最終更新日:2026/5/14

伸興電線(株)

  • 正社員

業種

  • 非鉄金属
  • 化学
  • 機械

基本情報

本社
香川県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

多種多様なケーブルを製造する電線メーカーとして事業を拡大中!

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香川県から全国各地へ。通信インフラを支えるモノづくり

試行錯誤を重ね、モノづくりと向き合う鶴身さん。スポーツで磨いた力で営業に汗を流す瀧さん。ケーブル導体の内製化に意欲を燃やす高松さん。第一線で活躍する3人に仕事のやりがいや会社の魅力などを伺いました。

■品質保証部 技術課
鶴身 利一さん(写真右)
2017年入社/電気情報工学科卒業

■市販営業部
瀧 三千宏さん(写真左)
2021年入社/スポーツ教育学科卒業

■製造部 製造課 製造1係 伸線班
高松 翼さん(写真中)
2016年中途入社/社会福祉学科卒業

試作から完成まで手掛けるおもしろみ。経験を重ねることで成長できる【品質保証部/鶴身さん】

実家の近くにある当社のことは以前から知っていて、電線やケーブルに関する事業を展開する当社なら、学校で習得した電気の知識が活かせると思い、入社を決めました。地元・香川県で働きたいという考えもあり、見学会でOBの先輩方から直接話を聞く中で、転勤なく働き続けられると感じたことも入社の決め手の1つでしたね。品質保証部の技術課では、新製品の設計・開発や既存製品の改良、お客様からのお問い合わせ対応などが主な仕事。お客様が求める性能水準を満たしつつ、コスト削減につながる改良を行う一方で、製品の用途や仕様に関するお問い合わせにも迅速に対応する必要があり、専門的な知識が求められます。電線メーカーとして数多くの製品ラインナップを持つのも当社の特徴であり、着実にお客様のニーズに応えられる技術を備えているのが大きな強みです。

技術課の業務では基本的に何度も試作を重ね、満足できる評価を得るまでトライ&エラーを繰り返します。製品化までのプロセスは長くて2~3カ月。すぐには上手くいかないこともありますが、改良に改良を重ね、何とか製品化まで漕ぎつけたときは嬉しいですね。試作を繰り返す中で導き出した自身のアイデアがコスト削減につながるとして課内で採用されたこともあり、試作段階で保留にされていた案件を引き継ぎ、自分なりに問題点を克服したこともありました。答えが出るまで妥協することなく、粘り強く試作を続けることは大変ですが、努力が報われた瞬間に感じられる喜びは大きなやりがいとなっています。

材料メーカーから提案された新素材を使用する機会も多く、いろいろな経験を重ねながら技術や知識を磨けるのも当社の魅力です。試行錯誤する中、上手くいかなかった原因がわかるのも嬉しいこと。まだまだ勉強途中の私にとって、やり方次第で新しい理論や材料の知識をどんどん吸収できる環境は非常にありがたいです。「これはこういうことだったのか」と点と点が線でつながり、理解が深まる瞬間にも自身の成長を感じています。先輩や上司のレベルに少しでも早く追いつき、電線のプロフェッショナルとしてお客様から信頼される存在になることが今の私の目標です。そのためにも、いろいろな案件に挑戦し、製品や素材、設備などの知識を増やしてアイデアを発信しながら、お客様の潜在的なニーズにも応えられる新しいモノづくりができるようになりたいと思っています。

ここも会社の魅力

「入社前、電線メーカーというと堅いイメージがありましたが、いい意味でギャップを感じています。入社してみると、先輩も上司もいい人ばかりでした」と鶴身さん。

若手の成長を喜んでくれる職場が自慢。自分流の営業スタイルを築きたい【市販営業部/瀧さん】

学生時代はスポーツに打ち込みたいと県外に出ていましたが、家族や友人の近くで働きたいと思い、地元に根差した企業を探していました。当社は香川県に本社を構えつつも、全国に取引先を持つ電線メーカーだということや、リーダーシップあふれる尾崎社長の人柄に惹かれたことが決め手となり入社を決意しました。お客様から各種ケーブルの注文を受けるのが営業の主な役割で、当社では新規開拓よりもルート営業の方を行うことが多いです。取引先の多くは電線問屋であり、ケーブルの卸売を手掛けるお客様が中心です。オフィスビル1棟を建設するにも多くのケーブルが使用され、案件の進捗状況により数量が増減することもあるため、お客様と密にコミュニケーションを図りながら確認し合うのも大切なこと。会社の顔としてお客様と接しているという責任感やプライドを持ちながら仕事に臨んでいます。

