくことで、スピーディに成長していくことができると思っています。マネジメントに携わるようになってうれしかったのは、「メンバーたちが古賀さんの下でもっと学びたいと言ってましたよ」と上司から聞かされたときでした。「自分がやってきたことは間違いではなかったんだ」と思い、非常にうれしい気持ちになりましたね。

この春に課長に昇格し、現在は12名以上の部下が所属する課を任されています。「メンバーのため」を考えて働いていたプロジェクトリーダー時代と違い、今は「会社のため」を強く意識し、課長を任されてから、一段高い目線で物事を捉えられるようになったと感じています。今後の展望としては、与えられた目標をしっかりクリアしていくことです。私たちの仕事は客先常駐が基本となりますが、プロジェクトメンバーの体制をより一層強化できるよう質のいい仕事を心掛け、会社の利益に貢献していきたいです。また、今後は中堅社員の育成にも注力し、自分の手で多くの次世代リーダーを育て上げたいと思っています。

GSIの魅力を紹介!

年間休日128日以上、残業月平均14.3時間と、ワーク・ライフ・バランスを保ちやすい環境。住宅手当が用意されており、産休・育休の取得実績もある。

企業研究のポイント

大切なのは自分が知っている範囲の中だけで、業界や仕事を選ぼうとせず、まずは広い視野を持つよう心掛け、いろいろな情報を集めていきましょう。次に、その中から興味が持てそうな業界や仕事をピックアップし、それぞれを深掘りしたらいいと思います。

今は、インターネットで簡単に情報を集めることができる時代ですが、インターネットの情報だけに頼ると、どうしても発信者の主観が入ってしまったり、実際の空気感を掴み辛い部分もあるかと思います。より深く企業研究を進めるうえでは、間接的な情報のみで判断せず、実際に自分の目で確かめることが大切です。時間が許す限り、実際に会社を訪問して社員たちと接し、よりリアルな情報を集めることを心掛けてください。

会社を訪れる際は、若手社員の人柄に注目してみることをおすすめします。歳が近い社員は、皆さんの将来像の参考になります。その人たちの立ち居振る舞いや表情を観察して、自分の将来像をイメージできるかどうか考えてみるといいと思います。

また、高いモチベーションで働きつづけるためにも、頑張りをしっかり評価してくれる会社なのか、失敗してしまった際に上司や先輩がどう対応してくれるのかも確認しておきたいところです。公平な評価制度があり、失敗を成長につなげるサポート体制が整っている会社なら、きっと若手のうちから活躍できるでしょう。

〈人事部/上別縄 貴子さん〉

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活躍のフィールドは札幌から福岡まで、全国5拠点。会社都合での拠点を跨ぐ異動はいっさい行っておらず、転居を伴う転勤がないため、ライフプランを立てやすいのが特徴だ。

マイナビ編集部から

2004年に北海道で誕生し、Web系やモバイル系の各種システム・アプリ開発を得意領域としてきた同社。2005年には東京に進出し、その後も福岡・大阪・仙台と着実に拠点を拡大してきた。設立から右肩上がりの成長を続けており、2020年には社員数が400名を突破。まだまだ高い将来性が期待できる、注目のIT企業だといえるだろう。

同社の大きな特徴は、経営陣の多くがエンジニア出身だということ。現場目線を大切にした経営を実践することで、高水準の社員定着率を実現している。中でも、社員ファーストの姿勢がよく表れているのが手厚い教育制度だ。「人の成長に、すべてを。 」という理念からもわかるように、人材育成に並々ならぬ力を注いでいる。

自社で開催する、独自カリキュラムの新人研修は約4カ月間。資格取得の報奨金制度もあり、研修期間中に資格を取得する社員が少なくない。昨年には、階層別研修もブラッシュアップしたという。また、年功序列ではなく、頑張りや実績を公平に評価しているのも特徴。後進をマネジメントするだけでなく、スペシャリストとして活躍できるキャリアパスも用意されている。入社7年目で課長に抜擢された古賀さんのキャリアアップの軌跡からも、IT知識ゼロからの挑戦がハンデにならず、自分次第でいくらでもチャンスを掴める会社だということがよくわかった。

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新卒社員の半数以上が文系出身。手厚い教育体制が整っているので、知識ゼロからでも安心だ。プログラミング未経験者の気持ちをよく理解している先輩たちの存在も心強い。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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