企業研究では、企業や法人の規模を考慮に入れる人は少なくないと思いますが、「自分が求める環境がそこにあるのか」という点を重要視して進めてみましょう。
私自身、過去10年ほど大きな病院で働いていた経験がありますが、先端医療に関われるなどの魅力がある一方で、「組織の歯車の一つなのだな」と感じさせられる場面は少なからずありました。出世レースをやりがいにできる人は大規模な組織に身を置くのも楽しいと思いますが、自分は権力争いにも興味がないことを自覚しました。
当法人は350名ほどの組織ですが、このくらいの規模の場合、一人ひとりに与えられる裁量がかなり大きくなります。そこで自分の力を発揮して成果を出せば、年次に関係なくチャンスも回ってきやすいです。実際に25歳で施設の管理者を担っている職員もいますし、実力ある若手には新規事業などもどんどん任せていく考えです。
当法人は30年以上の歴史がありつつ、これから第二創業期に入ろうという状況にあるので、安定した基盤の下で、ベンチャー企業やスタートアップ企業のような醍醐味も味わえると思います。「安定」と「挑戦」は相反する要素のように見えますが、両方の側面を持った企業や法人もあることをまずは知っていただけたら嬉しいですね。
(胡谷さん)