仕事の中で嬉しかった出来事は、「お客様が瀧君の成長を褒めていたよ」と上司から教えていただき、さらには上司が「僕も嬉しいよ」と一緒に喜んでいただけたこと。若手の成長を後押ししてくれる上司がいるからこそ、頑張ろうと思えるのも当社の魅力です。やりがいを感じる瞬間は、規模の大きな案件を受注できたときです。自ら積極的に案件がないかお客様にヒアリングし、新規の受注につなげられるのも嬉しいですが、自分の頑張りが売上という数字に表れたときの達成感は非常に大きなものです。案件の規模が大きいほど物件の完成には年数を要するため、長期間、お客様の要望に沿って商品をお届けし続けることは大変ですが、その分だけ社会に貢献しているのだという実感も強く感じられます。

商談相手の方との年齢が離れていることも多く、最初は手探りで進めていましたが、少しずつ関係性を築けるようになったことで自身の成長を感じています。これからの目標は、今以上に営業スキルやテクニックを学び、最前線で活躍する営業マンになることです。お客様と会話を膨らませながら、より良い関係性を築けるようになれたらと思っています。現在は、先輩方の営業スタイルから多くを学び、吸収できるよう励んでいるところです。営業である以上、自ら積極的にアプローチをしていくことが大切だと感じているので、尾崎社長をはじめ、先輩や上司に刺激を受けながら日々精進していくつもりです。

ここも会社の魅力

「社長との距離も近く、先輩や上司とも話しやすい雰囲気。アットホームな社風で、何かあると手を差し伸べてくれます。拠点や部門を超えた交流も盛んです」と瀧さん。

新しいものづくりに向き合い、失敗を恐れず挑戦し続ける楽しさを実感中!【製造部/高松さん】

転職を志したきっかけは、前職で取得した天井クレーンやフォークリフトなどの資格を活かしたいと考えたことでした。入社後は外部電界の影響からケーブルを保護するための編組工程を経験した後、伸線班に異動。以来、電線導体の製造に携わっています。伸線工程はケーブル製造における最初の工程で、直径8ミリの銅線を伸線ダイスと呼ばれる円筒形の金型に通して細長く引き伸ばしたものが電線導体となります。金型の穴径を少しずつ小さいものに変える作業を繰り返すことで段階的に細さを調整。最終的なサイズは用途・目的に応じて異なりますが、最も細いものだと直径0.12ミリになります。ただ細くすればいいというものではなく、ミクロンレベルの微小な調整が求められるため、機械や金型の状態を細かくチェックしながら安定した品質の維持に努めています。

2023年に班長に昇格してからは、若手の指導・育成や部課長を交えた定例会議への参加など、プラスαの役割も増えました。今、特に力を注いでいるのが「内製化チャレンジ」。当社では通信用ケーブルや消防用ケーブルなど約3,000品目を取り扱っていますが、その中には特殊な伸線加工を施した導体を必要とする製品があり、この導体の供給を外部業者に依存してきました。材料供給を他社に依存する分、製品を製造する量やスピードを自社で完全にコントロールできないため、特殊な伸線加工を自社で行う取り組みがスタートし、その中心となるのが、電線導体の製造を担う私たち伸線班です。最前線に立ちつつ、後輩たちの成長を後押ししてチームの技術力を底上げしたり、各班のリーダーと連携して工程間の流れを円滑にしたりすることも班長の役目。伸線班の役割は増えましたが、当社の積極的な設備投資のおかげで全体的な業務効率は上がり、現場の負担はむしろ軽減。社員全員が新しいものづくりへのチャレンジを心から楽しんでいます。

また、内製化が活発になるのと同時期に新入社員が加わったことも、私にとっては非常に良い刺激でした。率先して若手の指導に当たる班のメンバーや、先輩たちの教えに耳を傾け「やってみます!」と意気込む新入社員を見て、心強く感じると共に、前向きにチャレンジする楽しさと大切さを再確認。若手社員の独り立ちを見届けると、自分のことのように嬉しくなりますね。今後もそんな仲間たちと、さらなる技術力の向上に寄与できればと考えています。

ここも会社の魅力

「年間休日はカレンダー通りで有休も取りやすく、ワークライフバランスは抜群。私自身は家族と過ごすことが多いですが、自分の趣味を楽しむ同僚も多いですね」と高松さん。

学生の方へメッセージ

企業研究では、「自分と企業の相性」や「自分が何をやりがいにしているのか」などを考えることからスタートしてみてはいかがでしょうか。私自身の経験談を申し上げますと、大学時代は学業に打ち込んできたという経緯から、その自分の頑張りを中心に企業へアピールを行いました。ですが、当時を振り返ってみると、どの企業に対しても学業での実績を強調してしまったのは上手いやり方ではなく、相手企業に合わせて強調する要素を変えることが重要だったと今になっては思います。企業が求める社員像をイメージし、それに対して自分がどのような能力を持っていて、企業にどのような貢献ができるのかを考えてみるなど、自己分析を重視してほしいと思います。

また、一般的に有名な企業、待遇や条件のいい企業などを中心に企業研究を進めがちだと思いますが、どんな企業に入ったとしても、困難や辛いことにぶつかることがあると思います。それらを乗り越えるためには、仕事のやりがいが重要だと考えています。繁忙期やトラブル対応の際には仕事に追われる日々を過ごした経験もありますが、やりがいがある仕事だったからこそ苦しい時期を乗り越えられたように感じます。周囲の人の体験談を参考にするのも大切だと思いますが、最終的には自分自身が何をしたいのか、何をやりがいにしているのかを考えた上で企業研究を進めていくと後悔が少ないと思います。

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「待遇や条件だけで選ぶと、仕事のやりがいが見出せず、困難を乗り越えられないこともあるでしょう。まずは、自己分析を進めてください」と社長室の尾崎さん。

マイナビ編集部から

大手通信企業や電力会社をはじめ、全国の電設資材卸売業者に向けて同軸ケーブルやLANケーブル、計装用ケーブルなど、多種多様な製品を提供する伸興電線(株)。設計から製造まで一貫体制を持つ高度な技術力が評価される同社では、近年、環境に配慮したエコケーブルを提供しており、売上拡大に向けた新製品の設計・開発を進めているところだ。

取材では、全国の業者との取引を通じて得られた利益が地元・香川県に還元され、地域社会の発展に貢献できることが誇りだと話す先輩たちに仕事のやりがいや会社の魅力を教えていただいた。印象に残ったのは、全員が口を揃える働きやすい職場環境だ。明るく和気あいあいとした和やかなムードが漂う職場には、面倒見の良い先輩や上司が多く働いており、わからないことがあればすぐに聞ける雰囲気がある。さらに、産休育休制度では取得実績を有しており、年間休日は125日。有休も取りやすく、残業は月平均10~20時間と少ないため、プライベートの時間をじっくり持つこともできる。「私も休日は家族とともに登山を楽しむなど、自然の中でのレクリエーションを楽しんでいます。一方、自己研鑽のための時間を持つことも可能。次世代の幹部候補育成に注力する社内では、外部講師を招いたリーダー研修も実施しています」と社長室の尾崎さん。国内有数の電線メーカーで社会インフラを支えるやりがいを感じられる会社だ。

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部門を超えて助け合える社風はもちろん、自分らしく働ける職場環境も同社の魅力。仕事のやりがいも働きやすさも手にしながら自分らしい人生設計を描ける会社に違いない。

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